<お菓子と紅茶のマリアージュ>メゾン・ド・プティ・フールの「マドレーヌ・ミエル」に合う紅茶は?
マリアージュとはお茶とお菓子が引き立つ、最適な組み合わせのことです。
スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。
今日のスイーツはメゾン・ド・プティ・フールの「マドレーヌ・ミエル」です。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
目次
◆今日のお菓子屋さん「メゾン・ド・プティ・フール」とは
メゾン・ド・プティ・フールは1990年にオープンした日本初の焼き菓子専門店。
生ケーキも売っていますが、力を入れているのは焼き菓子でガトーバスクやパウンドケーキ、マドレーヌ、フィナンシャ、クッキーが人気です。
お店は3つあり、すべて東京の大田区。
でも伊勢丹にも、ちょくちょく出店していますし、東海道新幹線で車内販売もされています。
そしてお取り寄せも出来るので、大田区から遠いところに住んでいる私でもよく利用しているお菓子屋さんです。
◆今日のスイーツ メゾン・ド・プティ・フールの「マドレーヌ・ミエル」
今日のお菓子はメゾン・ド・プティ・フールの「マドレーヌ・ミエル」。
しっとりした生地のはちみつ入りのマドレーヌです。
どんな蜂蜜を使っているのかは分からないのですが、すごく美味しいはちみつを使っているに違いないと思います。
しつこくない心地よい甘さは口の中に残らず、甘いのにさわやか。そして香りがとてもいいのです。
以前、弓田亨先生のお菓子教室に通っているお友達に上質な「百花蜜」を使ったケーキをごちそうしてもらった時にあまりの美味しさに感動したことがあります。
なぜこんなに美味しいのかを聞いたら、「百花蜜のおかげなのよ、お菓子教室でもこのケーキはとても人気があるの♥」と教えてくれました。
「マドレーヌ・ミエル」はその時の感動と同じくらい美味しかったので、勝手に「百花蜜」を使っているのかな?なんて思ってしまいました。
とにかく「マドレーヌ・ミエル」はとっても美味しいマドレーヌでした。
◆選んだ紅茶は「アッサム」
焼き菓子にはミルクティーがよく合うので、ミルクティーに合う紅茶にしようと決めていました。
食べる前から美味しいに決まっている!と思っていたので、ブレンド紅茶よりもシングルエステートのいい紅茶を合わせようと決め、アッサムかディンブラかルフナから選ぶことにしました。
なんとなく、まろやかにまとめたいと思ったので、オーソドックス製法の上質なアッサムに決めました。
◆アッサムという紅茶
「アッサム」はインドで採れる紅茶。
コクがあり、味もしっかりしています。
今回のアッサムはオーフィリア茶園のフルリーフのアッサムです。
オーフィリア茶園のフルリーフのアッサムはまろやかで深みのあるコクと華やかな香りのする紅茶。
◆マリアージュの結果
「マドレーヌ・ミエル」とアッサムはとっても美味しいマリアージュでした。
フルリーフのアッサムだったので、すぐにミルクティーにはせず、1杯目はストレート。2杯目は蒸らし時間を少し長くしてミルクティーにしました。
「マドレーヌ・ミエル」にはストレートのほうがよく合いました。
オーフィリア茶園のフルリーフのアッサムは香り高く、その香りはちみつの香りの相性が良かったのかも。
ミルクティーにすると香りが弱まるので、ストレートのほうが香りも楽しめたのです。
ミルクティーにしようと思って選んだ紅茶なのに、ストレートのほうが合うという結果になってしまいましたが、上質なアッサムならストレートのほうがマドレーヌ・ミエルと相性がいいという発見があったので、嬉しかったです。
紅茶とお菓子のマリアージュは本当に奥が深いので、実際に食べ合わせてみないと分からないことが多いです。でも、そこがとても楽しい!
たくさん経験して、すぐに相性のいい紅茶を提案できるマリアージュ博士になりたいです!
だから、これからもたくさんのお菓子と紅茶をいただいていかなくては!!!(笑)
◆今日のお店の詳細
メゾン・ド・プティ・フール(Maison de Petit Four)
店名:メゾン・ド・プティ・フール
本店住所:
東京都大田区仲池上2-27-17
都営浅草線西馬込 駅より徒歩約10分
TEL: 03-3755-7055
営業時間:9:30~18:30
定休日:水曜日
(月一回、不定期、火・水連休あり)