＜紅茶とお菓子のマリアージュ＞マリー・アントワネットのチョコレートに合う紅茶は？

マリアージュとはお茶とお菓子が引き立つ、最適な組み合わせのことです。

スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。

今日のスイーツはドゥボーヴ・エ・ガレのチョコレート「マリーアントワネットのピストル」です。

さて、どんなマリアージュになったでしょうか？

◆今日のお店「ドゥボーヴ・エ・ガレ」とは

ドゥボーヴ・エ・ガレ(DEBAUVE&GALLAIS）はフランス王ルイ１６世の薬剤師であった貴族出身のスルピス・ドゥボーヴが1800年に開いたチョコレート店で、パリで一番歴史のあるチョコレート店です。

ナポレオンにも愛されたドゥボーヴのチョコレートはフランスの王政復古の後はフランス王家御用達のチョコレート店として歴代の王にも愛され、万国博覧会では何度も金賞に輝きました。

本店は現在もパリのサン＝ペール通りにあり、ナポレオンの御用達の建築家ペルシエとフォンテーヌが手掛けた店舗は歴史的遺産補充目録にも登録されているそうです。

◆今日のお菓子 ドゥボーヴ・エ・ガレのチョコレート「マリーアントワネットのピストル」

今日のお菓子は三越本店で購入したドゥボーヴ・エ・ガレのチョコレート「マリー・アントワーネットのピストル」です。

このチョコレートは薬が苦くて飲めないと言う王妃マリー・アントワネットのために作られました。

当時王室の薬剤師であったスルピス・ドゥボーヴは薬をチョコレートに包んで飲むことを提案し、薬を包むことが出来るように薄くて丸い形のチョコレートを作りました。

このチョコレートは金貨のような形だったことから、金貨を意味する「ピストル」と王妃マリー・アントワネットに名づけられました。

このチョコレートはなんと防腐剤を使っていないチョコレート。

カカオにはもともと保存効果があるそうで、ここのカカオ９９％のチョコレートは防腐剤なしでも10年は劣化しないそうです。

そのせいか、ここのチョコレートはへんな「えぐみ」がないのでビターチョコレートが苦手な私でも美味しく食べることが出来ます。

◆選んだ紅茶は「ウバ」

◆ウバという紅茶

◆マリアージュの結果

マリー・アントワネットのピストルにハイランド茶園のウバはとっても合うと思います！

あまりにも美味しいのでピストル全種類とのペアリングを試して、一口ごとに幸せを感じていました。

ウバをミルクティーにするのを忘れてしまうほどでした～。

マリー・アントワネットのピストルは叶姉妹の恭子さんも大好物という高級チョコレートなので、頻繁には食べられないけれど、ご褒美チョコとして、これからも味わっていきたいと思います！