<お菓子と紅茶のマリアージュ>しまなみレモンケーキに合う紅茶は?
「マリアージュ」とは食べ物と飲み物の組み合わせのことで「ペアリング」とも呼ばれます。
ベストな組み合わせはお互いの良さを引き出すことができ、美味しさがより一層アップします。
だからスイーツを最高に美味しくいただくには、そのスイーツに合う紅茶を見極めることがとっても大切なのです。
今日のスイーツはパティスリー1904ディズヌフソンキャトルの「しまなみレモンケーキ」です。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
目次
◆今日のお店「パティスリー1904ディズヌフソンキャトル」とは
パティスリー1904ディズヌフソンキャトルは2005年創業のパティスリー。
1904年の創業ではなかったんですね。
20世紀初頭の工業化の時代のエスプリに魅力を感じるというオーナーさんだから店名に1904という数字を入れたのかな?
お店のコンセプトは「アルチザン(職人)とインダストリアル(工業生産)の融合」といことで、手作りとか素材じゃないところが面白いですよね。
◆今日のスイーツ パティスリー1904ディズヌフソンキャトルの「しまなみレモンケーキ」
今日のお菓子はパティスリー1904ディズヌフソンキャトルの「しまなみレモンケーキ」。
しまなみレモンの果汁を使ったしっとりでふわふわした生地をレモンチョコレートでコーティングしたケーキです。
「しまなみレモン」とはレモンの名産地として有名な広島のブランドレモンのことです。
レトロなパッケージなのはレモンケーキが大流行した昭和40年代をイメージしてとのこと。
◆選んだ紅茶は「キームン」
レモンともホワイトチョコレートとも相性の良い紅茶キームンを選びました。
キームンは煙ったような香りで、少しクセのある紅茶だけどレモン風味のスイーツとと合わせるとそのクセが弱まって、キームンのもつ味の良さが引き立つのです。
さらにホワイトチョコレートとも相性が良いので、これはキームンに合わせたいと思い浮かびました。
◆キームンという紅茶
◆マリアージュの結果
しまなみレモンケーキはしっとりふわふわで美味しいケーキでした。
キームンとの相性もとっても良かったです。
実は途中でやっぱりニルギリとも合わせてみたいと思って、ニルギリの紅茶も淹れてみたんです。
ニルギリとの相性も悪くはなかったんだけど、なんか普通過ぎてマリアージュとしては面白くないなと感じてしまいました。
一緒に食べていた母にもニルギリで合わせてみてもらったら、「キームンのほうがお互いの良さを引き出している感じ」とのこと。
マリアージュの良さって、まさにお互いの良さを引き出すことなので、しまなみレモンケーキにはキームンで正解だったようです。
そして、母はこのレモンケーキを見て、随分懐かしいケーキを買ってきたわねと言ってました。
どうやら母はリアルタイムでレモンケーキの流行を知っていたようです。
私はレモンケーキの流行があったと知らなかったけれど、しまなみレモンケーキのようなケーキは他でも見たことがあるなぁと思ったら
以前、広島でお土産にと買ったケーキがそれでした。
こちらは大正15年創業のパティスリーボストンのレモンケーキ。
パッケージは違うけど、ケーキはほぼ同じですよね。
調べてみたら、レモンケーキを作っているところはたくさんあって、大阪、京都、香川、愛媛、静岡、群馬などのお菓子屋さんでも作られていました。
こんなに似たようなケーキだたくさん作られているのだからレモンケーキは大流行だったんだなと想像できました。
レトロなレモンケーキは今プチブレイク中のようです。
他のレモンケーキも食べたくなってしまいました。
◆今日のお店の詳細
パティスリー1904ディズヌフソンキャトル
所在地:東京都目黒区東山2-5-8
最寄駅:田園都市線「池尻大橋駅」東口より徒歩10分
TEL:03-3792-1904
営業時間:10:00-19:00
定休日:火曜日・第1.3月曜日
しまなみレモンケーキ
1個230円(税込)