六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されている、マリー・アントワネット展を楽しんできました。

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2016/10/25~2017/2/26まで、六本木ヒルズの森アールセンターギャラリーで開催されている、マリー・アントワネット展に行ってきました。

紅茶とあまり関係ないから記事にするのはどうしようかと迷いましたが、マリー・アントワネットは紅茶ともティーウェアとも関係が深いこともありますし、

マリー・アントワネット展とのコラボのランチでも紅茶を楽しんだし、家に帰ってからは、マリー・アントワネット展にちなんだティータイムも楽しみましたので、ご紹介させていただきます。

ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションのマリー・アントワネット展コラボのスペシャルデザート付のランチ

マリー・アントワネット展とのコラボ企画のチラシ
マリー・アントワネット展とのコラボ企画のチラシ

六本木ヒルズで展覧会があるときは、レストランとのコラボ企画がよくあります。

今回のマリー・アントワネット展でもいろいろなレストランがコラボメニューを出しています。

私はお友達とラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションのマリー・アントワネット展コラボのスペシャルデザート付のランチを楽しんできました。

 

赤と黒の内装がステキなラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション
赤と黒の内装がステキなラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション
マリー・アントワネットを意識しているかも!と思わせるようなリンゴのオブジェがカウンターに飾ってありました。
マリー・アントワネットを意識しているかも!と思わせるようなリンゴのオブジェがカウンターに飾ってありました。
カウンターでランチを楽しみました。
カウンターでランチを楽しみました。
とろけるキノアのフリット スパイシーなソースで
とろけるキノアのフリット スパイシーなソースで
ズワイガニをユリ根のエスプーマで覆って スペイン産オリーブオイルと共に
ズワイガニをユリ根のエスプーマで覆って スペイン産オリーブオイルと共に
バターナッツカボチャのヴルーテ コンテチーズのエスプーマを浮かべて
バターナッツカボチャのヴルーテ コンテチーズのエスプーマを浮かべて
しっとりと白ワインでブレゼした米沢豚 芽キャベツのフリットを添えて
しっとりと白ワインでブレゼした米沢豚 芽キャベツのフリットを添えて
ローズの香りをまとったフロマージュブランノムーズ 赤い果実のクーリとソルベと共に
ローズの香りをまとったフロマージュブランノムーズ 赤い果実のクーリとソルベと共に
キャラメルとプチマドレーヌ
キャラメルとプチマドレーヌ
ダージリンティー
ダージリンティー
ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションのショップではクスミティーが売られていました。
ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションのショップではクスミティーが売られていました。

このコラボメニューの提供は10/25~11/7まで、期間が短すぎですよね。

このコラボメニューは終わってしまいましたが、ラトリエ・ジョエル・ロブションでは、来年の1/5~2/8にマリー・アントワネット展コラボのケーキ「ポム シードル~林檎とシードルのムース~」が販売されます。

これはテイクアウトのみだそうです。

年明けにもマリー・アントワネット展に行こうと思っているので、その時はこのケーキも買おうと思っています。

マリー・アントワネット展

マリー・アントワネット展は13章に分けて展示されていました。

第1章 ウィーンからヴェルサイユへ、皇女から王太子妃へ
第2章 王太子の結婚
第3章 即位―王妃マリー・アントワネット
第4章 マリー・アントワネットと子どもたち
第5章 ファッションの女王としてのマリー・アントワネット
第6章 王妃に仕えた家具調度品たち
第7章 再建された王妃のプチ・アパルトマン
第8章 マリー・アントワネットのセーヴル磁器の食器セット
第9章 王妃の私的な離宮:プチトリアノン
第10章 首飾り事件
第11章 革命の動乱の中の王妃
第12章 牢獄から死刑台へ
第13章 殉死した王妃の崇拝

 

第7章 再建された王妃のプチ・アパルトマンの王妃の居室だけは撮影が許可されてました。ヴェルサイユ宮殿の本物の居室に比べたら、かなり見劣りしますが、東京でこの雰囲気に浸れたのはとても嬉しかったです。
第7章 再建された王妃のプチ・アパルトマンの王妃の居室だけは撮影が許可されてました。ヴェルサイユ宮殿の本物の居室に比べたら、かなり見劣りしますが、東京でこの雰囲気に浸れたのはとても嬉しかったです。

マリー・アントワネット展の感想

私が個人的に思ったみどころは

・音声ガイドのマリー・アントワネットの声が私の大好きな
花總まりちゃん。

・王太子の結婚祝いのテーブル。
出席者の席次がわかって、個人的に一番ツボでした。

・王妃のプチアパルトマンの再現
マリー・アントワネットの気分に浸れます。

・セーブル磁器の展示
やっぱりテーブルウェアを見るのは楽しい。

・マリー・アントワネットの最後の手紙のコピー
誠実な人柄が垣間見えて泣けてきました。

マリー・アントワネット展おみやげブース

マリー・アントワネット展の出口にあるおみやげブースではいろいろなコラボ商品が置いてありました。

こちらはラデュレ[会場限定]マカロンボックス
『コフレ・ヴェルサイユ・マリー・アントワネット』
(マカロン8個入)
こちらはラデュレ[会場限定]マカロンボックス 『コフレ・ヴェルサイユ・マリー・アントワネット』 (マカロン8個入)

この他にも、

えいたろう グロスリップのようなみつあめ「Sweet Lip」アールグレイ、ダマスクローズ、ラズベリーの3種。

森永製菓 [会場限定]パッケージ 森永ビスケット マリー

ニナスのマリー・アントワネットの紅茶

さらにヴェルサイユ宮殿で売られているマリー・アントワネットグッズ、ポストカード、クリアファイル、チケットホルダーなどたくさんのマリー・アントワネットグッズが置いてあります。

図録は通常版とこの会場でしか買えない限定版がありました。

中見は同じだけど表紙が違うのです。

限定版はマリー・アントワネット展のチラシに使われている肖像画が表紙になっていました。

私は会場限定版の図録とカレンダー、マスキングテープ

それから、ラデュレのコラボマカロン『コフレ・ヴェルサイユ・マリー・アントワネット』を買って帰りました。

家に帰ってからマカロンと紅茶で図録を楽しもうと思ってのことです。

マリー・アントワネット展を振り返るティータイム

会場で買ったマカロンとニナスのマリー・アントワネットの紅茶。ティーカップはマリー・アントワネットが1782年にセーブル窯に発注したもののレプリカです。
会場で買ったマカロンとニナスのマリー・アントワネットの紅茶。ティーカップはマリー・アントワネットが1782年にセーブル窯に発注したもののレプリカです。
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『コフレ・ヴェルサイユ・マリー・アントワネット』のマカロンはローズとアニスが香る独特な風味のマカロンです。

マリー・アントワネットがお花をこよなく愛したとのことで作られたそうです。

ローズとアニスのバランスが絶妙でちょっとクセになりそうなお味です。

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紅茶はマカロンとのマリアージュを考えて選ぼうかと思いましたが、マリー・アントワネットの気分を盛り上げたいので、ニナスのマリー・アントワネットにしました。

マカロンと同じくローズが使われているので、相性も良かったです。

お菓子も紅茶もお花の香りでいっぱい。バラが盛りの時期に行ったプチトリアノンを思い出しました。また7月にヴェルサイユ宮殿に行きたいなと思ってしまいました。

この紅茶は以前の記事「マリー・アントワネットの紅茶」でも紹介しています。

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ティーカップは展示してあったセーブル窯のレプリカにしました。

描かれているお花は残念ながらアニスでもローズでもなく、ヤグルマギクです。

マリー・アントワネットはこの清楚なヤグルマギクも好きだったんですよね。

ブルーや紫が好きだったマリー・アントワネットらしいですよね。

このティーウェアはは以前の記事「マリー・アントワネットゆかりのティーカップ」でも紹介しています。

マリー・アントワネット関連の書籍

マリー・アントワネット関連の書籍はたくさんありますが、今年はマリー・アントワネット展があるせいか、新しいマリー・アントワネット本がたくさん出ています。

私はマリー・アントワネット関連の本をたくさん読んでマリー・アントワネット展に臨みました。

最近、出版されたマリー・アントワネット関連の本の中から、私のお気に入りを少しご紹介します。

マリー・アントワネットの嘘

こちらは惣領冬実さんの漫画「マリー・アントワネット」が作られることになった裏側のお話。もちろん漫画も読みましたが、こちらのほうが断然面白かったです。素のマリー・アントワネットを感じられると思います。私はマリー・アントワネット擁護派なので、このような本はとっても嬉しいです。

↓こちらは漫画のほうの「マリー・アントワネット」

 

美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯 (NHK出版新書 497)

中野京子さんの本はよく読んでいるし、『マリー・アントワネット展』開催記念出版本ということで迷わず買いました。マリー・アントワネット展に行かれる方はぜひこの本を読んでから行くと、より一層楽しめると思います。高価なものばかり載っていますが、フランスの財政難はマリー・アントワネットの贅沢はたいした問題ではなく、一番の問題はアメリカ独立戦争の経費だったことをお忘れなく。

 

麗しのマリー・アントワネット ヴェルサイユ宮殿での日々

こちらは完全にジャケ買いです。立派な装丁がとても素敵です。実際に手に取ると、小ぶりだったのですがビジュアルはとても綺麗です。他のマリー・アントワネット関連の書籍の写真と被ることも多いのですが、豪華さはトップクラスだと思います。

いかがでしたか?

マリー・アントワネット展の会期は長いですし、展示品も後半は変わるので、あと数回行ってこようかと思っています。

それまでに、より理解を深めるために、購入した図録とマリー・アントワネット関連本でしっかりおさらいをしようと思っています。

WEBでも情報はどんどん出ると思いますので、いろいろチェックしてみてから行かれることをお勧めします!

ぜひマリー・アントワネット気分を楽しんで来てくださいね!