<お菓子と紅茶のマリアージュ>ウィークエンドシトロンに合う紅茶は?

ウィークエンドシトロンと紅茶

マリアージュとはお茶とお菓子が引き立つ、最適な組み合わせのことです。

スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。

今日のお菓子は「ウィークエンドシトロン」です。

さて、どんなマリアージュになったでしょうか?

ウィークエンドシトロンとはレモンやオレンジなどの柑橘系のフルーツを使ったパウンドケーキのことでフランスの伝統菓子。

フランスでは週末に大切な人と過ごすときに、柑橘系のフルーツを使ったパウンドケーキを食べる習慣があるのだそう。

だから柑橘のケーキのことを「ウィークエンドシトロン」と呼ぶそうです。

なんだか素敵なエピソードですよね。

◆今日のお店「ル・カトル」とは

台東区の蔵前にあるケーキ屋さん。

フレッシュケーキはもちろんのこと、焼き菓子やパンも売っているお店です。

「ル・カトル」はケーキやパン教室の先生が集まって作ったお店で、添加物を一切使わず、商品はすべてお店で手作りしている、こだわりのケーキ屋さんです。

「ル・カトル」のカトルはパウンドケーキのフランス語カトル・カールから来ているのかな?と思うのですがその名の通りここのパウンドケーキはとっても美味しいのです。

表通りではなく、脇道を少し入ったところにあるので、あまり目立たないお店なのですが
知る人ぞ知る名店です。


最初に知ったのは、お仕事で蔵前の会社に訪問したとき。
お茶菓子として出されたのがルカトルのレモンのパウンドケーキでした。

あまりにも美味しかったので、どこのお店のケーキかを聞き、その日に同じものを買って帰ってしまいました。

その後、浅草や秋葉原に住んでいるお友達に「ル・カトル」ってケーキ屋さん知ってる???と聞いたら
かなりの確率で「ル・カトル」を知っていて、知っている人はみんな「美味しいケーキ屋さんだよね」と言っていました。

◆今日のスイーツ ルカトルの「レモンのパウンドケーキ」

weekend citron piece

 

ル・カトルのレモンのパウンドケーキはパウンドケーキの上にレモンのアイシングがかかっています。
生地にもレモンが使われていて、結構しっかり酸味が効いています。

ケーキの名前にはウィークエンドシトロンと付いていませんが、れっきとしたウィークエンドシトロンですよね。

パッケージにはレモンとだけ書いてあります。
パッケージにはレモンとだけ書いてあります。
全体的にアイシングがかかっています。
全体的にアイシングがかかっています。

◆選んだ紅茶は「ニルギリ」

weekend citron tea1

今回は事前にウィークエンドシトロンはニルギリによく合うとお友達から教えてもらっていたので、

ケーキを買う前から紅茶はニルギリにしようと決めていました。

ニルギリはさっぱりしているので、同じようにさっぱりしたケーキと相性がよく、

上質なニルギリは柑橘系の香りがするので、ウィークエンドシトロンにはぴったりの紅茶です。

◆ニルギリという紅茶

ニルギリは飲みやすくて美味しい紅茶。
ニルギリは飲みやすくて美味しい紅茶。

ニルギリはインドで作られている紅茶。ダージリンやアッサムほど有名ではありませんが、クセがなく、何にでも合わせやすいので、ブレンドティーによく使われている茶葉です。

上質なニルギリは柑橘系の香りがほんのりとするものがあります。

ニルギリについての詳しい情報はこちら>>

◆マリアージュの結果

ティーウェアはロイヤルアルバートのミランダ―シリーズです。
ティーウェアはロイヤルアルバートのミランダ―シリーズです。

ル・カトルでレモンのパウンドケーキを購入したのは久しぶりのことでした。

少し前にウィークエンドシトロンのことをお友達に教えてもらってたのがきっかけで、ルカトルのケーキを思い出したのです。

お友達に聞いたのは「フランスの習慣で週末に大切な人とレモン味のパウンドケーキを食べる習慣があって、そのケーキにニルギリがとっても合うのよ」ということ。

レモン味のパウンドケーキと聞いてすぐに思い出したのがル・カトルのレモンのパウンドケーキ。

以前はお仕事で蔵前によく行っていたので、頻繁に購入していたのですが、最近はご縁がなく蔵前にあまり言っていませんでした。

ウィークエンドシトロンのお話は素敵だし、ニルギリを合わせてみたい!と思ったので、
私が知っている中で一番美味しかったレモンのパウンドケーキであるル・カトルのレモンのパウンドケーキを数年ぶりに買いに行きました。

久しぶりに食べたル・カトルのレモンのパウンドケーキは相変わらず美味でした。
レモンがしっかり効いていて、ほどよいしっとり感がたまらないのです。

母もこのケーキがお気に入りで、久しぶりに買って帰ったらとても喜んでくれました。

ニルギリとは本当に相性が良く、とても美味しいマリアージュでした。

パウンドケーキはミルクティーと合わせるのが好きだけど、レモンのパウンドケーキにはニルギリのストレートがぴったりでした。

ル・カトルにはレモンの他、和三盆や紅茶のパウンドケーキがあります。

何度かレモンのパウンドケーキが売り切れてしまっているときに他のケーキを買ってみたけど、やっぱり一番好きなのはレモンのパウンドケーキ。

本当に美味しいので機会があれば食べてみてくださいね。

パウンドケーキは1切れのものも売っていますよ。

◆今日のお店の詳細

ル・カトル(le quatre)

店名:ケーキショップ ル・カトル
所在地:東京都台東区蔵前3-6-1 玉川ビル1階
最寄駅:
都営浅草線「蔵前駅」
A4出口より徒歩3分
TEL: 03-3864-5535
営業時間:11:00〜18:00
定休日:日曜日

レモンのパウンドケーキ
1本 ¥1,047(税込)
1切 ¥156(税込)

ル・カトルの公式HPはこちら>>