<紅茶とお菓子のマリアージュ>クグロフに合う紅茶は?
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マリアージュとはお茶とお菓子が引き立つ、最適な組み合わせのことです。
スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。
今日は帝国劇場で買った東京会館のクグロフです。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
『クグロフ』というお菓子
![通常のクグロフは粉砂糖がかかっていますが、このクグロフはアイシングがかかっていました。](http://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2016/05/sP5022768-350x262.jpg)
クグロフはオーストリア、スイス、ドイツ、フランスのアルザス地方でよく食べられている焼き菓子。
パンドケーキのような生地にレーズンがたっぷり入った物が定番。クグロフ型というななめにうねりのある、穴の開いた山型の型で作るのが特徴。
ドイツ語では『クーゲルホップフ』といい、オーストラリアではどの家庭にもこのクーゲルホップフ型があると言われるくらいメジャーなお菓子で、オーストリアのクリスマスにはかかせないものだそうです。オーストリア生まれのマリー・アントワネットの大好物だったと言われています。
今日のケーキ「クグロフ」
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今日のお菓子は東京会館のクグロフです。東京会館はレストランや結婚式場、クッキングスクールがある会館。マロンシャンテリーというお菓子で有名です。本館は改装中なので休業中ですが、お菓子は有名百貨店や帝国劇場で購入できます。その東京会館が1789というミュージカルとコラボして作ったのがこのクグロフ。1789にはマリーアントワネットが登場するミュージカルなので、彼女の大好物クグロフが作られたのだと思います。
![マリーアントワネットのイメージにピッタリな見た目](http://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2016/05/sP5022750-350x262.jpg)
![中にはドライフルーツやナッツがぎっしり!](http://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2016/05/sP5022768-350x262.jpg)
選んだ紅茶は「ディンブラ」
![sP5022772](http://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2016/06/sP5022772-350x262.jpg)
このクグロフに合う紅茶を選ぶにはちょっぴり悩んでしまいました。
焼き菓子なのでミルクティーにしようかなと思ったのですが、ちょっと味見してみたら、結構お酒が効いていたし、ドライフルーツもどっさり入っていたので、ストレートティーのほうが合いそう!と思いました。でもストレートでもコクがあってしっかりした味の紅茶がいいなと思い、ディンブラを選んでみました。
ディンブラという紅茶
![sP5022763](http://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2016/06/sP5022763-350x466.jpg)
マリアージュの結果
![ティーウェアはイギリスのアンティークです。どこの窯かは残念ながら不明。](http://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2016/06/sP5022760-700x525.jpg)
甘くて、ずっしりとしたクグロフにスッキリとしててもコクのあるディンブラの相性はピッタリでした。
結構お酒の効いているお菓子だったので、ミルクティーよりもストレートティーのほうが合っていましたよ!