お茶の種類における紅茶とは

ブルーのティーカップに入った紅茶

紅茶はもともと中国で生まれ、ヨーロッパで成長した飲み物です。

紅茶とはお茶の樹の葉から作られる発酵茶のことです。

茶の木の学術名はカメリアシネンシスといいます。

カメリアシネンシスのイラスト
カメリアシネンシスのイラスト

紅茶も緑茶もウーロン茶も、同じ茶葉から作られる

お茶の樹の学名は「カメリア・シネンシス」といい、ツバキ科の植物です。

ご存知の方も多いともいますが、このカメリア・シネンシスから、緑茶もウーロン茶も紅茶も作られます

では、何が違うのかというと、発酵の度合いによりお茶の種類が変わってきます

葉を完全に発酵させたものが、紅茶
途中まで発酵させたものがウーロン茶。発酵させてないものが緑茶です。

世界における茶の生産量のうち
紅茶になるのは全体の約80%
緑茶になるのは全体の約20%です

世界的に見たらウーロン茶はほんの少ししか作られていないみたいですね。

中国全体では7割が緑茶、ウーロン茶と紅茶は15%ずつくらいだそうです。

静岡県の茶畑
静岡県の茶畑
お茶の葉っぱ、一芯二葉を手で積みます
お茶の葉っぱ、一芯二葉を手で積みます

発酵度合いによるお茶の分け方6種類

 

お茶の本場中国ではお茶は大きく分けると6種類あります。


発酵度の低い順にあげると

【低】緑茶→白茶→黄茶→青茶(ウーロン茶)→紅茶→黒茶(プーアル茶)【高】

となります。

 

6種類のお茶

 

 

ちなみに紅茶は英語ではBlack Teaと表現します。
プーアル茶が出てくることはないので
安心してBlack Teaと頼んでくださいね。