マリー・アントワネットの紅茶

マリー・アントワネットの紅茶

『マリー・アントワネットの紅茶』というタイトルですが、実際にマリー・アントワネットが飲んでいた紅茶のお話ではなくて、マリー・アントワネットの名前がついた紅茶のご紹介です。

マリー・アントワネットの肖像画

バラの花を愛したマリー・アントワネット。

手にはお気に入りのバラ「ロサ・ケンティフォリア」を持っています。

フランスはコーヒーの国といわれていますが、実はイギリスよりも早くに紅茶が伝わっていました。マリー・アントワネットが生きていた時代の18世紀のフランスでも、紅茶は飲まれていましたが嗜好品というよりも、薬の様な感覚で飲まれていたようです。

1770年ウィーンのベルヴェデーレ宮殿で行われたマリー・アントワネットの結婚祝いのパーティーのメニューの中にも紅茶の記載がありました。

その時に用意された紅茶は3,840杯分。

しかし、それに対してコーヒーは16,360杯分、チョコレートは14,592杯分も用意されたそうです。

紅茶好きとしては残念ですが、この時代のフランスでは、紅茶よりもコーヒーやチョコレートのほうが人気があったのですね。

ルイ14世時代(17世紀)の宰相マザラン(1652-1658)が体に良い飲み物として紅茶を愛飲していたので、18世紀でも紅茶は嗜好品というよりは薬に近い存在だったのかもしれませんね。

マリー・アントワネットの紅茶

 

こちらの絵はマリー・アントワネットのお姉さまマリー・クリスティーネが1760年のハプスブルク家のクリスマスの様子を描いた絵。

お人形を持っている小さな女の子がマリー・アントワネットです。

テーブルの上にあるのは残念ながら紅茶ではなくチョコレートではないかと言われています。この時代チョコレートは固形のものはなく、液状の飲み物のことでした。

というわけで、マリー・アントワネットもそんなに紅茶を飲んでいたとは言えませんが、紅茶は高貴な人の飲み物だったのは確かなこと。高貴なお姫様のなかでも人気のあるマリー・アントワネットをイメージした紅茶があるのも納得です

それでは、マリー・アントワネットの名前がついた紅茶を3つほどご紹介します。

「nina’s マリー・アントワネット」100g入りで2,952円

フランスの紅茶メーカー「ニナス」からはその名もずばり「マリーアントワネット」というブレンド紅茶が出ています。


セイロンティーにりんごのフレーバーをつけて、バラの花びらもブレンドした可愛らしい紅茶です。


「マリーアントワネット」ブレンドに使われているリンゴやバラの花びらはヴェルサイユ宮殿の傍らに位置する「キングスガーデン」とよばれる王立農園で育まれたものを使用しています。

ニナス マリー・アントワネット紅茶の茶葉
バラの花びらが入っているから、茶葉の見た目も華やかですね。
華やかな香りのするnina'sの「マリー・アントワネット」ブレンドはティースカッシュとしていただくのもおすすめ。
華やかな香りのするnina’sの「マリー・アントワネット」ブレンドはティースカッシュとしていただくのもおすすめ。

ニナス社について
ニナスはもともとはフランスの香料メーカーです。17世紀から続く老舗でルイ14世も顧客でした。1778年にはマリー・アントワネットのための香水も作りました。そのフレグランスの技術はフレーバードティーに活かされ現在のニナスティーに繋がります。

ニナス社の公式HPはコチラ>>

◆ロイヤル クラウン ダービー 「ロイヤル・アントワネット」

ロイヤルクラウンダービー「ロイヤルアントワネット」90g 2160円
ロイヤルクラウンダービー「ロイヤルアントワネット」90g 2160円

「ロイヤルアントワネット」はイギリスの磁器メーカー「ロイヤルクラウンダービー」のライセンスをとった日本の製茶会社が作った紅茶です。

ダージリンとアッサムのブレンドでとても飲みやすく、ストレートでもミルクティーでも美味しくいただけます。

缶がロイヤルクラウンダービーの「ロイヤル アントワネット」シリーズのデザインと同じところが素敵ですよね。

ロイヤルクラウンダービーのロイヤルアントワネットシリーズのティ―カップ。
ロイヤルクラウンダービーのロイヤルアントワネットシリーズのティ―カップ。
ロイヤルアントワネットの茶葉。ゴールデンチップが見えるので良質なアッサム茶葉が使用されていることが分かります。
ロイヤルアントワネットの茶葉。ゴールデンチップが見えるので良質なアッサム茶葉が使用されていることが分かります。

ロイヤルクラウンダービー社について
1750年イングランド・ダービー州で創業した陶磁器ブランド。
1775年に国王ジョージ3世より、”クラウン”を賜り、1890年にヴィクトリア女王より”ロイヤル”と賜りました。イギリスではロイヤルがついたブランドは複数ありますが、ロイヤルとクラウンふたつの称号を冠するブランドはここだけです。また、イギリスの陶磁器メーカーは生産は国外というメーカーが多い中、ロイヤルクラウンダービーは今でも英国内で生産をし続けている希少なメーカーです。

ロイヤルクラウンダービー社の紅茶のページはコチラ>>

◆ラデュレ 「テ・マリー・アントワネット」

ラデュレ「テ・マリー・アントワネット」125g 2916円

中国産の紅茶にバラとジャスミンの花と柑橘系のドライフルーツとハチミツを加えたブレンドティー。

高貴で華やかで甘い香りはマリー・アントワネットのイメージにぴったり。

銀座のラデュレ・サロン・ド・テでも1,2を争う人気の紅茶です。

 

柑橘系のドライフルーツが入っているので茶葉も可愛らしいですね
柑橘系のドライフルーツが入っているので茶葉も可愛らしいですね

ラデュレ社について
1862年にパリで創業したパン屋さんが前身。1871年に火災が起き、改装するときにパン屋さんからパティスリーに変わりました。その後サロン・ド・テも始め女性に愛されるケーキや紅茶を作ります。今では雑貨やコスメも手掛けているブランドです。

ラデュレ社の公式HPはコチラ>>

パリで有名なサロン・ド・テのラデュレですが、日本にもサロン・ド・テがあります。

その様子は以前、TeaMagazine でも紹介しています。

<銀座> ラデュレ サロン・ド・テ の記事はコチラ>>

<銀座> ラデュレ アフタヌーンティーレポート の記事はコチラ>>

銀座のラデュレ サロン・ド・テで「テ・メランジェ・マリー・アントワネット」をいただいた時の写真です。
銀座のラデュレ サロン・ド・テで「テ・メランジェ・マリー・アントワネット」をいただいた時の写真です。

マリー・アントワネットの紅茶 いかがでしたか?

マリー・アントワネットは実際にはあまり紅茶を飲んでいなかったようですが、こんなに紅茶の名前に使われるなんて、やっぱりマリー・アントワネットの人気ってすごいですね。

以前 TeaMagazineではマリー・アントワネットゆかりのティーカップという記事も書きましたので、よかったら合わせてお読みください。

マリー・アントワネットゆかりのティーカップにマリー・アントワネットの名前の付いたお紅茶をそそいで、姫気分でティータイムを味わうのも素敵ですよね!