初心者でも失敗しない!美味しい紅茶の淹れ方<2ポット方式>

初心者でも失敗しない!美味しい紅茶の淹れ方<2ポット方式>

紅茶の淹れ方には、さまざまな方法があります。

今日はその中でも、日本の水道水(軟水)で美味しく淹れられる方法の
「2ポット方式」の紅茶の淹れ方を紹介します。

●必要な材料

  • 茶葉
  • 水道水
  • お好みでミルク

●2ポット方式の2ポットとは

2ポット方式の2ポットとは、紅茶の抽出するときと、紅茶をサーブするときに別のポットを使うところから来ています。

1ポット方式の場合は紅茶を抽出した後、カップに紅茶を全部入れなければ、ポットの中には茶液と茶葉が残ったままになるので、抽出がさらに進んでしまいます。

イギリスなどの中硬水であれば抽出はある程度で止まるので、1ポット方式でもあまり問題がないのですが、日本の水道水のような軟水で紅茶を淹れると、抽出がどんどん進み、渋くておいしくない紅茶になってしまいます。

2ポット方式のメリットは紅茶が必要以上に出すぎないことです。

最適な抽出時間を過ぎた紅茶は渋くて、飲みずらいものになってしまうので、それを避けるためなのです。

私は左を抽出用ポット、右をサーブ用ポットとして使っています。
私は左を抽出用ポット、右をサーブ用ポットとして使っています。

抽出用ポットについて

このポットはハリオのジャンピングティーサーバーというポットです。
このポットはハリオのジャンピングティーサーバーというポットです。
初心者でも失敗しない!美味しい紅茶の淹れ方<2ポット方式>

 

このポットはハリオの「ジャンピングティーサーバー」という紅茶の抽出に適したポットです。

容量は350mlなのでティーカップ2杯分の紅茶が淹れられます。

ポットの形状が丸いので茶葉がジャンピングしやすくなっています。

茶葉がうまくジャンピングすると紅茶は美味しく淹れられるのです。

そして、このポットは、茶こしを使わなくてもいいように、ふたの部分に茶こしがついています。

サーブ用ポットについて

こちらは合羽橋で購入したティーポット。容量は約400mlです。
こちらは合羽橋で購入したティーポット。容量は約400mlです。
初心者でも失敗しない!美味しい紅茶の淹れ方<2ポット方式>

 

こちらのポットでも紅茶を淹れられます。

こちらのポットにも茶こしがついていますが、穴が大きいのでBOPなのどの細かい茶葉の時には役立ちません。

ですから、私はこのポットは抽出用ではなくサーブ用に使っています。

こちらのポットは容量が400mlなので、容量が350mlのハリオのジャンピングティーサーバーで淹れた紅茶のサーブ用とするのにぴったりなのです。

●美味しい紅茶の淹れ方

前置きが長くなりましたが、ここから2ポット方式の紅茶の淹れ方の手順をご紹介します。

美味しい紅茶の淹れ方①お湯を沸かす

初心者でも失敗しない!美味しい紅茶の淹れ方<2ポット方式>

 

やかんにくみたてのお水を入れ、火にかけます。

電気ケトルでも大丈夫です。

大切なのは、汲みたての水道水を使うことです。

 

紅茶は茶葉のジャンピングが起こらないとうまく抽出できません。


そのためには酸素のたくさん入った新鮮なお水がいいので、水道水が向いています。

ペットボトルのお水を使う場合にはよく振って酸素を含ませてから沸騰させましょう。

 

<お湯を沸かすときのポイント>

初心者でも失敗しない!美味しい紅茶の淹れ方<2ポット方式>

 

紅茶は95℃のお湯で淹れると、美味しく淹れられます。

そのためには、しっかりと沸騰させることが大切です。

500円玉大の泡がぶくぶく出てきたら沸騰した証拠です。

また、沸騰させすぎたお湯でも美味しい紅茶は淹れられないので、

お湯が沸騰したら、すぐに抽出用ポットに入れられるように準備をしておきましょう。

美味しい紅茶の淹れ方②茶葉の分量を量る

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紅茶の基本の分量は

お湯150ccに対して茶葉3g

と言われていますが、茶葉の種類や大きさ、さらに飲む人のお好みによって最適な量は変わります。

今回はダージリンのOPの茶葉を使用しています。


私はこの茶葉なら350mlのお湯に対して6gで淹れるのが美味しいと思っているので、今回は6gを量ります。

 

 

<茶葉を量るときのポイント>

精密秤がない場合はティースプーンで量りましょう。
ティースプーン1杯はおよそ3gです。

小さい茶葉(BOP)は小盛りで約3g、
大きい茶葉(OP)は大盛りで約3gです。

BOPやOPが分からない方はこちらを参考にしてください。

オレンジペコーとは味ではなく茶葉の等級のこと>>

 

美味しい紅茶の淹れ方③抽出用ポットを温める。

初心者でも失敗しない!美味しい紅茶の淹れ方<2ポット方式>

 

紅茶の成分がきちんとお湯に抽出されるためには、90度以上の温度が必要です。

そして、美味しい紅茶は95℃の温度のお湯で淹れるのが理想です。

お湯を沸騰させても、抽出用ポットが冷たくては、せっかくの理想の温度のお湯が冷めてしまいます。

かならず抽出用ポットも温めてください。

<抽出用ポットを温めるときのポイント>

紅茶は沸騰した直後のお湯で淹れるととても美味しい紅茶になります。

沸騰したお湯でポットを温めていたら、紅茶を美味しく入れる最適のタイミングを逃してしまうことになります。

抽出用ポットはもうすぐ沸騰しそうだな、というときのお湯で温めるとよいです。

お湯がもうすぐ沸騰しそうなときに抽出用ポットにお湯を入れ、やかんを再度火にかけ、抽出用ポットが温まったらそのお湯をサーブ用ポットに入れます。

サーブ用ポットに抽出用ポットを温めたお湯を入れるのは、サーブ用ポットも温めるためです。美味しい紅茶のためにはこの工程も大切です。

 

美味しい紅茶の淹れ方④茶葉を抽出用ポットに入れる

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温まった抽出用ポットに美味しい紅茶の淹れ方②で量った茶葉を入れます。

 

美味しい紅茶の淹れ方⑤抽出用ポットにお湯を注ぐ

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お湯が沸騰したら、すぐに抽出用ポットにお湯を入れます。
そして、すぐ抽出用ポットに蓋をして、タイマーをセットします。

今回は砂時計を使っているので、砂時計をすぐにひっくり返します。

 

<抽出用ポットにお湯を注ぐときのポイント>

美味しい紅茶を淹れるときの最大のポイントがここです。

お湯が沸騰したら、すぐに抽出用ポットにお湯を入れ、すぐに蓋をして、すぐにタイマーをいれる。という流れをスムーズに行ってください。そのためにやかんのそばに抽出用ポットとポットの蓋とタイマーを置いておくとよいと思います。

また、ジャンピングを促すために、お湯は出来るだけ勢い良く入れてください。

 

美味しい紅茶の淹れ方⑥茶葉を蒸らす

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紅茶のパッケージに抽出時間が書いてあれば、その時間で蒸らしてください。

書いてない場合は3分を目安に調節しながら蒸らしましょう。

小さい茶葉(BOP)の場合は、早く抽出できるので、短めに2分〜2分半

大きい茶葉(OP)の場合は、抽出が遅くなるので長めに抽出しましょう。

また、ミルクティーにするときは長めに蒸らした方が、ミルクに負けないコクのある紅茶が出来ます。

<茶葉を蒸らすときのポイント>

紅茶を蒸らしているときは、抽出用ポットの中の茶葉がどのように動いているかを確認してください。

茶葉が上に行ったり、下に行ったりして、動いているようなら美味しい紅茶が抽出されている証拠です。

この動きは専門用語で「ジャンピング」と言い、美味しい紅茶のために不可欠な動きなのです。

この動きはお湯の中に含まれる酸素が茶葉に着くことによって起こります。

だから汲みたての新鮮なお水が必要だったのです。

また、お湯は沸騰しずぎても沸騰が足りなくてもジャンピングが起こりません。

下の写真は失敗例です。参考にしてください。

沸騰しすぎのお湯で淹れた紅茶。茶葉が沈んでしまってジャンピングが起こりません。
沸騰しすぎのお湯で淹れた紅茶。茶葉が沈んでしまってジャンピングが起こりません。
沸騰していないお湯で淹れた紅茶。茶葉が上と下に分かれてしまい、ジャンピングが起こりません。
沸騰していないお湯で淹れた紅茶。茶葉が上と下に分かれてしまい、ジャンピングが起こりません。

美味しい紅茶の淹れ方⑦サーブ用ポットのお湯を捨てる

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サーブ用のポットのお湯を捨てるのを忘れてしまうと、薄くておいしくない紅茶になってしまいます。

忘れずに、サーブ用ポットのお湯を捨てておきましょう。

 

美味しい紅茶の淹れ方⑧サーブ用ポットにお茶を注ぐ

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茶葉を蒸らし終わったら、サーブ用ポットにお茶を注ぎます。

抽出用ポットに茶こしがついていない場合は茶こしを使ってサーブ用ポットにお茶を入れます。

 

<サーブ用ポットにお茶を注ぐときのポイント>

サーブ用ポットにお茶を注ぐときは、手をゆっくりと返すだけで、ポットを振ってはいけません。

お湯を絞り出そうと、ポットを振ってしまうと雑味が出てしまい、美味しくない紅茶になってしまうからです。

そして、最後の一滴が落ちるまで、辛抱強く待ちます。

この最後の一滴は「ゴールデンドロップ」、または「ベストドロップ」と呼ばれ、美味しい紅茶の要素が凝縮されている部分です。

必ず、最後の一滴が落ちるまで静かに待ちましょう。

ゴールデンドロップが落ちる瞬間です。この一滴で美味しい紅茶に仕上がります。
ゴールデンドロップが落ちる瞬間です。この一滴で美味しい紅茶に仕上がります。

美味しい紅茶の淹れ方⑨ティーカップに紅茶を注ぐ

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出来上がった紅茶をティーカップに注ぎます。

抽出用ポットとサーブ用ポットは温めますが、ティーカップは温めません。

理由は紅茶が一番おいしく飲める温度に早くするためです。

紅茶を美味しいと感じる温度は個人差もありますが65℃前後と言われています。

紅茶が出来上がった時は熱すぎて、すぐには口にすることが出来ません。

そこで、早く冷めるようにカップは冷たいままのほうがよいのです。

 

美味しい紅茶の出来上がり

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いかがでしたか?

ちょっと面倒だなと思ってしまうかもしれませんが、きちんと入れた紅茶はとっても美味しいものです。

この淹れ方をマスターすると、喫茶店で飲むよりも、おうちで淹れた紅茶のほうが美味しい!と思ってしまうことが多くなりますよ。

それから、美味しい紅茶のためには、ティーカップ選びもとっても重要なのです。

TeaMagazineでは紅茶が美味しく飲める究極のカップという記事も書いています。

よかったら、こちらも参考にしてみてくださいね!