<お菓子と紅茶のマリアージュ>六花亭の「マルセイバターサンド」に合う紅茶は?
「マリアージュ」とは紅茶と食べ物の組み合わせのことで「ペアリング」とも呼ばれます。
スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。
合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。
今日のスイーツは六花亭製菓の「マルセイバターサンド」です。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
六花亭製菓とは昭和8年(1933年)に帯広で帯広千秋庵として開業したのが始まりのお菓子屋さん。
お菓子の製造販売以外にも文化活動に力を入れている会社で児童詩誌を発行したり自社で美術館、図書館、コンサートホールを持っていて「お菓子は文化のバロメーター」という思いのもとに文化活動を積極的に続けているそうです。
お菓子事業としては国内初のホワイトチョコレートを製造販売したり、大ヒット商品のマルセイバターサンドを生み出しています。
マルセイバターサンドのパッケージはかつて存在した北海道の畜産会社「晩成社」のバターのパッケージを模したもの。
晩成社は北海道の開拓に尽力した合資会社で北海道で初めてバターを商品化した会社だそうで、リスペクトの気持ちを込めてパッケージとして使っているそう。
そんなマルセイバターサンドは1977年に社名を「六花亭」に変更した時の社名変更記念菓子でもあるそうです。
◆今日のスイーツ 六花亭の「マルセイバターサンド」
今日のお菓子は六花亭の「マルセイバターサンド」。
マルセイバターサンドは自慢のホワイトチョコレートと北海道産のバターとレーズンを柔らかめのビスケットでサンドしたお菓子。
似たようなお菓子で「小川軒のレーズンウィッチ」があるけれど、大きな違いはクリームの部分。「マルセイバターサンド」はホワイトチョコレートとバターを合わせたクリームなのに対し、「レーズンウィッチ」のクリームはショートニングで作られているそうです。
◆選んだ紅茶は「ディンブラ」
ディンブラは紅茶の代表のような紅茶らしい紅茶なので、焼き菓子にとても良く合います。
そして、スッキリとした味わいながら、フルーティーでフラワリーな香りがあるのでドライフルーツとの相性もとても良いのです。
特に、レーズンとの相性がとても良いと思っているので、今回はディンブラを選びました。
◆ディンブラという紅茶
◆マリアージュの結果
六花亭の「マルセイバターサンド」とディンブラの相性
「マルセイバターサンド」とディンブラは期待通りとってもいい組み合わせでした。
ビスケット生地クリーム共にしっかり甘く、バターのコクもある「マルセイバターサンド」の甘さや油分をディンブラがスッキリとリセットしてくれるので、交互に口に入れると止まらなくなるような美味しさでした。
ストレートでも美味しいけれど、ミルクティーとの組み合わせのほうが格段美味しかったです!
六花亭の「マルセイバターサンド」に合いそうな、その他の紅茶
アッサム
ディンブラがピッタリだけど、ディンブラ以外を合わせるならアッサムがおすすめです。
アッサムの甘い香りとバターの相性もとても良いのと、アッサムはミルクティーにぴったりなので、ミルクティーと相性抜群の「マルセイバターサンド」とは素敵なマリアージュになりそうです。
「マルセイバターサンド」は母の大好物なので、北海道に行ったときはもちろん、物産展で見つけた時も、ついつい買ってしまうお菓子です。
今回は家の近くのスーパーの催事で見つけたので購入してしまいました。
相変わらずの美味しさで定番スイーツと定番紅茶の組み合わせの最強さを実感しました♪
◆今日のお菓子の詳細
六花亭(ろっかてい)
マルセイバターサンド
5個入り 650円(税込)
その他10個入り、20個入り、30個入りなどがあります。