フォションのアップルティーとはどんな紅茶?人気の理由と美味しい入れ方

フォションのアップルティー

 

フォションの紅茶の中でもとくに有名なアップルティー。

とっても人気のある紅茶だけど、入れ方にちょっとコツがあったりします。

美味しい入れ方からおすすめの飲み方、そして組み合わせたいお菓子まで

フォションのアップルティーについて詳しく紹介します!

◆FAUCHON(フォション)とは

FAUCHON(フォション)は1886年、パリのマドレーヌ広場にオープンした食料品店。

創業以来、多くの文化人や政治家からの支持を集め、今では高級食料品店の代名詞となっています。

映画「羊たちの沈黙」の続編「ハンニバル」のラストで、狂気的な性格ながら美食家のレクター博士が機内にフォションのランチボックスを持ち込むという描写があったのも、フォションの素晴らしさを物語っていますよね。

フォションはお総菜やパンやケーキなども扱う食料品店ですが、特に力を入れているのはジャムと紅茶です。

フォションは現在、18か国に約650店舗のお店を展開。

海外進出は1972年に始まり、海外一号店は「フォションブティック日本橋高島屋店」でした。

パリ マドレーヌ広場にあるフォションのお店
パリ マドレーヌ広場にあるフォションのお店

◆フォションのアップルティー

フォションのアップルティーはセイロン茶葉にリンゴの香りを付けた紅茶。

正式名称は「アップル」。フランス語では「LA POMME」です。

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フォションでは1960年代にフルーツのフレーバーティーを発表。
アップルティーは1960年代後半に生まれ、大ヒットしました。

日本にフォションがオープンしたのは1972年なので、この流行の真っ最中のこと。
フォションといえばアップルティーとなったのは、この流行があったからなのですね。

紅茶に力を入れているフォションの一番人気の紅茶アップルティーは
紅茶の中でもクセの無いセイロン紅茶をベースにフレーバーはリンゴのみ。

誰からも好かれるシンプルなフレーバーティーなので人気があるのもうなずけます!


フォションの紅茶は2017年秋からパッケージが徐々にリニューアル。

新しい缶は高さのある丸い筒状で日本の茶缶のようなタイプになりました。

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個人的には蓋が空けやすくなったので、とても気に入ってます。

アップルティーはりんごのイラストが描いてあって、パッと見で分かるようになっているのもいいですよね。

この缶になる前は、自分が使いやすい缶に入れ替えていたけれど、この缶になってからは
入れ替えずにそのまま使っています。


ちなみにフォションの紅茶はブティック仕様のものとクラシックラインと呼ばれる量販店向けの仕様のものでパッケージが異なります。

左の2つはブティック仕様のパッケージ、右のゴールドのパッケージがクラシックラインです。
左の2つはブティック仕様のパッケージ、右のゴールドのパッケージがクラシックラインです。

 

今回パッケージが変わったのはブティック仕様のフォションの紅茶です。


ブティック仕様の紅茶は高島屋など百貨店のFAUCHONショップで販売されています。

クラシックラインは成城石井やカルディなどのスーパーや食材店で取り扱われています。

クラシックラインはギフト用の箱入りのセットがなくてブティック仕様に比べ種類が少なく6種類しかありませんが、少し割安な価格設定になっています。

アップルティーはどちらのラインにもあり、中身は同じものです。

◆フォションのアップルティーのおすすめの飲み方

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おすすめはストレートでお砂糖を加える飲み方。

りんごの甘酸っぱい香りがするフォションのアップルティーには
その香りと合うように少し甘みを加えると美味しさがアップ!

だからお砂糖を加えて飲むことをおすすめします。

お砂糖は紅茶やりんごの香りの邪魔をしないくせのないお砂糖で紅茶に溶けやすいものがいいです。

手に入れやすいものではグラニュー糖がおすすめ。

健康に気を使っている方には素焚糖(すだきとう)がおすすめです。

素焚糖は茶色いお砂糖で、グラニュー糖よりもミネラルが豊富なわりには味にクセがないのです。

◆フォションのアップルティーの美味しい入れ方


フォションのアップルティーは茶葉が細かいので、

分量や抽出時間を適切にしないと渋くて美味しくない紅茶になってしまいがちです。

普通のリーフティーは350mlのお湯に対し、茶葉は6g、抽出時間は3分が適切ですが、

フォションのアップルティーは茶葉の量も抽出時間も少なめにするのが美味しく入れるコツです。

フォション アップルティーの茶葉
フォション アップルティーの茶葉

いろいろ試して、私が美味しいなと思った分量はこちら↓

フォション アップルティー おすすめの分量

2杯分(350ml)
茶葉・・・5g(ティースプーンに少なめで2杯)
抽出時間・・・2分

2杯分の紅茶が入れられる350mlのティーポットなら、茶葉は5gがおすすめです。

茶葉は計量器できちんと量ることをおすすめしますが、計量器がない場合は
ティースプーンに茶葉を小盛で入れて2杯を目安にしてくださいね。

ティースプーンの小盛はこれくらい。これで2.5gぴったりなので、2杯分(350ml)の場合はこれを2杯ティーポットに入れてくださいね。
ティースプーンの小盛はこれくらい。これで2.5gぴったりなので、2杯分(350ml)の場合はこれを2杯ティーポットに入れてくださいね。
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抽出時間は2分くらいがおすすめ。
これより長い時間だと渋みとえぐみを感じる紅茶になってしまうかも・・・

紅茶の美味しい入れ方の手順はこちらをご参考に↓

茶葉の分量と抽出時間はフォションのアップルティーのおすすめの分量
茶葉5g、抽出時間2分にしてくださいね。

うっかり時間が経ってしまったら、差し湯(お湯を足すこと)をするか、ミルクティーにしてみてくださいね。

フォションのアップルティーは公式ページでもストレートを薦めていますが、ミルクティーも意外と美味しいです。

私はミルクティーにするときはシナモンも入れちゃったりして楽しんでます。

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アップルパイにシナモンが合うようにアップルティーにもシナモンは合いますし、シナモンはストレートティーよりもミルクティーのほうが合うと思っているので、この飲み方は実はかなりお気に入りなのです。

アップルティーをシナモン入りミルクティーにした場合はお砂糖はありなしどちらでも美味しいと思いますのでお砂糖はお好みで!

◆フォションのアップルティーのおすすめのマリアージュ

マリアージュとは紅茶と食べ物の美味しい組み合わせのことでペアリングとも言います。

フォションのアップルティーにはシンプルなお菓子とのマリアージュがおすすめ。

私はプレーンのクッキーやシフォンケーキを合わせるのが好きです。

 

他のフレーバーティーもそうだけど、

紅茶自体に着香されているものはマリアージュを見つけるのが難しいので、
シンプルなお菓子を選ぶと、どちらも美味しくいただけます。

 

でも、プレーンのお菓子以外でも一つだけ、これは合うと思っているのがラムレーズンを使ったお菓子。

ラムレーズン味のアイスクリームやラムレーズン入りのクッキーだと
両方の美味しさが楽しめるような気がします!!!

ラムレーズン入りのクッキー
ラムレーズン入りのクッキー

いかがでしたか?

フォションの紅茶の中で一番人気の「アップルティー」。

フォションと言わずすべてのフレーバーティーの中でも人気のある紅茶だと思います。

フォションのアップルティーは渋くて飲みずらいと言われることもある紅茶だけど、お湯に対する茶葉の分量や抽出時間に気を付ければ、お気しく飲めるはず!

ぜひ適切な分量で試してみてくださいね!

フォションのアップルティーの公式ページはこちら>>