紅茶を飲むだけで痩せる「紅茶ダイエット」って効果あるの?
私は紅茶も好きだけど、紅茶に合う甘いお菓子も大好きでアフタヌーンティーやスイーツブッフェにもよく行くので、万年ダイエッターです。
今日は紅茶とダイエットについて、私が思うことを書いてみました。
◆最近話題の「紅茶ダイエット」
SNSでよく「紅茶ダイエット」という言葉を見かけるので
どんなものかと、やり方を調べてみました。
私が調べた紅茶ダイエットの方法は以下のようなもの
<紅茶ダイエットのやり方>
・温かい紅茶を1日3杯飲む
・飲むタイミングは食事中と食後
・紅茶にはお砂糖を入れない
とのことです。
でも、私は、もう10年以上
無糖の紅茶を一日に3杯以上飲んでいるけど
この方法では私は全然、痩せませんでした。
体質にもよるのかもしれませんが、
無糖の紅茶を飲むだけの「紅茶ダイエット」は私には効果がないようです。
でも、紅茶の成分自体にはダイエットに効果的な成分が結構入っているので、もっと工夫をすれば私にも効果があるのかなと、もうちょっと紅茶ダイエットを追求してみようと思いました。
◆ダイエットに効果的な紅茶の成分
紅茶はもともとは嗜好品としてではなく薬として飲まれていた時代もあります。
紅茶はカメリアシネンシスというツバキ科の葉が原料。
その葉を発酵させて、乾燥させたものが紅茶です。
では、その紅茶に含まれる、ダイエットに効果的な成分を見てみましょう。
●カフェイン
カフェインというとコーヒーというイメージがありますが
紅茶にも入っています。
カフェインのダイエット効果は脂肪燃焼促進。
これは、紅茶を飲んだ後に運動すると、脂肪が燃焼しやすくなりますよ。ということ。
飲んだだけでは、あまり効果はなく、飲んだ後に運動することで効果が表れます。
また、カフェインには腸を刺激する作用があります。
刺激を受けた腸は活発に動きますので、便秘解消にも効果がありそうです。
これは、飲んだだけで効果が得られます。
●テアフラビン
紅茶ポリフェノールの一種。紅茶には約70種類のポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールには抗酸化作用があるので、アンチエイジングに効果的。
そして、テアフラビンにはコレステロールを低下させる効果もあります。
テアフラビンは紅茶にしか入っていない成分で、テアルビジンと共に紅茶の赤い色の素になっています。
●タンニン
タンニンはカテキン類の総称です。
カテキンといえば緑茶に含まれている成分ですが、紅茶にも含まれています。
これも紅茶ポリフェノールの一種なので抗酸化作用があります。
ダイエット効果として期待できるのは脂肪吸収抑制作用。
これは、痩せるというよりも、太りにくくなる効果ですね。
◆「しょうが紅茶」はダイエットに効果的?
ただ紅茶を飲むだけのダイエットは
残念ながら、私はそんなに期待できないと思います。
なぜなら、私は無糖の紅茶を一日に3杯以上飲む日々を10年以上続けているけど
「紅茶で痩せた」という実感はないからです。
でも紅茶にはダイエットに嬉しい成分が入っているのも事実。
ただ紅茶を飲むだけではなく、ひと工夫すれば紅茶でのダイエットも可能だと思っています。
ダイエットのためにひと工夫した紅茶といえば
「しょうが紅茶」があります。
一時期、とても話題になったので私も飲んでいました。
でも、ダイエットにはあまり効果がありませんでした。
理由としては
・美味しくないから続かない
・美味しく飲むためにはお砂糖やミルクが必要
私は無糖のしょうが紅茶の味が苦手で続きませんでした。
お砂糖とミルクを入れると美味しくなるのですが
それだと、ダイエットには不向きですよね。
私にとって、「しょうが紅茶」はダイエットというよりは温活のための飲み物でした。
手足が冷えてなかなか温まらない時は「しょうが紅茶」のおかげで
ぽかぽかしてくるので、寒い冬の日や風邪で悪寒がする日にはよく飲んでいました。
紅茶にはダイエットに効果的な成分が含まれているのに
うまくダイエットに活かせないかな?と思っていたところ
ダイエットには紅茶よりも「プーアル茶」のほうがよいということを知りました。
プーアル茶は紅茶と同じカメリアシネンシスというツバキ科の葉から作られるものだけど、紅茶よりも発酵が進んだもの。
紅茶よりも発酵しているなら、体にも良さそうだし、ダイエット効果も紅茶より得られるのかも!!!と期待が膨らみました!!!
◆「プーアル茶」とは
お茶の原産地である中国ではお茶を発酵の度合いによって6種類に分けています。
その6種類は茶葉の色みからこのように名付けられます。
この中では黒茶がプーアル茶です。
私が大好きな紅茶は5番目に発酵が強いもの。
そして、プーアル茶はさらに発酵しているもので、お茶の種類の中で一番発酵しているお茶ということになります。
ちょっとダイエットに期待が高まってしまいますよね!
<プーアル茶の形状は2種類>
プーアル茶の形状は緊圧茶と散茶があり、見た目は違うけど、どちらも同じプーアル茶です。
プーアル茶は長期の熟成をさせているので、その風味も独特。
紅茶には花や果実を思わせるような芳香があるけれど、プーアル茶は土臭い感じ。
それも雨が降った後の森の土のような香りがします。
プーアル茶はちょっとクセがあるので飲みにくいと感じる人も多いかも・・・
私もこのクセのある香りが苦手で、お茶好きだけどプーアル茶だけは苦手なんですよね。
でも、ダイエットに効果があるならプーアル茶を飲んでみようかなと
プーアル茶は他のお茶よりもミネラルが豊富だったり、テアデノールというポリフェノールが豊富に入っているところも魅力的。
とくにテアデノールは新しく発見されたポリフェノールでテレビでも取り上げられ、
脂肪の燃焼を促し、内臓脂肪の蓄積を防ぐ役割もあって中性脂肪の低下に効果があるとのこと。
このテアデノールを使ったダイエットのサプリメントも作られているので、プーアル茶のダイエット効果には期待できそうです。
◆飲みやすい「プーアル茶」探し
プーアル茶を飲む気満々になった私は、さっそくプーアル茶を購入。
最初に試したのは本場の中国製のプーアル茶。緊圧茶という塊になったプーアル茶です。
長期熟成というので良さそう!と思ったけれど、そのプーアル茶は土臭いうえに、カビ臭さもあって、かなり苦手な味と香りでした・・・
そのあと、緊圧茶じゃない散茶のほうのプーアル茶を試してみました。
こちらのほうが私には飲みやすかったけれど、やっぱりクセのある香りが苦手で毎日飲むのは結構つらくなってしまいました。
そんなときに日本製のプーアル茶で飲みやすいとうたっているプーアル茶を発見!
なんとなくプーアル茶は中国製のほうがいいと思っていたけど、飲みやすいなら日本製でもいっかと思って買ってみたところ、
ほんとに飲みやすいので、これなら毎日飲めそう!としばらく飲んでみることにしました。
私が飲んでいるのはこの「茶流痩々」というプーアル茶。
HPにも「ダイエットにお悩みの方へ」って書いてあったし、私が効果に期待しているテアデノールもちゃんと入っているし、何より飲みやすいところがお気にりです。
◆プーアル茶「茶流痩々」の飲み方
ダイエット効果を期待するなら「茶流痩々」は毎日1リットル飲むとよいそうです。
「茶流痩々」はティーバッグに入っているプーアル茶です。
ティーバッグ1袋には5gのプーアル茶が入っていて、煮出して淹れれば1袋でちょうど1リットル分になるそう。
やかんで煮出して作るのがおすすめだそうで、ティーバッグ1袋でダイエットに効果的な1リットル分になるので、私も煮出して飲んでいます。
ティーポットや急須で抽出してもOKとのことだけど、煮出したほうが効果を得られそうですものね。
1日1リットルってちょっと多いかなと思われるけど、私は普通の紅茶も1日に1リットルくらい飲んでるので余裕で飲めちゃいます。
しかも、紅茶と違ってお茶酔いしないところもいいです。
紅茶って体調がよくない時にたくさん飲むと、ちょっと気持ち悪くなってお茶酔いしまう日もあるんですよね。
でも、こちらのプーアル茶は紅茶よりも優しい味なのでお茶酔いすることなくいただけます。
アフタヌーンティーで紅茶をたくさん飲んだ日も、この「茶流痩々」なら家に帰ってからお茶酔いすることなく1リットル飲めるので、アフタヌーンティーで食べすぎたときの頼もしい味方になってます。
いかがでしたか?
紅茶ではなかなかダイエット効果を得られなかったけれど、プーアル茶のほうはダイエットにちょっと効果ありでした。
私が感じたのは、食べすぎた時のお腹のポッコリがへこむのが早くなったこと。
アフタヌーンティーやスイーツブッフェに行くと食べすぎちゃうことが多くて、お腹がポッコリしてしまって、次の日に食事の量を調整して元に戻そうと頑張るんだけど、
その日のうちにプーアル茶の「茶流痩々」をたくさん飲むと翌日のお腹のポッコリがあんまり気にならないんです。
気のせいかもしれないけど、「茶流痩々」を飲んだ日のほうが翌日のお腹が重たくないので、きっと効果があるんだと信じて、常備茶のラインナップに「茶流痩々」も加えることにしました♪