紅茶の品種中国種とアッサム種の特徴
紅茶の茶葉は緑茶や、ウーロン茶と同様に「チャノキ」の葉から作られます。
「チャノキ」は漢字にすると「茶の木」。
ツバキ科の常緑樹で学名は「カメリア・シネンシス」と言います。
チャノキは大きく2種類に分かれ
紀元前に中国で発見された中国種と
19世紀にインドで発見されたアッサム種があります。
中国種の特徴
木の高さ:2~3m
葉の大きさ:4~9cm
葉の特徴:先端に丸みがあり、葉肉は薄い
耐寒性があるので標高が高いところでも栽培が可能
カテキンが少なめで発酵の働きが弱いので緑茶向き
スッキリとした味わいのお茶が出来上がる
アッサム種の特徴
木の高さ:10m以上になる
葉の大きさ:8~15cm
葉の特徴:先端がとがっていて、葉肉は厚い
高温多湿の土地での栽培が向いている
カテキンが多めで発酵しやすいので紅茶向き
コクがあり甘みのあるお茶が出来上がる
紅茶で使われている品種はこの2種に加え
この2種を交配したハイブリット種の3種類があります。
ハイブリット種は挿し木で作られるので、挿し木を示す英語栽培用語のクローナルを用いてクローナル種と呼ばれることも多々あります。
一般的には
高産地で作られる紅茶は中国種
低産地で作られる紅茶はアッサム種で作られるようなことが多いです。
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