アールグレイはどんな紅茶?特徴や由来とおすすめの飲み方の紹介

アールグレイの紅茶が入ったティーカップの画像

 

紅茶の中でもアールグレイが好きな方って多いですよね。

柑橘系のスッキリしたフレーバーでアイスティーにするととっても美味しいアールグレイ!

あまりにも有名な名前なので紅茶の種類かと思ってしまいますが、実はフレーバーティーの名称なのです。

今日はそんなアールグレイについてご紹介します。

◆アールグレイとは、どんな紅茶?

「アールグレイ」はあまりにも有名な紅茶の名前なので、紅茶の茶葉の種類かと思ってしまいますが、実はフレーバーティーの一種であり、茶葉の種類の名称ではありません。

アールグレイはダージリン、キームン、ディンブラなどの紅茶の茶葉の種類と同列なのではなく、ピーチティー、アップルティーのようなフレーバーティーの名前と同列になるのです。

アールグレイベルガモット(ミカン科の柑橘類)フレーバーをつけた紅茶のことです。

ですので、

ダージリンの茶葉にベルガモットのフレーバーを付けたダージリンベースのアールグレイ
キームンの茶葉にベルガモットのフレーバーを付けたキームンベースのアールグレイがあるのです。

◆ベルガモットとは?

ベルガモットとはミカン科の柑橘類で、ビターオレンジとマンダリンオレンジの交雑種です。

主産地はイタリアやアフリカのコートジボワール。

ベルガモットには苦みがあるので食べるのには適しませんが、香料としてよく使われています。

ベルガモットはシトラスの香りの香水の原料にもなっているのです。

ベルガモットの香りには、精神を安定させ、ホルモンバランスを調整する働きがあると言われています。

ベルガモットの果実
ベルガモットの果実

◆アールグレイの名称の由来

ベルガモットフレーバーの紅茶が一般的に「アールグレイ」という名称で親しまれているのはなぜでしょうか?

アールグレイの「アール」とは英語で「伯爵」、「グレイ」は英国人の姓なので、

アールグレイとは「グレイ伯爵」という意味です。

そして、このグレイ伯爵は実在した人物です。

アールグレイ紅茶の生みの親、第二代グレイ伯チャールズ・グレイ
アールグレイ紅茶の生みの親、第二代グレイ伯チャールズ・グレイ

「アールグレイ」の名称の由来になったグレイ伯爵とは、

1830年代にイギリスの首相を務めた、

第二代グレイ伯爵の「チャールズ・グレイ」ことです。

◆グレイ伯爵とアールグレイ紅茶の関係

グレイ伯爵は中国から来た、龍眼(中国や東南アジアで採れるライチのような果実)の木材で焙煎された紅茶をとても気に入り、自国でも同じものを作れないかと茶商に依頼しました。

龍眼は英国にもヨーロッパにもないので、代わりにベルガモットが使用され依頼の紅茶が作られました。

茶商はそのベルガモットフレーバーの紅茶を「アールグレイ」と名付けて発売。

たちまちヒット商品になり、他の茶商もベルガモットフレーバーの紅茶をつくり、多くの茶商が名前もそのまま「アールグレイ」としたことから、ベルガモットフレーバーの紅茶は「アールグレイ」として知られるようになっていったのです。

◆元祖アールグレイとは?

グレイ伯爵が龍眼で焙煎されたような紅茶の開発を依頼した茶商がどこかは、残念ながら現在では定かではありません。

以前イギリスではジャクソン社とトワイニング社がアールグレイの元祖争いをしていました。

トワイニング社は、第5代グレイ伯爵が元祖アールグレイはトワイニング社だと認めた、とのことでトワイニングがアールグレイの元祖と主張していました。

しかし、1990年ごろ、ジャクソン社とトワイニング社が合併したので、このアールグレイ元祖争いは終結しました。

本当はどちらに依頼したかはわからないのですが、現在はこの2つの会社が合併してトワイニング社になっているので、どちらにしてもトワイニング社がアールグレイの元祖ということになります。

◆アールグレイのベースとなる茶葉

アールグレイは茶葉にベルガモットの香りをつけたものなので、ベースとなる茶葉によって風味の違うアールグレイ紅茶が出来ます。

アールグレイが誕生した頃は中国でつくられた紅茶が流通のメインだったことから、中国の紅茶、特にキームンがアールグレイのベースの紅茶として使われることが多いですが、その他の紅茶がアールグレイのベースになっていることもあります。

◆アールグレイのおすすめの飲み方

アールグレイの柑橘系の爽やかな香りはアイスティーにぴったり

カフェやティールームでアイスティーを頼むと、アールグレイのアイスティーが出てくることが多いのも、アールグレイがアイスティーに向いている証拠ですね。

特にセイロン紅茶がベースとなっているアールグレイはアイスティーに向いていると思います。

ミルクティーにしても美味しいアールグレイ

アールグレイはミルクティーにしても美味しくいただけるフレーバーティー。

特にキームンをベースにしているアールグレイはミルクティーにすると美味しいと思います。

また、紅茶味のクッキーやシフォンケーキにはアールグレイが使われていることも多いです。ベルガモットの香りはお砂糖との相性がいいので、甘いクッキーやシフォンケーキに合うのだと思います。

◆おすすめのアールグレイティー

  • トワイニング クオリティ アール グレイ

アールグレイの元祖トワイニングのアールグレイ。

ベースの茶葉はインドと中国の紅茶。ミルクティーにしても美味しいアールグレイです。

  • カレルチャペック アールグレイクラシック

シングルエステート茶として流通するほど品質の良いディンブラをベースにした贅沢なアールグレイ。
カレルチャペックオリジナルのミツバチイラストも可愛らしくて、ティータイムを楽しくしてくれます。

  • オーリエンス アールグレイ・アウェーニング

オレンジの香りと果皮もブレンドされたアールグレイ。
爽やかで自然な柑橘の香りの逸品。ストレートやアイスティーで楽しみたい紅茶。

いかがでしたか?

紅茶の知識が増えると、ティータイムもより楽しくなりますよね。

アールグレイ好きの方は、ぜひ、お好みのアールグレイを探して、ティータイムを楽しく過ごしてくださいね。