ロンネフェルトとはどんな紅茶?特徴や種類、おすすめの飲み方は?

ロンネフェルトの紅茶

 

ドイツの高級紅茶ブランド「ロンネフェルト」について、その特徴やおすすめの紅茶の他、

特許を取っているロンネフェルトのティーポットについても詳しくご紹介します。

◆ロンネフェルトとは

ロンネフェルトは1823年創業の歴史のあるドイツの紅茶ブランド。

ロンネフェルトの紅茶はその美味しさに定評があり、高級ホテルでもよく使われています。

厳選された茶葉を使用したロンネフェルトの紅茶は美味しいのはもちろん、美味しい紅茶のためにティーポットを開発したり、ロンネフェルトの紅茶を提供するお店にはトレーニングをきちんと行うなど、紅茶好きにとってはとても信頼できる紅茶ブランドです。

◆ロンネフェルトの紅茶を提供しているホテル

ロンネフェルトは本当にたくさんのホテルで使われているので、アフタヌーンティーに出かけると、よくロンネフェルトの紅茶に出会います。

ロンネフェルトを提供しているホテルはどこも紅茶が美味しいので、
ロンネフェルトの紅茶自体が美味しいのはもちろん、紅茶の美味しい淹れ方もきちんと伝えているんだなということがよくわかります。

ロンネフェルトの紅茶を提供しているホテル

  • パレスホテル東京(丸の内)
  • コンラッド(新橋)
  • フォーシーズンズ(丸の内)
  • ANAインターコンチ(溜池)
  • ザ・プリンスギャラリー(紀尾井町)
  • 横浜ベイシェラトン(横浜)
  • 東京ディズニーランドホテル(舞浜)

など

やっぱりアフタヌーンティーで有名なホテルが多いですね。

ホテル以外のアフタヌーンティーでも、紅茶が美味しいな!と思うところは、ロンネフェルトの紅茶が出てくることが多いです。

◆ロンネフェルトの紅茶の種類

ロンネフェルトで扱っている紅茶はブラックティー(フレーバーを付けていない紅茶)、フレーバーティー、フレーバーグリーンティー、ハーブティー、ルイボスティーなど多岐にわたります。

シングルエステートの紅茶や季節限定のフレーバーティーもあって、その種類は120種類以上。

紅茶ブランドなので紅茶の種類もたくさんあるけれど、ルイボスティーの種類が多いのも特徴です。

◆ロンネフェルトの人気の紅茶とおすすめの飲み方

◆アイリッシュモルト

ロンネフェルトの紅茶 アイリッシュモルト

 

アイリッシュモルトはロンネフェルトの中でも人気の高い紅茶。
アッサムにカカオをブレンドした紅茶です。

ミルクティーにぴったりの紅茶です。
私はアイリッシュモルトで作ったロイヤルミルクティーが特にお気に入りです。

◆クイーンズティー

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クイーンズティーはダージリンとセイロンのブレンドティー

ストレートでもミルクティーでも美味しく飲めるロンネフェルトの定番の紅茶です。

◆ゴールデンアールグレイ

ロンネフェルトにはアールグレイが数種類あり、ゴールデンアールグレイはダージリンにベルガモットのフレーバーを付けた、ちょっと贅沢なアールグレイです。

◆スペシャルアールグレイ

スペシャルアールグレイはクセの無いセイロンティーにベルガモットのフレーバーを付けた定番のアールグレイ。こちらのアールグレイも人気の高いです。

◆クィーンオブチェリー

フレーバーティーとしては珍しいチェリーの紅茶。
ストレートで少しお砂糖を入れて飲むのがおすすめだけど、
ミルクティーにも良く合います。

クィーンオブチェリーのミルクティーはチョコレートによく合う紅茶です。

◆グリューワインティー

ロンネフェルトのグリューワインティー

 

グリューワインティーは冬季限定のお茶。

ドイツのホットワインをイメージしたブレンドフルーツハーブティーです。

入っているのは

ハイピスカス、エルダーベリー、リコリスルート、
リンゴ、ブドウ、オレンジ、プラム、パイナップル、レモンピール、
シナモン、クローブ、スターアニス、カルダモン、アーモンドシード、
ブラックペッパー、生姜、バニラ

なんと17種類ものフレーバーが入っていました。

グリューワインティーの茶葉

クセの強いハーブやスパイスも入っているんだけど、それぞれのバランスが絶妙で、フルーツも入っているせいか思ったより飲みやすいお茶でした。
リコリスルートが入っているのでお砂糖を入れなくてもほんのりと甘いところも素敵。

でも、私はもっと甘いほうが好きなので、少しお砂糖を入れて飲んでいます。

ホットティーにしてそのまま飲むのも美味しいけれど、アイスティーにすればモクテル(ノンアルコールのカクテル)としても楽しめます。ホームパーティーのウェルカムドリンクとして活躍してくれそうです。

色がきれいな赤色なのでグラスに入れても映えます。
色がきれいな赤色なのでグラスに入れても映えます。
アイスで飲むときにはお砂糖の代わりに100%のぶどうジュースを加えると、甘みがプラスされるし、色もワインに近くなるので、この飲み方もおすすめ。
アイスで飲むときにはお砂糖の代わりに100%のぶどうジュースを加えると、甘みがプラスされるし、色もワインに近くなるので、この飲み方もおすすめ。

グリューワインティーとぶどうジュースは3:1もしくは4:1くらいの割合がおすすめです。

ロンネフェルトのグリューワインティーは毎年人気で、早々に売り切れてしまうので早めにチェックしたい紅茶。毎年10月末ごろから販売されます。

◆ロンネフェルトのティーポット

ロンネフェルトのスリーピングポット

 

ロンネフェルトといえば形状に特徴のあるスリーピングポットが有名です。

スリーピングポットは横、斜め、縦に置くことができ、茶葉の濃さを自由に変えられるティーポットなのです。

茶葉を抽出するときは、横に寝かせて使います。
抽出時間になったら、斜めに置いて、茶葉の湯を切ります。

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飲んでみて、紅茶が薄く感じたら、また横に戻して、紅茶を濃くできます。

ちょうどよい濃さになったらポットを縦にします。
立てておけば、茶葉と紅茶液を分けることが出来るので、それ以上濃くなりません。

スリーピングポットの中はこのようになっています。
スリーピングポットの中はこのようになっています。
茶葉と茶液がちゃんと分かれています。
茶葉と茶液がちゃんと分かれています。

この便利なスリーピングポットは100年以上前にロンネフェルト社が開発して特許も取っています。

そしてロンネフェルトにはティーポット以外にもう一つ、ちょっと変わった紅茶グッズがあります。

それは「オイル時計」。

砂時計の砂がオイルになった時計です。

溝の口の「星のサロン」でアフタヌーンティーをしたときに、この砂時計に出会いました。
溝の口の「星のサロン」でアフタヌーンティーをしたときに、この砂時計に出会いました。
オイル時計は砂時計とは逆で、色のついたオイルが上がっていくことで時間を計ります。
オイル時計は砂時計とは逆で、色のついたオイルが上がっていくことで時間を計ります。

◆ロンネフェルトの紅茶が買える店舗

ロンネフェルトの紅茶は限られた店舗でしか買えません。

ロンネフェルトの紅茶をの全種類を取り扱っている「ロンネフェルトティーブティック認定店」には厳しい条件があるそうで、認定店になるには、ロンネフェルトのトレーニングを受講し、筆記テストにも合格して、さらに質の高いホスピタリティーも要求されるそうです。

認定店以外でもロンネフェルトの紅茶を一部取り扱っている店舗もあるけれど、せっかくならロンネフェルトの紅茶全種類を取り扱っている「ロンネフェルトティーブティック認定店」で購入したいですよね。

日本にはロンネフェルト認定店が全部で19店あり、4つしかない最高ランクの店舗は紅茶の量り売りもしてくれます。

ロンネフェルト認定店の最高ランクは以下の4店舗。

陶豆屋(とうとうや)
群馬県高崎市石原町3235
027-327-4151

陶豆屋についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。↓

ロンネフェルトティーブティック松江店
島根県松江市西川津町4271 ヴィーナスガーデン内
0852-27-2626

ラバールプラス
鳥取県米子市上福原317番地1 カフェ ジャルディーノ内
0859-38-9715

ラ・テイエール
神奈川県横浜市中区新山下1-2-1丸善ビル1F
045-621-5730

その他の認定店はロンネフェルトのHPでチェックしてみてくださいね。

 

近くにお店がない場合は通販でも購入できます。

いかがでしたか?

アフタヌーンティーに行って、そのお店でロンネフェルトの紅茶が使われていると分かると、安心してしまうくらい、信頼している紅茶ブランドがロンネフェルトです。

定番のブラックティーはもちろん美味しいけれど、フレーバーティーも他のブランドにはない独特なフレーバーが多いのでおすすめです。

特にアイリッシュモルトとグリューワインティーがおすすめ!

私はロンネフェルトのフレーバーティーは全種類飲んでないけれど、他にもきっと素敵なフレーバーティーがありそうなので、少しずつ試していこうと思っています。