横浜山手西洋館「世界のクリスマス」と紅茶を楽しんだ一日

横浜山手西洋館「世界のクリスマス」のチラシ
今年(2016年)のクリスマス時期、横浜山手西洋館では「世界のクリスマス」と題して各西洋館でクリスマスの展示がされています。
私は洋館が大好きで、私の紅茶仲間にも洋館好きがいるので、クリスマス仕様の洋館と紅茶を楽しもうと出かけてきました。
6つの洋館を見学しながら3つのティールームにも行ってきましたよ。
目次
横浜山手西洋館と紅茶を楽しんだコース

みなとみらい線の元町・中華街駅から出発して、
横浜市イギリス館⇒ティールーム霧笛⇒山手234番館⇒エリスマン邸⇒ベーリックホール⇒えの木てい⇒外交官の家⇒ブラフ18番館⇒元町散歩⇒ミツティー
というコースで洋館と紅茶を楽しんできました。
横浜市イギリス館のクリスマスの展示2016

横浜市イギリス館のテーマはヴィクトリアン時代のクリスマス。

横浜市イギリス館のクリスマスツリー

シノワズリーの食器が華やか

アドベンドカレンダーや紅茶が置かれたコーナー

ミンスパイも飾ってありました。

お隣には銀製のケトル、ビスケットウォーマー、ティーカップ

今の隣のお部屋もクリスマス仕様でした。

リースが飾られた窓。窓越しにはローズガーデン

シノワのティーセットのコーナーもありました。
ティールーム霧笛

イギリス館をたっぷり見学したので、近くのティールーム霧笛でロイヤルミルクティーを飲みながら休憩しました。
山手234番館のクリスマスの展示

山手234番館は1927年に建てられた外国人向けのアパートメント。
各階2世帯ずつ、合計4世帯が暮らせるアパートメントでした。1989年に横浜市が購入し改修工事の後1999年から一般公開されています。

山手234番館のテーマはアルメニアのクリスマス

山手234番館のクリスマスツリー

窓辺のコーナー

各部屋に暖炉もあってステキ
エリスマン邸のクリスマスの展示

スイス人貿易商フリッツ・エリスマンの邸宅として、1925年から1926年にかけて山手127番地に建設されたエリスマン邸。1982年に解体されましたが、1990年横浜市により現在の場所に移築され、現在は観光用施設として一般公開されています。

エリスマン邸のテーマはフィンランドのクリスマス。

暖炉のあるお部屋。シンプルでモダンな感じです。

お菓子の家も飾ってありました。
ベーリックホールのクリスマスの展示

イギリス人貿易商バートラム・ロバート・ベリックの邸宅として、1930年にスパニッシュ様式で建設されたベーリックホール。インターナショナル・スクールの寄宿舎としても使用されていました。2000年に横浜市のものとなり、観光施設、結婚式場として2002年より一般公開されています。

ベーリックホールのテーマはベトナムのクリスマス

ベーリックホールのクリスマスツリー

居間に続くパームルームには壁泉があります。

2階の子供部屋

子供部屋のクリスマスツリー

夫人の居間

夫人の寝室

夫人の寝室のコーナー

ベーリックホールは山手西洋館の中で一番大きいお屋敷だそうです。
「えの木てい」でアフタヌーンティー

ランチ代わりに「えの木てい」でアフタヌーンティーをしました。

えの木ていも山手西洋館の一つです。
外交官の家のクリスマスの展示

外交官の家はニューヨーク総領事やトルコ特命全権大使などを務めた明治政府の外交官内田定槌氏の邸宅として1910年に東京渋谷の南平台に建てられました。1997年に横浜市に寄贈され山手イタリア山庭園に移築し、現在は観光施設として一般公開されています。
2016年は秋から外壁の工事をしているので、この日も外観は見ることが出来ませんでした。この写真は以前に外交官の家に行った時のもです。

外交官の家のテーマは日本のクリスマス。西洋にあこがれていた昭和の時代クリスマスの習慣が日本にも根付いたころのクリスマスがテーマだそうです。

クリスマスのティーセットがセッティングされていました。

こちらの家にも暖炉がありました。

外交官の家にはドールハウスがたくさん展示されていました。

こちらはケーキ屋さんのドールハウス

こちらは手芸屋さんかな?

こちらは毛糸屋さんですね
ブラフ18番館のクリスマスの展示

ブラフ18番館は関東大震災後に山手町45番地に建てられたオーストラリアの貿易商バウデン氏の住宅として建てられました。
ベイウィンドウや上げ下げ窓、鎧戸などが印象的な洋風建築です。
戦後はカトリック山手教会の司祭館として使用され、その後1992年に横浜市に寄贈され1993年から一般公開されています。

ブラフ18番館のテーマはイタリアのクリスマス。

応接間にはティーセットが飾られていました。

ブラフ18番館のクリスマスツリー。ツリーの下にプレゼントが置いてあるのが西洋らしいですね。

2階の部屋にもテーブルセッティングがされていました。

キリスト誕生のフィギュアもありました。
ミツティー

石川町の駅のすぐそばにある紅茶専門店ミツティー

洋館と紅茶巡りの〆はミツティーでモルドワインティー。
冷えた体が温まりました!
いかがでしたか?
私は洋館好きでもあるので、山手の西洋館を見学しに行くのが大好きです。
山手西洋館はバラの時期とクリスマスの時期がとても素敵ですよね。
そして、紅茶好きになってから気が付いたのですが、洋館の展示にはティーウェアが飾られていることがとても多いです。今回もあらゆるところにティーセットが置いてあってとても楽しめました。
特にイギリス館は紅茶好きにはたまらない展示だと思います。
そして、山手周辺には素敵なティールームが複数あるので、途中でなんども紅茶休憩をいれて観光していました。
1件目はティールーム霧笛、2件目はえの木てい、3件目は石川町まで下りてミツティーに行ってきました。
それぞれのティータイムも別記事でアップしてありますので、よかったらそちらもご覧になってくださいね。
ぜひ、美味しい紅茶を飲みながら洋館巡りを楽しんでみてくださいね。