紅茶好きのためのフランス旅行②パリとパリ近郊の美術館編

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私は紅茶をテーマに旅行するのが大好きです。

海外も国内もどちらの旅行も好きですが、一番好きなのはパリ!

パリには紅茶好きの方に行ってほしいサロン・ド・テや美術館、宮殿などがたくさんあります!
一つの記事で紹介するには長過ぎてしまうのでサロン・ド・テ編、美術館編、お城&宮殿編とパリ旅行で気をつけたいことをまとめた番外編に分けました。

この記事は美術館編です。

素敵なティーウェアを展示しているパリ市内と近郊の美術館を紹介します。

◆パリの美術館

パリは美術館がとても多い街でなんと60館近くの美術館があります。

ルーブル美術館やオルセー美術館、オランジュリー美術館などが有名ですが、ここで紹介するのはちょっとマニアックな美術館。

美しいティーウェアがたくさん展示されているところや、貴婦人気分が楽しめる邸宅美術館を紹介します。

◆バカラ美術館 Cristal Room Baccarat

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バカラ美術館はバカラのレストランに併設された美術館。
宮殿のような建物の中にはバカラのグラスやシャンデリアが飾られています。
アンティークバカラもたくさんありました。

バカラ美術館のエントランス
バカラ美術館のエントランス
シャンデリアが飾られている豪華なお部屋
シャンデリアが飾られている豪華なお部屋
こちらはアンティークのバカラ
こちらはアンティークのバカラ
カットが美しいアンティークのバカラ
カットが美しいアンティークのバカラ
併設のレストランでお食事も出来ます。
併設のレストランでお食事も出来ます。
レストランにもバカラがたくさん飾られていました。
レストランにもバカラがたくさん飾られていました。
レストランのグラスはもちろんバカラ。こちらは現行品のアルクール。
レストランのグラスはもちろんバカラ。こちらは現行品のアルクール。
ディナープレートもバカラ
ディナープレートもバカラ
デザートもバカラのグラスでの提供でした。
デザートもバカラのグラスでの提供でした。

バカラ美術館
Cristal Room Baccarat

住所:11 Place des États-Unis, 75116 Paris
電話番号:33 1 40 22 11 10
最寄り駅:ボワシエール駅(Boissière)
開館時間:9:00~12:00、14:00~18:00
入館料:5ユーロ(25歳以下は3.5ユーロ、18歳以下は無料)

レストランはランチは36ユーロ~、ディナーは109ユーロ~のコースがあります。

◆ニッシム ド カモンド美術館 Musée Nissim de Camondo

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ニッシム ド カモンド美術館は銀行家だったモイズ・ドゥ・カモンド伯爵が19世紀後半に建てた邸宅美術館。

建物や調度品も素晴らしいですが、洋食器のコレクションが圧巻です。

ここはルノワールの有名な少女の絵「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」のイレーヌ嬢が嫁いだ家で、ニッシムはイレーヌの息子なのです。

入ってすぐの階段室から豪華です。プチトリアノン宮殿の階段室と雰囲気が似ています。
入ってすぐの階段室から豪華です。プチトリアノン宮殿の階段室と雰囲気が似ています。
絵画もたくさん飾られています。
絵画もたくさん飾られています。
部屋数は数えきれないほどありました。
部屋数は数えきれないほどありました。
置いてある家具も豪華で宮殿のようです。
置いてある家具も豪華で宮殿のようです。
こちらはダイニングルーム。
こちらはダイニングルーム。
銀器もありました。
銀器もありました。
ダイニングルームの奥にある食器庫。
ダイニングルームの奥にある食器庫。
フルセットそろっていたのは、こちらのグリーンの鳥柄の食器。
フルセットそろっていたのは、こちらのグリーンの鳥柄の食器。
可愛らしい小花柄の食器も
可愛らしい小花柄の食器も
こちらはティーセットですね。本当に圧巻です。
こちらはティーセットですね。本当に圧巻です。

 

ニッシム ド カモンド美術館はとても素晴らしくて、夢の中にいるような気分でした。

とにかく広いのと、見るところがたくさんありすぎるので、時間は余裕をもって行ってほしいです。私は2時間でも足りないくらいでした。

ニッシム ド カモンド美術館
Musée Nissim de Camondo
住所:63 Rue de Monceau, 75008 Paris
電話番号:33 1 53 89 06 50
最寄り駅:ヴィリエール駅(Villiers)徒歩5分
モンソー駅(Monceau)徒歩7分
開館時間: 10:00~17:30
休館日:日曜、祝日
入館料:7ユーロ

◆ジャックマール・アンドレ美術館 Musée Jacquemart-André

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ジャックマール・アンドレ美術館は大富豪のエドゥアール・アンドレとその奥様ネリー・ジャックマールが実際に住んでいた邸宅を改装し、ご夫妻が世界中から集めたコレクションを展示した美術館です。

19世紀のブルジョア階級の人々の豪華で華やかな暮らしを垣間見ることが出来ます。
当時食堂だった場所はサロン・ド・テとして開放されていて、軽食やスイーツがいただけます。

オスマン通りに面して建っている邸宅の右側から中に入ると、お屋敷の正面に出ます。
オスマン通りに面して建っている邸宅の右側から中に入ると、お屋敷の正面に出ます。
こちらの邸宅美術館の階段室もとても立派。
こちらの邸宅美術館の階段室もとても立派。
大きなタペストリー
大きなタペストリー
どこかの宮殿のような雰囲気。
どこかの宮殿のような雰囲気。
天井画のあるお部屋もいくつもありました。
天井画のあるお部屋もいくつもありました。
こちらは奥様の寝室。
こちらは奥様の寝室。
こちらはご主人の寝室。
こちらはご主人の寝室。
洋食器もたくさん展示してありました。
洋食器もたくさん展示してありました。
こちらが元食堂だった場所にあるサロン・ド・テ
こちらが元食堂だった場所にあるサロン・ド・テ
サロン・ド・テにも大きなタペストリーがいくつも飾ってありました。
サロン・ド・テにも大きなタペストリーがいくつも飾ってありました。
ランチも出来ます。こちらは生ハムのサラダランチ。
ランチも出来ます。こちらは生ハムのサラダランチ。
こちらはお友達がオーダーしたテリーヌのランチ
こちらはお友達がオーダーしたテリーヌのランチ
スイーツもいただきました。こちらはシブースト。ティーウェアは美術館オリジナルのものです。
スイーツもいただきました。こちらはシブースト。ティーウェアは美術館オリジナルのものです。

 

サロン・ド・テのタペストリーも見ごたえ十分なので、ぜひサロン・ド・テにも立ち寄って欲しいです。

ジャックマール・アンドレ美術館
Musée Jacquemart-André

住所:158 Boulevard Haussmann, 75008 Paris
電話番号:33 1 45 62 11 59
最寄り駅:サン=フィリップ=デュ=ルール駅(St-Philippe du Roule)徒歩7分
開館時間: 10:00~18:00(ティールームは11:45 〜 17:30)
休館日:無し
入館料:11ユーロ(音声ガイド付き。日本語もあります。)

◆セーヴル美術館 Musee national de Ceramique

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セーブル美術館はパリ郊外にあるセーブル国立製造所に併設されています。

セーブル美術館はパリから地下鉄ですぐに行けます。最寄りはポン・デ・セーヴル駅。駅のすぐそばにあるセーヌ川を渡るとセーヴル陶磁器美術館があります。駅からは徒歩10分くらいです。

古今東西の5万点の陶磁作品が所狭しと展示されています。

美術館には高価そうな巨大な壺などがありますが、私が気になるのはやっぱりティーセット。
美術館には高価そうな巨大な壺などがありますが、私が気になるのはやっぱりティーセット。
ついついティーポットやティーカップにばかり目が行ってしまいます。
ついついティーポットやティーカップにばかり目が行ってしまいます。
可愛いリボンモチーフのカップ。どんな貴婦人が使っていたのかしらと妄想しながら見ていました。
可愛いリボンモチーフのカップ。どんな貴婦人が使っていたのかしらと妄想しながら見ていました。
ポンパドゥール夫人が好きだったピンクとはこの色のことかしら?とか想像していると時間があっという間に過ぎてしまいます。
ポンパドゥール夫人が好きだったピンクとはこの色のことかしら?とか想像していると時間があっという間に過ぎてしまいます。

 

セーヴル美術館はパリ郊外と行っても、パリのすぐそばなのでぜひ立ち寄って欲しい美術館です。

セーヴル陶磁器美術館
Musee national de Ceramique

住所:Place de la manufacture, 92310 SÈVRES
電話番号:33(0)1 41 14 04 20
最寄り駅:ポン・デ・セーヴル駅(Pont de Sèvres)
開館時間:
平日 10:00~17:00(木曜日は21:00まで開館)
土日 10:00~18:00
入館料:5ユーロ

◆パリ中心地の地図

ここまで紹介した美術館をパリ中心地の地図上にマークしてみました。

サロン・ド・テ編で紹介したお店もマークしてあります。

美術館は紫、サロン・ド・テはピンクです。

パリ観光の計画を立てるときの参考にしてくださいね。

※セーブル陶磁器美術館はパリ郊外なので、この地図には載っていません。
お城&宮殿編の記事に入れたパリ近郊の地図に記載しました。

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ニッシム ド カモンド美術館ジャックマール・アンドレ美術館は徒歩で移動できるので、セットにして、その後に、ラッフルズルブリストルでアフタヌーンティーをするのもいいですね。

カルナヴァレ美術館コニャック・ジェ美術館も近いので、セットにして、その後に、マリアージュフレール本店でお茶をしてもいいですね。

パリ装飾芸術美術館アンジェリーナル ムーリスに近いです。

ぜひ位置を確認して効率よくパリ観光を楽しんでくださいね!

いかがでしたか?

パリは素敵な美術館がたくさんあってどこに行くか悩んでしまいますよね。

美術館とサロン・ド・テを巡って紅茶やティーウェアを思いっきり楽しんでくださいね。

次の記事では紅茶好きの方におすすめのお城&宮殿を紹介します。

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