<お菓子と紅茶のマリアージュ>オーボンヴュータンのプティ・フール・ドゥミ・セックに合う紅茶は?

オーボンヴュータンのプティ・フール・ドゥミ・セックと紅茶

 

「マリアージュ」とは紅茶と食べ物の組み合わせのことで「ペアリング」とも呼ばれます。

スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。
合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。

今日のスイーツはオーボンヴュータンの「プティ・フール・ドゥミ・セック」です。

さて、どんなマリアージュになったでしょうか?

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オーボンヴュータンは尾山台に1981年にオープンした老舗のお菓子屋さん。

日本におけるフランス伝統菓子の第一人者として知られている河田勝彦シェフのお店です。

河田シェフはフランスでの修業時代にフランスの伝統菓子をたくさん勉強したそうでオーボンヴュータンにはクラシカルなフランス菓子がたくさん並んでいます。

日本の洋菓子界では大御所のような存在のオーボンヴュータンですが、お店は尾山台の本店の他には日本橋のタカシマヤにかありません。

とても有名なお店なのに2店舗しかないことに驚いてしまいますが、本当に美味しいお菓子を届けたいという気持ちの表れなのかなとファンの私は思ってしまいます。

私の家からは本店はちょっと遠いのでタカシマヤのオーボンヴュータンをよく利用しますが、仕事帰りに行くと生ケーキは売り切れていることがほとんど!
人気がすごいことが伺えますね!

◆今日のスイーツ オーボンヴュータンの「プティ・フール・ドゥミ・セック」

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今日のお菓子はオーボンヴュータンの「プティ・フール・ドゥミ・セック」。

プチフール(petit four)はフランス語で「小さな一口サイズのケーキ」
ドゥミセック(demi sec)は、フランス語で「半乾燥」という意味なので、

「プティ・フール・ドゥミ・セック」は小さな一口サイズの半焼き菓子という意味です。

小さな可愛らしい半焼き菓子がずらっと並んだ小箱は見ているだけでもテンションが上がります。

オーボンヴュータンには小さな生ケーキが詰まった「プティ・フール・フリアンディーズ」もあって「プティ・フール・ドゥミ・セック」と共にこの2つが大人気なのです。

「プティ・フール・ドゥミ・セック」は12個入りと18個入りがあって
今回は12個入りのほうを購入しました。

aubonvieuxtemps demisec piece02

 

12個入っているけれど、同じのも入っているので、種類は9種類でした。

それぞれの写真も撮ったので紹介しますね。

まずは2つ入っていたものから、こちらは軽い食感のクッキーのようなお菓子。中にはアプリコットのジャムが入っていました。
まずは2つ入っていたものから、こちらは軽い食感のクッキーのようなお菓子。中にはアプリコットのジャムが入っていました。
こちらは胡桃が乗ったプチマドレーヌです。
こちらは胡桃が乗ったプチマドレーヌです。
こちらも同じくマドレーヌ。アーモンドが乗っていて香ばしくて美味しい!甘さもしっかりありました。
こちらも同じくマドレーヌ。アーモンドが乗っていて香ばしくて美味しい!甘さもしっかりありました。
こちらは形は違うけど、先に紹介した軽いクッキーのようなお菓子と同じようなお菓子でした。やっぱりアプリコットのジャムが入っていました。
こちらは形は違うけど、先に紹介した軽いクッキーのようなお菓子と同じようなお菓子でした。やっぱりアプリコットのジャムが入っていました。
こちらはカシスが入ったパウンドケーキかな?
こちらはカシスが入ったパウンドケーキかな?
こちらはフィナンシェかな?
こちらはフィナンシェかな?
こちらはゼリーがかかったもの、中にはカシスが入っていました。洋酒が結構効いています。
こちらはゼリーがかかったもの、中にはカシスが入っていました。洋酒が結構効いています。
こちらはチェリーが入っていました。
こちらはチェリーが入っていました。
こちらはパイのようなお菓子。真ん中に入っているのはポワールかな?小さいから、何だろうと思っているうちになくなっちゃいました(笑)
こちらはパイのようなお菓子。真ん中に入っているのはポワールかな?小さいから、何だろうと思っているうちになくなっちゃいました(笑)

フランス焼き菓子の最高峰と呼ばれるオーボンヴュータンの焼き菓子がこんなに一気に楽しめるなんて、「プティ・フール・ドゥミ・セック」は素敵な詰め合わせですね!

◆選んだ紅茶は「ディンブラ」

ディンブラの水色(すいしょく)は紅茶らしい鮮紅色(せんこうしょく)です。
ディンブラの水色(すいしょく)は紅茶らしい鮮紅色(せんこうしょく)です。

 

ディンブラは焼き菓子によく合う紅茶。

ベーシックな紅茶らしい紅茶なので、どんな焼き菓子にも合ってしまう優秀な紅茶なのです。

今回はいろんな種類の半焼き菓子なので、ディンブラを選ぶのがベターだと思ってこちらを選びました。

◆ディンブラという紅茶

ディンブラはストレートでもミルクティーにしても美味しい紅茶。
ディンブラはストレートでもミルクティーにしても美味しい紅茶。

スリランカで採れる「ディンブラ」は私にとって、一番紅茶らしい紅茶。

適度な渋みとしっかりとしたコクと紅茶らしい香りが魅力的な紅茶です。

ディンブラについての詳しい記事はコチラ>>

◆マリアージュの結果

ティーウェアはnoritakeのアンティークです。
ティーウェアはnoritakeのアンティークです。

オーボンヴュータンの「プティ・フール・ドゥミ・セック」とディンブラの相性

さすがディンブラというくらいどのお菓子にもディンブラは良く合いました。

いつもはストレートとミルクティーどちらも試してみるのだけれど、今回は一口サイズのお菓子だったので両方で合わせるのは断念。。。

ということで、ゼリーがかかったものにはストレートを合わせ、その他はミルクティーで合わせ見ました。

オーボンヴュータンのお菓子は洋酒がたっぷり使われているものが結構あって、ゼリーがかかったものは特に洋酒の風味が強かったので、ストレートで合わせて正解!と思いました。

オーボンヴュータンの「プティ・フール・ドゥミ・セック」に合いそうな、その他の紅茶

アッサム

クラシックなお菓子たちなので、合わせる紅茶もクラシックなものが合いそうだと思いました。

そして小さいけれど甘さがしっかりあるので、甘い香りのするアッサムでも、美味しくいただけそうだなぁと思いました。


オーボンヴュータンの「プティ・フール・ドゥミ・セック」は美味しいお菓子でした。小さくても甘さがしっかりあるので満足感もあります。

クラシックすぎるところは一見地味に見えてしまうかもしれないれど
フランスの伝統菓子を重んじるオーボンヴュータンならではのお菓子だと思うと、そのクラシックすぎるところがフランス伝統菓子への愛情と尊敬の心が感じられました。

実は「プティ・フール・ドゥミ・セック」は1日で食べちゃうのはもったいなくて、3回に分けて食べました。

半焼き菓子なので、焼き菓子よりは消費期限が短いけれど、一週間くらいは日持ちするので、ちょっとずつ食べられるところもいいですよね。

お菓子が美味しかったから、量が少なくても満足感が高かったです。

お籠り生活中は毎日のティータイムが楽しみだったので、スイーツ食べすぎ???とちょっと反省してたけど、1日にドゥミセック3~4個なら罪悪感があんまりなかったです♪

◆今日のお店の詳細

AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)

店名:オーボンヴュータン 日本橋髙島屋店
所在地:東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋髙島屋地下1F
最寄駅:
東京メトロ銀座線、東西線
日本橋駅 B1出口 徒歩1分
TEL:03-3211‐4111
営業時間:10:30〜19:30
定休日:日本橋髙島屋に準ずる

プティ・フール・ドゥミ・セック
12個入り1,595円(税込)

AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)の公式HPはこちら>>