野菜や果物、そしてあの和食も!?紅茶に合う意外な食べ物ベスト5

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紅茶やは合わせる食べ物によって、美味しさが面白いくらい変化します。

紅茶と食べ物をお互いの良さを引き出す組み合わせにすると、どちらの美味しさも増します。

素敵な組み合わせにすると、美味しさが足し算じゃなくて、掛け算になってより美味しく感じるのです。

今日はその素敵な組み合わせの見つけ方とちょっと意外な組み合わせを5つご紹介します。

◆紅茶と相性の良いマリアージュの見つけ方

紅茶と食べ物の相性の良い組合わせのことをペアリングマリアージュと呼びます。

マリアージュはワインの世界でも使われている言葉です。

マリアージュとはフランス語で結婚のこと。

素晴らしい組み合わせのことを「結婚」と表現するのも素敵ですよね。

素敵なマリアージュを見つけると、紅茶の楽しみ方がぐーんと広がります。

紅茶と食べ物の組み合わせの王道はやっぱりお菓子。

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甘い洋菓子と紅茶のマリアージュについてはティーサロンでの紅茶の選び方<上級編>

紅茶に合うお菓子10選!お手軽スイーツとの美味しい組み合わせで紹介していますので、そちらを参考にしてみてくださいね。

今回は意外だけれど紅茶に合う組み合わせのお話です。

マリアージュを見つけるときは、食べ物の「味」や「香り」などの風味と、「脂っこい」、「さっぱり」などの食感を踏まえて紅茶に合いそうな食べ物を考えます。

一口に紅茶と言っても、産地やブレンドの仕方によって特徴がそれぞれ違うので紅茶の味を知っていることも必要です。

紅茶の種類による違いについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。

<紅茶の種類>種類によって違う紅茶の味や特徴の解説

◆美味しいマリアージュを見つけるときのポイント

紅茶と食べ物の組み合わせについてのポイントは3つあります。

  • ハーモニーを楽しめる組み合わせ
  • リセットする組み合わせ
  • 五味を補完する組み合わせ

では、詳しく紹介していきます。

●ハーモニーを楽しめる組み合わせ

ハーモニーは日本語にすると調和。これは似た風味のものを合わせると、その風味が強調され、より美味しく感じるということです。

例えば甘い香りのするバニラを使った場合には、味覚でも甘みを感じるように
砂糖を加えると美味しくなるということです。

●リセットする組み合わせ

これは味の抑制効果とも言えます。
引き算の考え方ですね。

コーヒーに砂糖を入れると、苦みが抑えられ美味しく感じることや
レモンに蜂蜜を足して酸味を和らげる効果などがあげられます。

味が強すぎるものに対して有効な組み合わせです。

●五味を補完する組み合わせ

人の味覚には基本味といって、五味(ごみ)とも呼ばれる甘味塩味酸味苦味うま味の5つの味覚があります。

人が美味しいと感じるときは、この五味がバランスよく入っていることが多いもの。

例えば、パーフェクト調味料と言われる「スイートチリソース」

生春巻きのつけだれのイメージが強いですが、
生春巻き以外にもから揚げやフライドポテトとも相性がいいですし、
エビチリやトマト系のパスタの下味としても優秀です。

その「スイートチリソース」には五味がバランスよく入っているので美味しいと感じる人が多いのです。

五味がバランスよく全部入っているものが、一番美味しいと言えますが
全部入っていなくても美味しさは感じられます。

基本味は一つより二つ、二つより三つと増えていけばいくほど美味しくなると考えてください。

以上、3つの組み合わせポイントを理解していると、美味しいマリアージュを見つけるヒントになります。

◆紅茶に合う意外な食べ物ベスト5

では、本題の紅茶との意外なマリアージュを紹介します!

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●紅茶に合う意外な食べ物 

第5位 トマト

トマトと紅茶が合うのはクックパッドで有名になったお話です。

2011年に発表されたフードペアリング理論によって、同じフレーバーを持つ食材は相性が良いことが分かり、その中であまり知られていない組み合わせということでトマトと紅茶が選ばれ、トマトと紅茶を使ったレシピをクックパッドが募集するというイベントがあったのです。

ちなみに賞をとったのは「紅茶香るトマトのキャラメリゼ」や「紅茶鶏とまとスープ」、「トマトと紅茶のシャーベット」というレシピ。

お料理の中に紅茶とトマトを入れても美味しいし、トマトと紅茶を合わせていただいても美味しいのです。

<トマトに合う紅茶はキャンディ>

これはハーモニーを楽しめる組み合わせの一つです。

フードペアリング理論で言っている「同じフレーバーを持つ食材は相性が良い」はハーモニーを楽しめる組み合わせと考え方が同じです。

トマトと紅茶に共通するフレーバーは「酸味」。

紅茶の中でもスリランカ産のものは酸味があるものが多く、トマトと相性がいいです。

そして、トマトの繊細な味に対しては、あまり主張が強くない紅茶のほうが合うので
スリランカ産の紅茶の中ではキャンディが一番トマトに合います。

上の写真は紅茶仲間がトマトティーパーティーを開いてくれた時のもの。

トマトのアレンジティーにはもちろんキャンディが使われています。

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紅茶に合う意外な食べ物 

第4位 さくらもち

紅茶は和菓子にもよく合います。

甘ーいあんこに渋みのあるダージリンファーストフラッシュはとても相性がいいいのです。

私の紅茶仲間の間ではあんこを使った和菓子にダージリンファーストフラッシュを合わせるのが定番となっているくらいです。

でも、ダージリンファーストフラッシュは紅茶の中でも緑茶に近い味なので、あまり意外な組み合わせとは言えないですね。

私が和菓子と紅茶との組合わせで意外だなと思ったのはさくらもちとヌワラエリヤです。

<さくらもちに合う紅茶はヌワラエリヤ>

これもハーモニーを楽しめる組み合わせです。

ヌワラエリヤは花の様な香りのする紅茶。

その花の香りが桜の香りに似ている感じたので
さくらもちとヌワラエリヤを合わせてみたところ
とても相性が良かったのです。

この組み合わせに気が付いてからは
さくらもちを食べるときにはヌワラエリヤをよく合わせるようになりました。

紅茶に合う意外な食べ物 

第3位 ポテトチップス

これはリセットする組み合わせの一つです。

ポテトチップスの油っぽさを紅茶がスッキリさせてくれるので相性が良いのです。

紅茶の消費量が世界一のアイルランド人もこの組み合わせが大好きだそうです。

ポテトチップスにはいろいろな種類があるけれど、私が紅茶に合うと思っているのは
「キクスイドーのポテトチップス」の塩味。

キクスイドーのポテトチップスは科学調味料や合成香料が使われてないので
紅茶の味を損なわないのです。

 

<ポテトチップスに合う紅茶はディンブラ>

油をスッキリさせてくれるには、きりっとした味の紅茶がいいので、ディンブラが一番合うと思いました。

キクスイドーのポテトチップスとディンブラの相性の良さはこちらのページでも紹介しています。

<お菓子と紅茶のマリアージュ>意外にも、相性バッチリ!菊水堂のポテトチップスと紅茶>>

紅茶に合う意外な食べ物 

第2位 イチゴ

トマトのところでも触れましたが、酸味のある食べ物は紅茶に合うので、酸味のあるイチゴも紅茶に合います。

キャンディとも合いますが、もっと合うのはニルギリです。ニルギリは爽やかなフルーツの様な香りがするので、イチゴとの相性がいいです。

私はイチゴのショートケーキにはニルギリが一番合う紅茶だと思っています。

でも、イチゴだけで食べるときには、もっと美味しくなる組み合わせの紅茶があるんです。

 

<イチゴに合う紅茶はキームン>

イチゴは中国産の紅茶キームンとの相性がとてもいいです。

これはリセットする組み合わせと五味を補完する組み合わせの両方を感じることができます。

キームンはスモーキーな香りがする紅茶。このスモーキーな香りが私は少し苦手だったのですがイチゴと合わせると香りが和らぎ、飲みやすくなるのです。

そして、キームンには五味の中のうま味もたくさん入っています。

イチゴの甘みと酸味にキームンのうま味が加わると五味の内3つがそろいます。
そして、この組み合わせはバランスがとてもいいので3味でも、とっても美味しく感じるのです。

イチゴとキームンの相性の良さはこちらのページでも紹介しています。

<紅茶のマリアージュ>いちごを食べる時に相性のいい紅茶は?>>

紅茶に合う意外な食べ物 

第1位 うなぎのかば焼き

この組み合わせは最強のマリアージュだと思っています。

まず、リセットする組み合わせ
うなぎは脂っこいので、紅茶がすっきりさせてくれます。

次に、五味を補完する組み合わせ
うなぎのかば焼きは五味の中の4つがすでに入っています。

甘味・・・うなぎのたれ
塩味・・・うなぎのたれ
苦み・・・うなぎのこげ
うま味・・・うなぎ、うなぎのたれ

それに紅茶の酸味が加わるのでパーフェクトなのです。

さらに合わせる紅茶をちゃんと選ぶとパーフェクトの上を行く美味しさになります。

<うなぎのかば焼きに合う紅茶はダージリンセカンドフラッシュ>

ダージリンセカンドフラッシュの中には火入れがしっかりしてあって香ばしい香りがするものがあります。

特にキャッスルトン茶園のダージリンセカンドフラッシュは香ばしい香りがするものが多く
この紅茶を選ぶと、うなぎのかば焼きの香ばしさとの相乗効果でより美味しく感じられます。

すると、リセットする組み合わせ、五味を補完する組み合わせに
ハーモニーを楽しめる組み合わせも加わってさらに美味しさがUPします。

そして、さらにおすすめなのは、うなぎのかば焼きにダージリンセカンドフラッシュをかけて
ひつまぶしのようにする食べ方です。

そうすると、ワサビも追加することになるので
五味に加え辛味もプラスされるので、パーフェクトの上を行く美味しさになるのです。

私はこの食べ方にはまってしまって、毎年紅茶仲間とダージリンセカンドフラッシュのひつまぶしのお茶漬けを楽しんでいます。

その時の様子はこちらの記事で紹介しています。

”ひつまぶし”のお茶漬けを紅茶にしてみたら???

いかがでしたか?

紅茶にはお菓子だけでなく、いろいろな食べ物とも相性がよいのです。

紅茶は合わせる食べ物によって美味しさが増しますし、紅茶の種類による特徴も考えて相性の良い紅茶をきちんと合わせてあげることで、食べ物もより一層美味しくなります。

今回は発見した時に意外だけど美味しい!と思った組み合わせを5つ紹介しました。

私は紅茶と食べ物の素敵なマリアージュを探すことがとても楽しいです。

さらに面白い組み合わせをご紹介できるように、これからも探索していきます!