＜お菓子と紅茶のマリアージュ＞トレカルムの「モンブラン」に合う紅茶は？

「マリアージュ」とは紅茶と食べ物の組み合わせのことで「ペアリング」とも呼ばれます。

スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。
合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。

今日のスイーツはトレカルムのスペシャリテ「モンブラン」です。

さて、どんなマリアージュになったでしょうか？

◆今日のお店「トレカルム」とは

トレカルムは文京区千石にあるパティスリー。
オーナーシェフの木村シェフはもともとは料理人。銀座レカン、ホテル西洋銀座などで務めた後、2009年に渡仏。そして2014年にパティスリートレカルムを開きました。

元料理人である木村さんはスパイスを扱うのが得意、スイーツにもスパイスを上手に活用しています。

◆今日のスイーツ　トレカルムの「モンブラン」

今日のお菓子はトレカルムの「モンブラン」。
このモンブランはトレカルムのスペシャリテで一番人気のスイーツです！

そして面白いのは木村シェフは栗のモソモソした感じが苦手とのこと。
そんなシェフが6年かけて作ったというモンブランは見た目も独創的！！！

クルミを使ったサクサクの生地の上に、カシスとブラックベリーのムースを包んだクルミリキュール入りの生クリームを乗せ、それをさらにマロンペーストでくるみ、全体をコーヒーとクルミの棒状のメレンゲで飾り立ててあります。

◆選んだ紅茶は「ディンブラ」

◆ディンブラという紅茶

トレカルムの「モンブラン」とディンブラの相性

トレカルムの「モンブラン」とディンブラの相性はとっても良かったです。
モンブランとは言えこちらは、ベリー系の酸味も感じられるケーキ。ディンブラはアッサムよりも酸味が感じられる紅茶なので、酸味が調和しつつも、マロンクリームのコクにも良く合う渋みも持ち合わせているのでとても美味しかったです。

ストレートとミルクティーどちらでも試してみたけれど、どっちも美味しいから甲乙つけがたい感じでした！

トレカルムの「モンブラン」に合いそうな、その他の紅茶

キャンディ

トレカルムの「モンブラン」はカシスとブラックベリーのムースがとてもいいアクセントになっているので、思っていたよりもさっぱり系のモンブランだったので、ディンブラよりも軽い渋みのキャンディでも優しい組み合わせになりそうで美味しいマリアージュになるんじゃないかな？と思いました。

NHKの「極上！スイーツマジック」の再放送を見てトレカルムの「モンブラン」を知りました。

木村シェフは栗は嫌いじゃないんだけどモソモソした感じが苦手とおっしゃっていて、私もそうだわ！！！と思ったんです。

栗の味が美味しいのはよくわかるんだけど、私もモソモソしているスイーツよりも滑らかなスイーツのが好き！だからきっとこのモンブランは私も美味しいと思えるモンブランなんだろうな！って期待して、普段あんまりいかない千石まで足を延ばしました！

ちょっと遠いとこまで行った甲斐があるくらい美味しいモンブランに出会えてよかったです。

酸味が効いていて食べやすいのはもちろん、マロンペーストも滑らかでくちどけがよく、そして周りについているコーヒーとクルミの棒状のメレンゲの食感との対比も面白くて、どんどん食べ進みたくなる美味しいモンブランでした！

「極上！スイーツマジック」では、木村シェフの新作モンブランがメインで紹介されていたので、せっかく遠出したので、新作モンブランも購入したのでこちらも後日レポートしますね！