<お菓子と紅茶のマリアージュ>ラデュレの「ルリジューズ・ローズ・フレーズ」に合う紅茶は?

マリアージュとはお茶とお菓子が引き立つ、最適な組み合わせのことです。
スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。
今日のスイーツはラデュレの「ルリジューズ・ローズ・フレーズ」です。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
◆今日のお店「ラデュレ」とは
ラデュレはパリの老舗のパティスリー。
1862年にフランス南西部で製粉業を営んでいたルイ=エルネスト・ラデュレがパリのマドレーヌ界隈にあるロワイヤル店通り16番地にブーランジェリー(パン屋さん)をオープンしたのが始まりです。
1871年に火災が起きたのを機にパン屋さんをパティスリーに改装し、その後お店の2階ににサロン・ド・テを作りました。
このお店は現在でも残っており、それはパリのマドレーヌ寺院のそばのロワイヤル通りにある「Ladurée Paris Royale」です。


ラデュレが日本に上陸したのは2008年7月26日。
銀座三越の2Fにパティスリー併設の「ラデュレ サロン・ド・テ」が出来ました。
その後、同年秋に日本橋三越本店地下1階にテイクアウトのみの「ブティック」が、
2009年7月17日には日本橋三越本店にも「サロン・ド・テ」が出来、
さらに翌年には心斎橋の大丸の中にも「サロン・ド・テ」が出来ました。
その後テイクアウトのみの「ブティック」はいくつか出来ましたが、
2014年には日本橋三越本店と心斎橋の大丸の「サロン・ド・テ」が閉店してしまいました。
その頃からラデュレが日本から撤退してしまうのではと不安になり、銀座に行くときはなるべくラデュレに行くようにしていました。
TeaMagazineでもラデュレのサロン・ド・テを紹介していますので、良かったらご覧になってください。


◆今日のスイーツ ラデュレの「ルリジューズ・ローズ・フレーズ」

ルリジューズは「修道女」という意味です。お菓子の形や2つのシューのあいだのバタークリームが修道女が来ている服に見えるところからきているそうです。
ルリジューズ・ローズ・フレーズの上段のシューにはローズ風味のムースが、下段のシューには生クリームと苺と苺のコンフィチュールが入っています。
今回のルリジューズはローズと苺が使われいる淡いピンク色のローズ・フレーズですが、サントノレと同様に他のフレーバーも存在します。
紫色のバイオレット、黄緑のピスタチオ、真っ赤なフレーズ、ベージュのキャラメルなどがあります。
「ルリジューズ・ローズ・フレーズ」は2017年7月1日から10月31日までの販売だそうです。
次はどのルリジューズが販売されるか楽しみですね。
◆選んだ紅茶は「ディンブラ」

ローズの香りのスイーツにはローズのような香りがする紅茶が合うと思い、ディンブラを選びました。
高級なディンブラは着工していなくても、ほんのりあまいバラの香りを感じられるのです。
◆ディンブラという紅茶

◆マリアージュの結果

ルリジューズ・ローズ・フレーズとディンブラの相性はとっても良かったです。
以前食べたサントノレローズフランボワーズは生クリームたっぷりのボリュームのあるケーキだったので、ストレートのディンブラが良く合いましたが、ルリジューズ・ローズ・フレーズはそこまで生クリームたっぷりではないので、ミルクティーにしたディンブラのほうが合うなぁと思いました。
ピンクのルリジューズは苺が使われてなく、ローズだけの「ルリジューズ・ローズ」もありますが、苺も入っているローズ・フレーズのほうが酸味も楽しめてより美味しい気がしました。
こちらは「ルリジューズ・ローズ」。
見た目もお味も「ルリジューズ・ローズ・フレーズ」よりシンプルです。
私はローズ風味のスイーツが大好きなのですが、ローズ風味のスイーツはちょっと苦手というお友達もすくなくありません。
でもこのルリジューズ・ローズ・フレーズならローズの風味がそんなに強くないし、ディンブラのミルクティーと合わせるとさらにローズの風味が弱まるので、これならローズ風味が苦手な方でも食べられるかも!と思いました。
ラデュレのピンクのケーキは可愛いけど、ローズがちょっと・・・と思っている方におすすめしたい組み合わせです。
◆今回のお店の詳細
ラデュレ(LADURÉE)
店名:ラデュレ銀座店
所在地:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 2F
最寄駅:東京メトロ銀座線、丸の内線、日比谷線 「銀座駅」 A7出口 徒歩1分
TEL: 03-3563-2120
営業時間:10:30〜22:00(L.O. 21:00)
定休日:銀座三越に準ずる
ルリジューズ・ローズ・フレーズ
1個864円(税込)