洋食器 ブランド紹介 ノリタケ(日)
ノリタケは、日本が誇る世界的にも有名な洋食器ブランド。
ホテルのアフタヌーンティーで使われている食器はノリタケのものがとても多く、帝国ホテル、ホテル椿山荘、ディズニーランドホテル等のアフタヌーンティーで使われています。
ノリタケの代表的なデザイン
レースウッドゴールド
ペールブルーとパステルピンクの2色があるこのシリーズ。
シンプルで清楚なデザインで、幅広い世代から支持されるロングセラー商品です。
ノリタケらしい上品さがよく表れている作品。
ヨシノ
デザイン名の由来は、桜の名所である吉野山から。
カップの内側に咲き誇る花模様は吉野山の桜の花を、ソーサーの緑は裾野に広がる自然をイメージしています。
オリエンタルな花模様ですが、淡い色合いなので、優しいイメージ。華やかで優雅な雰囲気を演出できます。
今はなき、ホテル西洋銀座のティーラウンジ プレリュードで使われていたシリーズでもあります。
ハートフォード
鮮やかなピンクのバラが描かれたシリーズ。
写真ではわかりにくいのですが、金の縁にはターコイズのような青緑色をした、丸いエナメルの飾りがあしらわれ、高級感も醸し出しています。
ノリタケの歴史
1904年(明治37年)創業。高級洋食器を海外へ輸出する会社として設立されました。
初期の作品はすべてハンドメイドで、大変凝ったデザインが多く、欧米で絶大な人気を誇りました。この頃のノリタケ製品は「オールドノリタケ」として知られ、現在でもアンティーク市場ではとても人気があります。
戦後は超高級路線からは撤退。一般家庭で使われるような洋食器を大量生産する方向へ転換し、国産洋食器ブランドとして名を広めました。
ノリタケの森
愛知県にあるノリタケ本社には、企業文化施設として「ノリタケの森」があり、観光スポットになっています。
施設内にはミュージアムやノリタケ製品を購入できるショップ、レストランなど見どころがたくさん。クラフトセンターでは、お皿やマグカップに絵付けができる絵付け体験コーナーも。
ミュージアムでは貴重なオールドノリタケも多数展示されているので、紅茶好き・洋食器好きは一見の価値ありです。
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