紅茶の違いが分かるようになる!紅茶テイスティング攻略法

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紅茶に興味がわいてくると、いろんな種類の紅茶があることが分かり、
その違いが分かりたくなってきますよね。

そして、飲んだだけで、紅茶の種類が当てられるようになりたい!と思う方もいらっしゃいますよね。

そんな方のために紅茶のテイスティングの仕方を詳しくお伝えします。

講師の資格を取るためには、このテイスティングが不可欠なのですが、実は私はこのテイスティングがとても苦手でした。

好きな紅茶ばかり飲んでいたので、普段あまり飲まない紅茶の味はよくわかっていなかったのです。

ですので、テイスティングにはとっても苦労しました。
私なりに工夫したお勉強の仕方を詳しくお伝えしますね。

テイスティングが苦手な方でもここまですればきっと全種類わかるようになると思いますよ。

①覚えたい紅茶の種類をあげ、入手する

紅茶にはとてもたくさんの種類があります。
まずは、自分が覚えたいと思うものをあげましょう。

私がテイスティングで覚えた紅茶は14種類

  • ダージリンファーストフラッシュ
  • ダージリンセカンドフラッシュ
  • ダージリンオータムナル
  • アッサム
  • ニルギリ
  • ヌワラエリヤ
  • ウバ
  • ディンブラ
  • キャンディ
  • ルフナ
  • キームン
  • ネパール
  • ケニヤ
  • ジャワ

そして、これらの紅茶をそろえます。

古い物だと分かりづらいので、1年以内に生産された紅茶で、

ブレンドされている物ではなく、シングルエステート(単一農園で採れた茶葉だけを使った茶葉)の紅茶を買うことをお勧めします。

紅茶専門店で買い求めるとよいでしょう。

②紅茶の表をつくる

覚えたい紅茶の一覧表を作ります。

実際に飲む前に、その紅茶がどんな特徴をもった紅茶なのかを理解するために
一覧表を作りましょう。

一覧表は紅茶の本に書いてあったりもしますが、自分で作ると理解が深まるので
自分で作ってみましょう。

私が作った一覧表は

水色、香り、味、を言葉で表し
水色の濃さ、香りの強さ、渋みの強さ、コクの強さ、甘みの強さをグラフで表したものです。

紅茶表の例。実際に私が使ってたものは手書きでもっと細かくメモしました。
紅茶表の例。実際に私が使ってたものは手書きでもっと細かくメモしました。

③指標となる紅茶を決める

紅茶の違いは漠然と飲み比べていては、なかなか分かるようになりません。
早く、分かるようになるためには、指標となる紅茶を決め、それと飲み比べ、違いを分かるようにします。

指標となる紅茶は、平均的な紅茶で、いつでも手に入るものが望ましいです。
品質が一定しているブレンドティーを選ぶといいでしょう。

 

extra quality ceylon image

 

私はどこでも手に入る、平均的な紅茶として、リプトン エクストラクオリティ セイロンを指標の紅茶にしています。

以前はリプトンのイエローラベルを指標の紅茶にしていましたがイエローラベルはティーバッグしかなく、茶葉にティーバッグの香りが移っているのが気になるのでリーフティーでベーシックな紅茶のリプトンエクストラクオリティ セイロンを指標の紅茶にすることにしました。

指標となる紅茶を決めると、自分で分類表を作ることも簡単に出来ます。

下の表は私が作った分類表です。

 

紅茶の分類表

このような分類表を頭の中に浮かべながら紅茶のテイスティングをすると、より紅茶の味が覚えやすくなると思います。

上の表の軸は「渋さ」と「ミルクティーに合うか」となっていますが、「スッキリ感」、「甘み」や「水色の濃さ」など軸を変えて作ってみるのも紅茶の理解が深まってよいと思います。

④指標となる紅茶と比べながら、覚える紅茶を飲む

指標の紅茶と覚えたい紅茶を同じように淹れます。

どちらも3gで蒸らし時間は3分。
これがテイスティングの基本の分量なので、いつもこの分量で入れるようにします。

お湯の量ももちろん同じにしたいので、この時はテイスティングカップを使うといいですね。

 

テイスティングカップとは、このようにマグカップのようなカップに蓋がついて、茶液を出すためのボウルとセットになっている物です。

紅茶のプロもこのようなテイスティングカップを使っています。

テイスティングの時の飲み方は、少量をカップにとり、空気と一緒にすするようにして一気に口に入れます。
そうすると、口と鼻に紅茶の香りが広がり特徴がつかみやすくなります。

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そして、その時感じたことを必ずメモします。

紅茶の味がわかるようになるのは、とにかく繰り返して飲んで、メモすること。

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こちらは、ほぼ毎日、紅茶のテイスティングの勉強をしていた時の紅茶テイスティングノート。

1日に1リットル以上は紅茶を飲んでいました!

④自分でテストをしてみる

ある程度覚えたなと思ったらテストしてみましょう。

自分で入れると答えが分かってしまうと心配な方は↓のように入れてみましょう。

①テイスティングカップの底に紅茶名を書いたふせんを貼る。
①テイスティングカップの底に紅茶名を書いたふせんを貼る。
②ふせんと同じ紅茶をカップに入れる
②ふせんと同じ紅茶をカップに入れる
③蓋をしてシャッフル
③蓋をしてシャッフル
④茶葉が見えないようにお湯をそそいで出来上がり。
④茶葉が見えないようにお湯をそそいで出来上がり。


自分でテストする場合、最初のうちは3~4種類でテストしたほうが早く覚えられます。
8種類や10種類は自信がついてからにしましょう。

⑤当てられなかった紅茶は何度も飲んで覚える

人によってわかりやすい紅茶は違いますが、
多くの方が、ダージリンやキームンはすぐにわかるようになると思います。

確実にわかるようになったら、その紅茶を外して
間違えてしまった紅茶だけをひたすら飲みましょう。

そして、自信が付いたらまたテストをしてみましょう。

 

わかるようになるまで、この繰り返しです。

 

いかがでしたか?

私はだいたい3か月くらい毎日テイスティングをしていたら、紅茶の種類がわかるようになりました。

最初はダージリンとキームンが分かって、次にウバ、ヌワラエリヤ、ルフナなどが分かってきました。

いつまでも覚えられなかったのはアッサムとキャンディ。ハッキリわかるときもあれば、まったくわからなくなってしまう時もあって、とても苦労しました。

テイスティングは一度覚えても、しばらくするとまたわからなくなってしまうもの。

せっかく覚えたのに、忘れてしまうのはもったいないので、今でもテイスティングの勉強はしています。

勉強といっても、お友達をよんで、パーティー形式で楽しみながら出来るので、今でも続いているのです。

紅茶って本当に楽しい!よかったら皆さんもテイスティングのお勉強してみてくださいね!

紅茶の種類について詳しく知りたい方にはこちらの記事もおすすめです。

<紅茶の種類>産地や等級などの違いによる名前と特徴

よかったら合わせて読んでみてくださいね!

そして、テイスティングのお勉強をしても、どうしても紅茶の違いが分からないという方は、舌にある味覚のセンサーが傷ついてしまっている可能性もあります。

舌にある味覚のセンサー「味蕾(みらい)」のことと「歯磨き粉の怖さ」についての記事も書きましたので、気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。

本気で紅茶のテイスティングが正確に出来るようになりたい方へ>>