<お菓子と紅茶のマリアージュ>アンテノールのマロン・オランジェに合う紅茶は?
「マリアージュ」とは飲み物と食べ物の組み合わせのことで「ペアリング」とも呼ばれます。
スイーツと紅茶を最高に美味しくいただくには、そのスイーツに合う紅茶を選ぶことがとっても大切。
合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。
今日のスイーツはアンテノールの「マロン・オランジェ」です。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
◆今日のお店「アンテノール」とは
アンテノールは1978年に神戸の北野で誕生したパティスリー。
もともとは兵庫県尼崎市にあった小さな洋菓子屋さんで、当時の日本はバタークリームのケーキが主流だったのに、生クリームのケーキにこだわって開発を重ねてきたケーキ屋さんでした。
その後、本格的な洋菓子店を目指し、神戸北野にアンテノールとしてオープン。
本格的な西洋菓子の追及は現在も続いていて、ヨーロッパのパティスリーと技術交流を盛んにしているそうです。
現在は関西だけでなく全国の百貨店にお店を構える人気店です。
◆今日のスイーツ アンテノールの「マロン・オランジェ」
今日のお菓子はアンテノールの「マロン・オランジェ」。
アンテノールでは期間限定でシェフのスペシャリテとして、特にこだわりの詰まったケーキを販売しています。
2019年の秋は「栗」のおいしさを生かしたケーキが2つ発表され、1つは「ショコラ・モンブラン」、そしてもう一つが今日紹介する「マロン・オランジェ」です。
マロン・オランジェは渋皮栗を使ったチョコレートケーキの中に、マロンクリームを忍ばせ、
その上にオレンジピール入りのジュレを包んだホワイトチョコレートのムースを乗せ、表面にはキャラメルソースがかかっています。
トップには渋川栗とオレンジコンポートがあしらわれ見た目も可愛いケーキです。
◆選んだ紅茶は「アッサム」
栗にはアッサムが合うし、チョコレートにはウバが合うし、オレンジにはニルギリやキャンディを合わせるのが好きだから、
なんの紅茶を合わせるか迷ってしまったけれど、
今回は栗がメインのケーキということで、アッサムを選びました。
◆マリアージュの結果
アンテノールの「マロン・オランジェ」とアッサムの相性
「マロン・オランジェ」とアッサムはとってもいい組み合わせでした。
今回もアッサムはCTCではなく、オーソドックス製法のものをチョイスしたので、1杯目はストレートにして、2杯目をミルクティーにしました。
母はストレートのほうが美味しいと言っていましたが、私はミルクティーに合わせるほうが好みでした。
「マロン・オランジェ」に合いそうな、その他の紅茶
ディンブラ
アッサムでも美味しかったけど、思っていたよりもさっぱりしていたケーキだったので、キリっとした渋みのあるディンブラでも美味しい組み合わせになりそう!と思いました。
秋はいも、くり、かぼちゃのほっくり系のスイーツがたくさん登場していますよね。
酸味のあるスイーツを使ったケーキが好きな私は、ほっくり系ばかりだと、ちょっと飽きてきちゃったなぁというのが本音なのですが、季節限定品に弱いので、
やっぱり季節ものの「いも、くり、かぼちゃ系のスイーツ」をチェックしてしまうという葛藤の中、こちらのケーキを発見しました!
栗とオレンジなんて、今の私がまさに欲していたスイーツだわ!!!と思って即決で購入しました。
「マロン・オランジェ」はシェフのスペシャリテだけあって、とても凝った作りのスイーツ。
栗、オレンジ、チョコ、ホワイトチョコ、キャラメルといろいろなフレーバーが使われているけれど、それが仲良く調和していました!
濃厚でしっとりとしたチョコレートケーキにマロンクリーム、ホワイトチョコレートのムースと重めな材料をさわやかなオレンジが受け止めて、素敵なハーモニーになっていました!
◆今回のお店の詳細
ANTÉNOR(アンテノール)
店名:アンテノール東京大丸店
所在地:東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店 1F
最寄駅:
JR線
東京駅 八重洲 北口 徒歩1分
TEL:03-3201-2339
営業時間:
平日:10:00~21:00
土日祝:10:00~20:00
定休日:大丸百貨店 東京店に準ずる
マロン・オランジェ
1個778円(税込)
2019年9月2日~12月18日の限定発売