＜お菓子と紅茶のマリアージュ＞サロン・ド・テ アンジェリーナのモンブランに合う紅茶は？

◆今日のケーキ屋さん「サロン・ド・テ アンジェリーナ」

1903年創業のパリ最古のサロン・ド・テ。
サロン・ド・テの歴史はこのアンジェリーナから始まりました。

上流階級に愛されたアンジェリーナには、英国王ジョージ五世のマイグラスが置かれていたという逸話からも当時の華やかさがうかがえます。
また、オートクチュールデザイナーにも人気で、ココ・シャネルが常連だったというのも有名なお話。

創業から100年以上経った今でも、上流階級の方や様々なアーティストたちから愛され、世界中から観光客も訪れる人気のサロン・ド・テです。

アンジェ―リーナが日本に進出したのは1984年。プランタン銀座の中にオープンしました。
プランタン銀座が閉店し、建物はマロニエゲート銀座2になってしまいましたが、アンジェ―リーナは健在です。

◆今日のスイーツ　サロン・ド・テ アンジェリーナの「モンブラン」

「モンブラン」はサロン・ド・テ アンジェリーナ発祥のスイーツ。

マロンペーストに生クリームを添えて食べる「モンテ・ビアンコ」というイタリアの家庭でよく食べられていたデザートを原型として、アンジェリーナ初代の奥様が考案しました。

1903年の創業当時から登場した「モンブラン」はアンジェリーナの定番スイーツとなっています。

日本のアンジェリーナにはモンブランが大小２サイズあり、大きいほうはオリジナル、小さいほうはデミサイズと呼ばれています。

小さいデミサイズは日本のオリジナルサイズです。

◆選んだ紅茶は「アッサム」

◆アッサムという紅茶

◆マリアージュの結果

「9種類のモンブランの食べ比べとモンブランに合う紅茶を探すティーパーティー」の時にも書きましたが、やっぱりアッサムはモンブランに合いました。

アッサムの甘い香りは栗やおいものような香りがするので、マロンクリームをたっぷり使ったアンジェリーナのモンブランとはぴったり。

今回のアッサムはＣＴＣ製法の茶葉ではなくオーソドックス製法のリーフティーのアッサムにしました。

リーフティーのアッサムは紅茶初心者さんにも好かれる紅茶。
特徴のある紅茶ですが、リーフティーのアッサムはまろやかな口当たりなので
ＣＴＣのアッサムよりも飲みやすいからだと思います。

今回は紅茶を普段あまり飲まないお友達とのティータイムだったので、なおさらリーフティーのアッサムがいいなと思って選んだのです。

お友達にも大好評で、普段はモンブランにはコーヒーが合うと思っていたけど、
紅茶もとても合うんですね！と言ってもらえました！

そして、私もお友達もストレートよりもミルクティーのほうがモンブランに合うね！ということで意見が一致しました！

おかわりをたくさんしてもらえたので、お世辞ではないことが分かり、紅茶の美味しさや楽しさが伝えられたのかなと、嬉しく思いました！