<お菓子と紅茶のマリアージュ>ピエール・エルメのデジレに合う紅茶は?
「マリアージュ」とは紅茶と食べ物の組み合わせのことで「ペアリング」とも呼ばれます。
スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。
合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。
今日のスイーツはピエール・エルメ・パリの「デジレ」です。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
◆今日のお店「ピエール・エルメ・パリ」とは
ピエール・エルメはファッション誌のVOGUEで「パティスリー界のピカソ」と賞賛される」カリスマパティシエ。
ピエール・エルメを代表するスイーツはローズとフランボワーズとライチを使った「イスパハン」。
他にも「キャレマン ショコラ(ビターチョコレート、グリュエ・ド・カカオ、フルール・ド・セル入りチョコレートチップ)」や「サティーヌ(オレンジ、パッションフルーツ、クリームチーズ)」など独創的なフレーバーのスイーツを発表しています。
ブーランジェリーの4代目として生まれた彼は14歳の時からパティシエの修行を始めました。1985年には24歳にしてフォションのシェフ・パティシエとなり、その後ラデュレで副社長を務めました。
1998年に「ピエール・エルメ・パリ」としてホテルニューオータニに一号店をオープン。
2001年には本国フランスにもブティックを開き、現在は世界中に50店舗以上を展開する人気のパティスリーです。
◆今日のスイーツ ピエール・エルメ・パリの「デジレ」
今日のお菓子はピエール・エルメ・パリの「デジレ」。
デジレ(Desire)はレモンクリームのムースの中にイチゴとバナナのコンポートとレモン入りビスキュイが潜んでいるスイーツ。
ムースの周りにはピスタチオでがあしらわれていて、トップにはいちごとフランボワーズが乗っています。
可愛らしいスイーツだけど、願望という意味のデジレ(Desire)という名前を付けるところがピエール・エルメっぽいな!と思いました。
◆選んだ紅茶は「ディンブラ」
今回の紅茶選びは結構迷ってしまいました。
バナナが入っているから甘い香りのアッサムも合いそうだけど
レモンクリームといちごを使っているならキームンかニルギリを合わせたいし・・・
なかなか決められないので、こうゆうときは頼りになる紅茶の優等生のディンブラの出番かなと思って、結局は無難なディンブラを選んでしまいました。
ディンブラは紅茶らしい紅茶だし、だいたいのスイーツに合うので、マリアージュに悩んだ時はディンブラにすることが多いです。
◆ディンブラという紅茶
◆マリアージュの結果
ピエールエルメの「デジレ」とディンブラの相性
デジレとディンブラは美味しいマリアージュでした。
デジレはバナナはほのかに感じるくらいで、ベリーの味が強く出ていました。
だからベリー系のスイーツに良く合うディンブラを選んだのは正解でした。
ストレートでもミルクティーでもどちらでも美味しかったけど、ミルクティーのほうがデジレと調和がとれて美味しく感じました。
「デジレ」に合いそうな、その他の紅茶
ニルギリ
濃い目に淹れたニルギリのミルクティーとも合いそうです。
ストレート用に淹れたニルギリではレモンクリームのムースには弱い感じがするけど、ミルクティーのニルギリならバランスが取れそうと思ったからです。
デジレを選んだのはイチゴとバナナのコンポートとレモンクリームムースの相性が美味しそうだったから。でもバナナ感はあんまりなくてレモンとイチゴのムースという感じでした。
これはこれで美味しかったんだけど私としてはもっとバナナ感が欲しかったみたいです。
先日食べたアンヴィがバナナは入っていないのにバナナを感じて、それがとっても美味しかったから、実際にバナナを使ってるデジレを楽しみにしてたんですよね。
今回は本当はアンヴィのタルトかシュークリームを買おうと思って行ったのだけど、デジレに目を奪われてしまったので、アンヴィは次にフェティシュで登場するまでお預けになりそう。
でも楽しみは先延ばしにするのもいいものなので、よしとしまーす。
◆今日のお店の詳細
PIERRE HERMÉ PARIS(ピエール エルメ パリ)
店名:ピエール エルメ パリ 日本橋三越店
所在地:東京都 中央区 日本橋室町1-4-1 三越本館B1F
最寄駅:
東京メトロ銀座線「三越前駅」より徒歩3分
東京メトロ半蔵門線「三越前駅」より徒歩5分
TEL: 03-3241-3311
営業時間:10:30~19:30
定休日:日本橋三越本店に準ずる
Desire(デジレ)
1個864円(税込)