＜青葉台＞アンティークス ヴィオレッタ ポンパドゥール夫人の森のアフタヌーンティーレポート

アンティークショップのヴィオレッタのポンパドゥール夫人の森のアフタヌーンティー「Madam de pompadour’s AfternoonTea in the Forest」 に行ってきました。

今回はルイ15世の公妾（王の愛人）ポンパドゥール夫人がルイ15世と初めて出会った森を妄想できる楽しいアフタヌーンティーでした！

※この記事の情報はは2021年9月のものです。

◆アンティークス ヴィオレッタの基本情報

アンティークス ヴィオレッタは青葉台にあるアンティークショップ。
アンティークショップなんだけど、カフェとして利用できたり、カルチャー講座を開設していたりと、サロンのような面もあるお店です。

2021年からはアフタヌーンティーの提供も始まり、ティーフーズは毎回ホテルや有名パティスリーとコラボしています。

毎月テーマが変わるヴィオレッタのアフタヌーンティーには必ずストーリーがあって、ティーフーズやティーウェアにストーリーが反映され、ティーウェアはもちろんアンティークを使わせていただけるなど、アンティークショップならではのこだわりのアフタヌーンティーを楽しめます。

◆アンティークス ヴィオレッタのアフタヌーンティー情報

◆ヴィオレッタ ポンパドゥール夫人の森のアフタヌーンティーのティーフーズ

アンティークス ヴィオレッタの11月のアフタヌーンティーのテーマは「ポンパドゥール夫人の森」。ティーフーズは「リストランテ マンジャーレ 伊勢山」からの提供です。

＜セイボリー＞

• ピペラードソースのパスタ

＜上段のスイーツ＞

• 芋堀り小人のブランマンジェ
• ツヤツヤりんごのホワイトチョコムース
• きのこのロールケーキ

＜中段のスイーツ＞

• ほうじ茶ブリュレ ミニパルフェ
• クラシックオペラ
• かぼちゃのマカロン
• キャンディードスイートポテト（大学芋）

＜スコーン＞

• プレーンスコーン
• かぼちゃスコーン
• クロテッドクリーム
• メイプルシロップ

◆ヴィオレッタ ポンパドゥール夫人の森のアフタヌーンティーの紅茶

◆ヴィオレッタ ポンパドゥール夫人の森のアフタヌーンティーのティーウェア

取り皿はドレスデン
ティーカップはアウガルテンのプリンスオイゲン

ティースタンドもいろいろなものが使われていて、見ているだけでも楽しい！

ティーポットもいろいろなものが使われています。そして全てがスターリングシルバー（純銀）！

◆ヴィオレッタ ポンパドゥール夫人の森のアフタヌーンティーの感想

ヴィオレッタのアフタヌーンティーにはいつも妄想ストーリーがあって、今回はポンパドゥール夫人が主人公。

ポンパドゥール夫人は貴族ではなく、ブルジョア階級の女性。それなのに幼い頃、占い師に「王の愛妾になる」と予言されました。裕福な銀行家の娘だったこともあり、貴族の子女以上の教育を受けて育ち、魅力的な女性に成長。

ポンパドゥール夫人が時の王ルイ15世の気を引くために出会いの場所として選んだのがセナールの森。狩りをしている王の一行の前に派手な衣装と馬車で現れてはすぐに消えるということを繰り返すうちにポンパドゥール夫人は｢セナールの森の妖精｣と呼ばれるようになり、本当に王の愛妾になったのです。

というわけで、今回はポンパドゥール夫人がセナールの森でアフタヌーンティーを開いたら？という妄想のアフタヌーンティー。

森の中のアフタヌーンティーということで、テーマカラーはグリーン。

ポンパドゥール夫人といえば、ポンパドゥールピンクが思い浮かぶようにピンク色が好きだったのかといえば、実はそんなことはなくて、ピンク色が好きだったのはルイ15世。
ポンパドゥール夫人はグリーンが一番好きだったそう。

だから、グリーンは今回のポンパドゥール夫人のアフタヌーンティーのテーマカラーにぴったりな色なんですね！

このようにオーナーの櫻さんがアフタヌーンティーが始まる前に話してくれる、知識と妄想力たっぷりのストーリーは本当に面白くて、その世界に引き込まれてしまいます。

セイボリーとして提供されたピペラードソースのパスタはヴィオレッタさんのオリジナル。ちゃんとフランスのバスク地方のソースを合わせているところが素敵。

今回のティーウェアは緑色のものが多いんだけど、パスタのお皿はピンク。
ティーカップもグリーンとピンクがありましたよね！

このピンクにも理由があって、ポンパドゥール夫人は緑とピンクを組み合わせたドレスを作り、それは当時としてはかなり斬新な組み合わせだったそうで、王侯貴族のあいだでも大いに話題になったそう！

あの有名なフランソワ・ブーシェが描いたポンパドゥール夫人の肖像でもピンクとグリーンのドレスを着ていますね！

「リストランテ マンジャーレ 伊勢山」から提供されたスイーツは可愛くて、食べているときも楽しかったな♪

オペラだけはフルーティーな紅茶よりも、コーヒーのほうが合いそうな気がして、キューバ産クリスタルマウンテンを合わせました。

最後はChaTeaのオータムナルで〆て、アフタヌーンティーの余韻を味わいました！

フレーバーティーも好きだけど、やっぱりシングルエステートの紅茶が一番好きです！

ヴィオレッタのアフタヌーンティーは店内のインテリアも楽しみのひとつ。

今回は森のアフタヌーンティーだったから、クマさんが至る所にいました。テディベア好きな私はそんなところにもキュンキュン♪

私たちは最終日に行ったので、ポンパドゥール夫人のアフタヌーンティーはもう終わってしまったけど、ヴィオレッタさんの妄想アフタヌーンティーは来月も開催が決まっています。

12月はロマノフ王朝がテーマのアフタヌーンティーになるそう！！！
年末にふさわしい豪華なアフタヌーンティーになるのかなと、今からワクワク！

ティーフーズはコンラッドのウィンター・ビジューアフタヌーンティーだそう。

私はすでにウィンター・ビジューアフタヌーンティーには行ってしまったので、ティーフーズの内容は知っているんだけど、あのキラキラのティーフーズがヴィオレッタさんのアンティークのティーウェアに盛られる様子を見るのが楽しみです♪