2016/04/03 /

＜紅茶とお菓子のマリアージュ＞柴又ビスキュイのバームクーヘンに合う紅茶は？

マリアージュとはお茶とお菓子が引き立つ、最適な組み合わせのことです。

スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。

今日は柴又で評判のケーキ屋さんビスキュイのバームクーヘンです。

さて、どんなマリアージュになったでしょうか？

今日のお菓子は柴又にある「ビスキュイ」というケーキ屋さんのバームクーヘン。

ビスキュイは帝国ホテルのパティシエだったオーナーが１９９７年にオープンしたケーキ屋さん。

パティスリーの隣にはカフェもある、大きなケーキ屋さんです。

ビスキュイには美味しそうな生菓子がたくさんありますが、今日のおやつは日持ちのする焼き菓子のバームクーヘンです。

ビスキュイのバームクーヘンはソフトタイプとハードタイプの２種類があります。私が食べたのはソフトタイプです。

ふんわりした生地のまわりはお砂糖でコーティングされています。

卵の風味を感じる、素朴な味わいのバームクーヘン。特徴は周りをお砂糖でフォンダン＊しているところ。

そのフォンダンのお砂糖とスポンジの甘さが絶妙で、クセになりそうなほどおいしいバームクーヘンでした。

＊フォンダンとはお菓子用語で表面で砂糖を再結晶化させたもののこと。とろけるような菓子という意味から来ている。和菓子でいう「すり蜜」のこと。

バームクーヘンのような焼き菓子はミルクティーととても相性がいいので、美味しいミルクティーになる紅茶から選ぼうと思いました。

その時の候補はアッサム、ウバ、ディンブラ、キャンディ、ルフナ。

そして、バームクーヘンは味に変化のないお菓子なので、飽きないようにスッキリさも持ち合わせた紅茶にしようと思い、それならウバかディンブラがいいかなと思い。

さらに、素朴な風味のバームクーヘンに合いそうということで、ディンブラに決めました。

スリランカで採れる「ディンブラ」は私にとって、一番紅茶らしい紅茶。

適度な渋みとしっかりとしたコクと紅茶らしい香りが魅力的な紅茶です。

ティーウェアはリチャードジノリのミレーラです。

焼き菓子にディンブラは定番のマリアージュなので、今回もとっても美味しいマリアージュになりました。

ビスキュイのバームクーヘンのフォンダンが甘さを主張していたので、ディンブラのキリッとした渋みがとっても合い、お互いの美味しさを引き出しあっていたように感じました。

ビスキュイはハードのバームクーヘンもありますし、生菓子も美味しいと評判なのでまたおやつを買いに行きたいです。