ロイヤルミルクティーとは?ミルクティーとの違いと由来や発祥、おすすめの飲み方について

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ロイヤルミルクティーはお好きですか?

寒い時期になると恋しくなるロイヤルミルクティー。

丁寧に作ったロイヤルミルクティーで秋の夜長を楽しむ・・・なんて素敵ですよね。

今日は、そのロイヤルミルクティーについてちょっとお話してみようと思います。

◆ロイヤルミルクティーと普通のミルクティーの違い

ロイヤルミルクティーと普通のミルクティーの違いはどのようなものでしょう?

実はロイヤルミルクティーには厳密な定義はありません。

一般的にはミルクが多めの贅沢なミルクティーという意味で使われています。

厳密な規定はありませんが、ミルクが50%以上を占めるミルクティーのことをロイヤルミルクティーと呼ぶことが多いようです。

また、ロイヤルミルクティーというと牛乳で煮だした紅茶という意味でとらえる方もいらっしゃいますが、紅茶は牛乳ではきちんと抽出できません。

牛乳だけでは紅茶の風味やうまみをきちんと抽出することが難しいので、とてももったいない淹れ方なのです。

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◆ロイヤルミルクティーの由来

ロイヤルミルクティーという言葉は日本が発祥です。

ロイヤルとつくのだから紅茶の本場イギリスでつくられたのかな?と思いましたが、実は日本の飲料メーカーがミルクたっぷりの紅茶を売り出す時にロイヤルミルクティーと名付けたことが始まりだそうです。

そして、この「ロイヤルミルクティー」という言葉は日本でしか通用しない言葉なのです。

イギリスはもちろん、インドやスリランカなど紅茶と関連が深い国々でも通用しない言葉だったなんてびっくりですね。

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◆ロイヤルミルクティーに合う茶葉

ロイヤルミルクティーはたっぷりのミルクと一緒にいただくので、牛乳に負けないようなしっかりとした味と色が出る茶葉がおすすめです。

紅茶には大きく大別して、中国種アッサム種という2種類の品種があります。

中国種は淡い色、華やかな香り、すっきりとした喉ごしが特徴で、有名なダージリンを代表するようなストレート向きの品種とされています。

反対にアッサム種は、濃厚な色、甘い香り、強い渋みとこくが売りの品種で、ミルクティーに向く品種とされています。

ロイヤルミルクティーには、断然アッサム種のほうが向いています。

茶葉の産地で言えばアッサムウバルフナケニアなどの紅茶がロイヤルミルクティーに向いています。

ブレンド紅茶の場合は、ミルクティー向きのブレンドを探してみると良いでしょう。英国ブランドのブレンドティーは、英国人がミルクティーで しか紅茶を飲まないと言っても過言ではないくらいミルクティー好きのため、ロイヤルミルクティーに向いているブレンド紅茶が多いです。

ただ、一般的にロイヤルブレンドやアフタヌーンティーブレンドと名がつくものに関しては中国種の紅茶が入っていることがおおいようです。それに対しイングリッシュブレックファストブレンドはミルクティーに向く茶葉だけのブレンドであることが多いので、迷った時にはイングリッシュブレックファストブレンドをおすすめします。

※紅茶の種類については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

<紅茶の種類>産地や等級などの違いによる名前と特徴>>

さらに茶葉の大きさによってもロイヤルミルクティーの向き不向きがあります。

ロイヤルミルクティーは少ないお湯で紅茶を抽出するため、細かい茶葉のものがおすすめです。

ブロークンオレンジペコー(BOP)CTCの紅茶がロイヤルミルクティーに向いています。

細かい茶葉の例
細かい茶葉の例
大きい茶葉の例
大きい茶葉の例

◆ロイヤルミルクティーに合う牛乳

美味しいロイヤルミルクティーを作るには、牛乳選びは重要です。

紅茶の風味を十分に楽しみたい場合には低温殺菌牛乳がおすすめです。

牛乳は高温で殺菌してしまうとタンパク質や脂肪から独特な臭いが発生してしまい、その臭いが紅茶の風味を損なわせてしまうのです。

その点、低温殺菌牛乳はこの臭いが抑えられているので紅茶の風味をより楽しむことが出来るのです。

そして、低温殺菌牛乳には牛乳本来のうまみも残っていて、お砂糖を入れなくてもほんのりと甘いロイヤルミルクティーが作れます。

こちらはお気に入りの東毛酪農の低温殺菌牛乳
こちらはお気に入りの東毛酪農の低温殺菌牛乳

◆ロイヤルミルクティーに合うお砂糖

次はお砂糖について

ロイヤルミルクティーはお砂糖を入れるとグンと美味しくなります。

紅茶を飲むときにはお砂糖を使わないという方も、ぜひロイヤルミルクティーを作るときにはお砂糖を入れてみてください。

ロイヤルミルクティーは少ないお湯の量で紅茶を抽出するので、溶けやすいお砂糖を選ぶことが大切になります。

そのため、グラニュー糖がロイヤルミルクティー向いているお砂糖といえます。

また、フレーバーシロップを使うとロイヤルミルクティーの楽しみ方が広がります。

フレーバーシロップにはバニラやヘーゼルナッツ、キャラメルなどのフレーバーがあります。

私のお気に入りはヘーゼルナッツ。甘さに香ばしさもプラスされるのところが気に入ってます。

◆スターバックスでもロイヤルミルクティー

最後にスターバックスでもロイヤルミルクティーを楽しむ方法をお伝えします。

スターバックスではティーラテというメニューがあります。

そのティーラテを頼む時に「オールミルクでお願いします」と伝えると、ロイヤルミルクティーのようにミルクたっぷりのティーラテを楽しめます。

オールミルクと言っても、茶葉の抽出にはお湯を使ってくれます。

親切なスターバックスでは「茶葉の抽出のために少量のお湯を使いますがいいですか?」と聞いてくれます。

もちろんそのほうが美味しいロイヤルミルクティーになるので「はい!お願いします」と答えています。

スターバックスのティーラテは5つの茶葉から好きなものを選べます。

イングリッシュ ブレックファスト、アール グレイ、ほうじ茶、カモミール、ジョイフルメドレーの中から選ぶのですが

私はイングリッシュ ブレックファーストが一番ロイヤルミルクティーに合うと思っています。

スターバックスのティーラテはちょっぴりシロップが入っているので、ほんのり甘いロイヤルミルクティーが楽しめます!

スターバックスでもロイヤルミルクティー!
スターバックスでもロイヤルミルクティー!
AMEBとはALL MILK ENGLISH BREAKFAST の略です。
AMEBとはALL MILK ENGLISH BREAKFAST の略です。
ふたを開けるとこんな感じです。
ふたを開けるとこんな感じです。
ミルクたっぷりのロイヤルミルクティーです。
ミルクたっぷりのロイヤルミルクティーです。

いかがでしたか?

ちょっとコツを知って、美味しいロイヤルミルクティーを楽しんでくださいね!