ケニアとはどんな紅茶?特徴や美味しい入れ方、おすすめの飲み方は?
今日紹介する紅茶はアフリカを代表する紅茶の「ケニア」。
飲みやすく、価格もリーズナブルなことから、日常に飲む紅茶として注目されている紅茶です。
◆ケニア紅茶の基本情報
- 産地:ケニア (中部、西部の高地)
- 標高:1500m~2250m
- 収穫時期:通年
- クォリティーシーズン:2月、7月~9月
◆ケニア紅茶の特徴
ケニアの紅茶はおだやかなコクがあり、マイルドな渋みのある紅茶。
水色(すいしょく)は赤みの強いオレンジ色で、澄んだ綺麗な色をしています。
クセが少なく、飲みやすい紅茶で、ほんのりと甘い香りがします。
ケニア紅茶の特徴まとめ
茶葉:濃い茶褐色
水色:赤みの強いオレンジ色
香り:ほんのりとした甘みのある香り
味:マイルドな渋み、おだやかなコク
◆ケニア紅茶の形状
ケニアの紅茶は、ほとんどがCTC製法で作られます。
CTCとはcrush(つぶす), tear(引き裂く), curl(丸める)の略で
丸くてコロコロとした形状が特徴。
CTCにすることにより、茶葉の抽出時間を短縮でき、ティーバックでも抽出しやすい紅茶になります。
◆ケニアの紅茶事情
ケニアで紅茶が作られるようになったのは20世紀に入ってからのこと。
比較的、新しい紅茶の産地です。
近代的な設備が整っていることや、茶葉の成長が早いことから紅茶の生産量が多く、
現在ではインドに次ぐ世界第2位の生産量があります。
高い生産量がありながらも、紅茶の産地としての知名度はそんなに高くありません。
紅茶の産地としての歴史が浅いことや、ブレンド用の紅茶として使われることが多いからです。
茶葉の成長が早いことや、知名度が低いことから、茶葉の価格は低価格に抑えられ、リーズナブルな価格で手に入るところも魅力です。
ケニアの紅茶は地域による品種の差があまりないことから
産地ごとの名称で呼ばれることはなく、すべてケニアと表現されます。
◆ケニア紅茶のおすすめの飲み方
ストレートでもミルクティーでも美味しく飲めるケニア紅茶だけど、
私のお気に入りの飲み方はミルクティー。
マイルドな渋みのケニア紅茶はミルクティーに良く合います。
スパイスとの相性も良くチャイにもぴったりな紅茶です。
◆ケニア紅茶のおいしい入れ方
ティーバッグのケニア紅茶の場合のおいしい入れ方
ストレートで飲むなら、蒸らし時間は1分
ミルクティーで飲むなら、蒸らし時間は2分がおすすめです。
ティーバッグの入れ方はこちらをご参考に↓
リーフティーのケニア紅茶の場合のおいしい入れ方
2杯分の紅茶を入れられる300ml程度の容量のティーポットを使う場合は
茶葉の量は6g(小さじ2杯)がおすすめ。
蒸らし時間は
ストレートなら1分半
ミルクティーなら3分がおすすめです。
ティーポットでの紅茶の入れ方はこちらをご参考に↓
◆ケニア紅茶のおすすめのマリアージュ
マリアージュとは紅茶と食べ物の組み合わせのことでペアリングとも呼ばれます。
マイルドな渋みのケニア紅茶のミルクティーには優しい味わいのシフォンケーキが良く合います。
また、スパイスとの相性が良いことからジンジャークッキーとの組み合わせもおすすめです。
◆おすすめのケニア紅茶
わたしのおすすめは「ひしわ」のティーバッグ。
CTC製法のケニア紅茶が多い中、こちらの茶葉はBOPなのです。
BOPとはオーソドックス製法で作った紅茶を細かくカットしたもの。
CTCよりもえぐみが出にくく、飲みやすいのでおすすめです。
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