紅茶の種別について
紅茶の種類は多種多様なのでわかりづらいのが現状です。
紅茶は種別や種類でも区別されますが
産地や品種、製法、または使用している茶葉のグレートによっても区別されます。
また紅茶の種類の名称が紅茶の産地の名前でもあり、
さらにブレンドティーの名称にもなっていたりするので、ますます混乱しがちです。
Tea Magazineではこのわかりづらい紅茶の区別を
少しずつご説明していきます。
今回は種別の説明です。
紅茶の種別
大きく分けるとフレーバーティーとフレーバーを付けていない普通の紅茶に分けられます。
普通の紅茶については、ブレンドされていないものと、ブレンドされたものに分けられます。
紅茶のブレンドは品質を一定にし、味をよくするために行われます。
ブレンドされないで市場に出る紅茶はシングルエステート紅茶といい
ブレンドしなくても美味しく飲める品質の高い紅茶です。
今回はそのシングルエステート紅茶、ブレンド紅茶、フレーバー紅茶の違いを簡単にご説明します。
シングルエステート紅茶とは
◆一つの農園で作られた茶葉だけでパッケージした紅茶
ブレンドも着香もしていないので茶葉本来の味が楽しめる
シングルオリジンティーとも呼ばれる
◆入手場所:
紅茶専門店で売られていることが多い。
◆代表的な例:
ダージリンのキャッスルトン茶園 FTGFOP DJ120
ウバのハイランズ茶園
<シングルエステート紅茶が買えるおすすめの通販ショップ>
◆セイロン紅茶専門店ミツティー
セイロン茶の専門店。
実際にスリランカで紅茶の修行をしてきたオーナーさんの選ぶ紅茶は外れがありません。
どれも美味しいので安心してお買い物できます。
◆シルバーポット
もともとはインド紅茶の専門店で、今でもインド紅茶の品揃えが豊富な紅茶専門店。
紅茶専門店の中でも珍しく、複数種類のニルギリがあるのも魅力的です。
ブレンド紅茶とは
◆複数の茶葉を混ぜて作ったもの
同じ産地物のみで混ぜているブレンドティーもあれば、違う産地のものを組み合わせたブレンドティーもある
◆入手場所:
スーパーでも百貨店でも紅茶専門店でも購入できる
扱っているお店が多いので、購入しやすい紅茶
◆代表的な例:
リプトンのイエローラベル
トワイニングのイングリッシュブレックファスト、
フォートナム&メイソンのロイヤルブレンド
<通販で買えるおすすめのブレンド紅茶>
フレーバーティーとは
◆紅茶に花や果実などで風味をつけたもの
フレーバードティーとも呼ばれる
手法は大きく二つに区別でき、乾燥させた花や果実など自然なもので風味付けをしたものと
合成香料で風味付けしたものがある。香りがきつくて、価格が安いものは、ほとんどが合成香料を使用したもの
◆入手場所:
スーパーでも百貨店でも紅茶専門店でも、どこでも手に入る
◆代表的な例:
トワイニングのアールグレイ、
マリアージュフレールのマルコポーロ
<通販で買えるおすすめのフレーバーティー紅茶>
シルバーポット アールグレイブルー
ニルギルとダージリンがベースになったアールグレイ
さっぱりとした紅茶にベルガモットのフレーバーがマッチした美味しいフレーバーティーです。
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いかがでしたか?
ちなみにハーブティーとはチャノキ以外の植物の花や葉、茎などから作ったもので、ティーと付いていますが、厳密にはお茶ではないので今回は紹介しませんでした。
今回はチャノキの葉で作られた紅茶の分類についてのお話でした。