とっても簡単!水出し紅茶の作り方のコツと注意点
◆水出し紅茶に必要な道具
- 容器
茶こしがついている容器がおすすめです。
茶こしがついていなければ、お茶パックをつかうと便利です。
◆水出し紅茶の材料
- 茶葉
- 水
水出し紅茶はオンザロック方式と違い、渋みが出過ぎることも、クリームダウンを起こして失敗することもないので、どんな茶葉でも大丈夫です。
でも、さっぱりと楽しみたいアイスティーはコクのあるアッサムやルフナよりも清涼感があるダージリンやニルギリのほうが向いていると思います。
そしてフレーバーティーの代表であるアールグレイも水出しアイスティーにぴったりです。
お水は水道水でOKです。
水道水をそのまま使うのが気になる方は浄水器を使ったり、市販のミネラルウォーターを使ってくださいね。
ちなみに私は浄水器を通した水道水で作っています。
◆水出し紅茶の作り方のコツ
水出し紅茶は簡単に作れるけれど、お水と茶葉の分量を適切な量にするのがコツです。
好みにもよるけれど、1リットルのお水に対して茶葉は10gくらいがちょうどいいと思います。
茶葉をきちんと量るのが面倒な場合はティースプーンで量りましょう。
ティースプーン1杯がだいたい3gなので、10gは3杯ちょっとです。
◆水出し紅茶の作り方
作り方と言っても、お水に茶葉を入れるだけなのですが、手順を紹介します。
今回は800mlの容器で水出し紅茶を作ります。
抽出は常温でも冷蔵庫で冷やしながらでもOKです。
おうちで作った水出し紅茶は、あまり日持ちしないので、翌日までには飲み切るようにしてくださいね。
◆水出し紅茶の注意点
水出し紅茶を作るときに注意てほしいことが2点あります。
ひとつは、ちいさなお子様や体の弱い方が飲む場合は水出し専用の茶葉を使って欲しいこと。
水出し用の茶葉と普通の茶葉の違いは熱殺菌をしているか、していないかの差でもあります。
現在流通している茶葉は健康な成人なら水出しにしても問題ありませんが、ちいさなお子様や体の弱い方が飲む場合は万が一のことを考えて、水出し用の茶葉を使ってください。
もうひとつは、フレーバーティーで水出し紅茶を作る場合。
アールグレイなどのフレーバーティーの水出し紅茶をプラスティックなど樹脂製品の容器で作ると、容器にフレーバーティーの臭いが移ってしまいます。そのあとに同じ容器でノンフレーバーティーの水出し紅茶を作ると、フレーバーティーの香りが移ってしまって、微妙な香りのアイスティーになってしまいます。
それを避けるためには、アールグレイの水出し紅茶を作った容器では、アールグレイしか作らないとするか、フレーバーティーを作るときはペットボトルで水出し紅茶を作り、使い捨てにしてしまうことをおすすめします。
※アールグレイってフレーバーティーなの?と思った方はコチラの記事をどうぞ
アールグレイはどんな紅茶?特徴や由来とおすすめの飲み方の紹介>>
◆水出し紅茶におすすめの容器
ハリオ フィルターインボトル
スタイリッシュなワインボトル型の水出し用ボトル。お客さまが来ても、テーブルにそのまま出せるお洒落なデザインです。
上部の注ぎ口の内側に茶こしがセットされているので、使い勝手も◎。
750ml用の容器ですが、9分目までお水を入れると800mlくらいになります。
◆水出し紅茶におすすめの茶葉
水出し紅茶は日常的にガブガブのみたいので、高級な茶葉よりもリーズナブルな茶葉を使って作ることが多いです。
私が水出し紅茶を作るときに、よく使っている茶葉を紹介します。
ダージリン
シングルエステートの高級なダージリンの味と香りにはかなわないけれど、日常的に飲む水出し紅茶ならコレ。リプトンのブレンドダージリンはリーズナブルだけど、お値段以上の味と香りが楽しめます。
ニルギリ
えいこく屋のニルギリはリーズナブルでも安定した美味しさ。クセがなく飲みやすいのでアレンジティーを作るときのベースとしても便利。
アールグレイ
本格的なアールグレイのベースの茶葉はキームンが使われることが多いけど、フォションのアールグレイはクセのないセイロンティーなので飲みやすいです。
いかがでしたか?
水出し紅茶は飲みやすいし、暑い時期にはガブガブ飲みたくなるので
ティーバッグよりもリーズナブルなリーフティーでの水出し紅茶がおすすめです。
茶こし付きの容器やお茶パックを使えばリーフティーで水出し紅茶を作るのは簡単なので、ぜひ試してみてくださいね!