<紅茶紹介>ハロッズで一番人気の紅茶「ハロッズNo.14」

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ハロッズはイギリス最大の老舗高級百貨店。

その歴史は1834年にチャールズ・ヘンリー・ハロッドが小さな食品雑貨店を始めたのが始まりです。その時の主力商品が紅茶でした。

ハロッズの歴史とともに歩んでいるハロッズの紅茶。

今日はそんなハロッズの紅茶の中でも、一番人気の「ハロッズNo.14」をご紹介します。

  • 本社:イギリス
  • 創業年:1834年
  • 紅茶の特徴:伝統的な定番のブレンドが多い
  • 代表的な紅茶:N0.14(通称:イングリッシュブレックファスト)

◆ハロッズの歴史

1834年 チャールズ・ヘンリー・ハロッドがステップニー(イースト・ロンドン)に食品雑貨店を開く。店名は「ハロッズ(Harrods)」

1861年 息子のチャールズ・ディグビー・ハロッドがハロッズを継ぐ。

1883年 火災により、店舗が全焼。

1905年 現在の本店が完成

1910年 エリザベス2世により、生活用品と食料品について王室御用達となる。その後エディンバラ公フィリップにより、旅行用品、チャールズ皇太子により旅行用品と馬具、エリザベス王太后により陶器とガラス製品も王室御用達となる。

1985年 モハメド・アルファイドがハロッズの経営権を取得

2000年 王室御用達を破棄 

2010年 カタール・ホールディングスの所有となる

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◆ハロッズNo.14という紅茶

  • 茶葉:茶褐色
  • 水色:赤みの強い濃いオレンジ色
  • 香り:ほのかな甘い香り
  • 味:適度なコクと渋み

ダージリン、アッサム、セイロン、ケニアの紅茶をブレンド。渋みはあまりなく、ほんのりと甘い香りがします。

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◆ハロッズNo.14の美味しい飲み方

おすすめはミルクティー

 

ハロッズNo.14は通称イングリッシュブレックファスト。

イギリス人は朝は決まってミルクティーを飲むという方がほとんどなので、このNo.14もミルクティー用にブレンドされています。

2杯分のティーポット(お湯300ml)の場合は茶葉6g、4分蒸らしがおすすめです。

ハロッズNo.14は茶葉が比較的大きめなので、雑味のない上品なミルクティーが楽しめます。

ストレートでいただく場合には、蒸らし時間を3分にすると飲みやすくなります。

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◆ハロッズNo.14のおすすめのマリアージュ

ハロッズNo.14は焼き菓子との相性がとてもいいです。

特にスコーンとの相性は抜群です。

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いかがでしたか?

ハロッズの紅茶の中で、定番中の定番といわれる「ハロッズNo.14」。

とても飲みやすく、抽出時間を変えれば、ミルクティーでもストレートティーでも美味しくいただけるので、我が家でも定番となっている紅茶です。

優しい飲みごこちなので、普段あまり紅茶を飲まないお友達にも好評でした。

しかし、残念ながらハロッズは2017年に日本から完全撤退してしまいました。

今までは、三越で気軽に購入できたハロッズの紅茶は、今後は通販でしか買えなさそうです。でも通販で購入できることが分かって一安心でした。