<お菓子と紅茶のマリアージュ>ダロワイヨのマカロンに合う紅茶は?
マリアージュとはお茶とお菓子が引き立つ、最適な組み合わせのことです。
スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。
今日のスイーツはダロワイヨの「マカロン」です。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
1802年にパリで創業したお菓子屋さん。
ダロワイヨの歴史はシャルル・ダロワイヨから始まります。
コンデ公に仕えていたシャルル・ダロワイヨは1682年にルイ14世のパン職人として召し抱えられます。
ダロワイヨ家はその何代もベルサイユの食膳係を務めました。
食膳係とは当時のフランスの最高の美食の称号であり、このおかげで
ダロワイヨ家は貴族となります。
その後フランス革命により食膳係の地位を失ったダロワイヨは1802年に今でいうところのケータリングのお店を始めます。
そのお店は現存していて、それがパリのフォブール・サント・ノーレ通りにある現在のダロワイヨの本店です。
ダロワイヨの国外初のお店が自由が丘のダロワイヨで1982年に開店しました。その後1989年には銀座本店が開店しました。
◆今日のスイーツ ダロワイヨの「マカロン」
◆選んだ紅茶は「ニルギリ」
フルーツ系のマカロンが多かったので、フルーツ系のお菓子に合う紅茶にしようと思いました。
私がフルーツ系のお菓子に合うと思っている紅茶はダージリンやニルギリです。
でもダージリンはフレッシュなフルーツを使ったお菓子に合うと思っていて、フルーツ系の焼き菓子にはニルギリが合うと思っているのでニルギリを選びました。
◆ニルギリという紅茶
ニルギリはインドで作られている紅茶。ダージリンやアッサムほど有名ではありませんが、クセがなく、何にでも合わせやすいので、ブレンドティーによく使われている茶葉です。
◆マリアージュの結果
今回頂いたマカロンは、シトロン、テヴェール、オランジュサンギィーヌ、ペッシュ、あまおうの5種類。
店頭ではあまおうのマカロンが人気NO.1と書いてありました。
全種類食べて私が一番美味しいと感じたのは「ペッシュ」甘酸っぱくて美味しかったです。
ダロワイヨのマカロンは結構甘みが強いので、紅茶はしっかりしたものがあうと感じました。
今回入れたニルギリは2017年のチャムラジ茶園のもので、いつもの年よりもコクがあるニルギリだったので、今日のマカロンにも合いました。
でも、いつもの年のニルギリのように青っぽさがあるニルギリだったらあんまり合わなかったかもしれないなと思いました。
2017年のチャムラジ茶園のニルギリでなければ、軽く淹れたディンブラやセイロンブレンドが合う感じでした。
◆今日のお店の詳細
DALLOYAU(ダロワイヨ)
店名:ダロワイヨ銀座本店
住所:東京都中央区銀座6-9-3
Tel.03-3289-8260
営業時間:
マガザン(ブティック) 10:00~21:00(金・土・祝前日 ~22:00)
サロン・ド・テ 11:00~21:00(金・土・祝前日 ~22:00)