<お菓子と紅茶のマリアージュ>万平ホテルのアップルパイに合う紅茶は?
「マリアージュ」とは飲み物と食べ物の組み合わせのことで「ペアリング」とも呼ばれます。
スイーツと紅茶を最高に美味しくいただくには、そのスイーツに合う紅茶を選ぶことがとっても大切。
合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。
今日のスイーツは万平ホテルの「アップルパイ」です。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
◆今日のお店「万平ホテル」とは
万平ホテルは軽井沢にある老舗のホテル。
三島由紀夫やジョン・レノンなど多くの著名人に愛された有名なホテルです。
開業は1894年(明治27年)。当時の本館は1935年(昭和10年)に取り壊しが始まり、翌年に完成したアルプス館が現在の本館です。
アルプス館は2018年に登録有形文化財として認定されました。
万平ホテルはスイーツに定評があり、アップルパイをはじめフレンチトーストやワッフル、フルーツケーキが美味しいと評判です。
◆今日のスイーツ 万平ホテルの「アップルパイ」
今日のお菓子は万平ホテルの「アップルパイ」。
万平ホテルのスイーツの中でも特に有名なのがアップルパイ。
以前はホテルのカフェテラスでしか食べられなかったけれど、2014年にホテル開業120周年を記念してお土産用にアレンジしたものが発売されるようになりました。
その後お土産用のアップルパイにはカスタード入りのものも作られました。
でも、今日のは定番の普通の方のアップルパイです。
こちらは発表当時、家庭画報に掲載されたこともあり、在庫切れのことがよくあったそうです。
カフェテラスのアップルパイのリンゴは信州産の「紅玉」だけど、お土産用のは信州産の「ふじ」を使っているそうです。
◆選んだ紅茶は「ダージリンオータムナル」
万平ホテルのアップルパイはリンゴがたっぷり。
パイの部分が薄いので、パイのことは考えずリンゴのフィリングに合わせたい紅茶を選ぶことにしました。
リンゴのようにさっぱりしたフルーツにはスッキリ感のある紅茶のニルギリやダージリンを合わせるのが好きです。
今日は買ったばかりのリーフルのダージリンオータムナルがあったので、それを合わせました。
◆「ダージリンオータムナル」という紅茶
ダージリンオータムナルは秋に採れるダージリン紅茶。
ダージリンの中では渋みが少なく、飲みやすい紅茶です。
爽やかでいながら、口の中に甘みが残る控えめな華やかさのある紅茶です。
◆マリアージュの結果
万平ホテルのテイクアウト用のアップルパイはとーっても美味しかったです!
私はアップルパイはモノによっての好き嫌いが激しいです。
リンゴが少なかったり、パイ生地部分が多かったり、硬かったり、カスタードクリームがいっぱい入っていたり、シナモンが強すぎるアップルパイは好きじゃないのです。
その点、万平ホテルのアップルパイは、私の理想とするアップルパイ!
リンゴがたっぷり、パイ生地部分は少なくて、しっとり柔らかなのです!
アップルパイの箱の中には「お召し上がり方」を説明したご案内が入っていて
オーブンで15分温めてから、とかアイスクリームを添えてとか書いてあったけど
そのまま食べても十分美味しいアップルパイでした。
ダージリンオータムナルとの相性も良かったです。
ダージリンをお菓子に合わせることはあまりしない私だけど、リンゴたっぷりのアップルパイにオータムナルを合わせるのはお気に入りの組み合わせ。
ファーストフラッシュやセカンドフラッシュと比べるとオータムナルは主張があまり強くないので、スイーツと合わせやすいのです。
オータムナルはダージリンの中で唯一ミルクティーにしてもいいと思っている紅茶だけど
今回は最初からストレートのみで合わせるつもりだったので、ミルクティー用に抽出時間を長くしたものは用意しませんでした。
今回はアップルパイを5つに切り分けて食べたので、母と1個づつ食べて、近所に住む叔母がきたときに1個あげたとしても、もう1個食べられる計算なので、食べたそばから次は何の紅茶に合わせようかしら♪なーんて楽しく考えてしまいました。
◆今日のお店の詳細
万平ホテル
店名:万平ホテル ショップ
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
TEL: 0120-486-057
営業時間:8:00~20:00
定休日:無休
アップルパイ
1個2,020円(税込)
アップルパイはオンラインショップでも購入できます。
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