材料は一つだけ!クロテッドクリームを簡単に作る方法
アフタヌーンティーには欠かせないスコーン。
そして、そのスコーンに欠かせないのが「クロテッドクリーム」ですよね。
お家でアフタヌーンティーをするとき、またはお家でスコーンを食べるときにクロテッドクリームがなくて困ったことはありませんか?
そんな時は「生クリーム」さえあれば、簡単に「クロテッドクリーム」ができちゃいます。
クロテッドクリーム本来の作り方とは違うので「クロテッドクリームもどき」ですが、かなりクロテッドクリームに近いものが出来上がりますよ。
◆簡単クロテッドクリームの材料
<材料>
・生クリーム
クロテッドクリームもどきを作るには、生クリームだけあれば簡単に作ることが出来ます。
用意する生クリームは、ごく普通の生クリームで大丈夫ですが、「純生クリーム」と書いてあるものを選びましょう。
「純生クリーム」と表示されているものは、原料が牛乳だけなので、他のクリームと比べ、お値段が高めで賞味期限も短いですが、風味が良く、美味しいクロテッドクリームもどきが出来ます。
「ホイップクリーム」や「植物性クリーム」と表示されているものは、牛乳以外に植物油脂や乳化剤、安定剤などの添加物が加えられています。
純正クリームに比べ、風味が劣るのと、クロテッドクリームもどきを作る時に、なかなか固まらないというデメリットがります。
<あると便利な道具>
・シェイクするための容器
生クリームのパックをそのまま振ってもクロテッドクリームもどきは出来ますが、別容器に移してから振ったほうが、早くクロテッドクリームもどきが出来上がります。
◆簡単クロテッドクリームの作り方①
作り方は簡単でシェイクする容器に生クリームを入れ、
ただひたすら振っていると
クロテッドクリームが出来上がります。
◆簡単クロテッドクリームの作り方②
シェイクしてしばらくすると音がしなくなります。
その時はホイップクリームになっている状態です。
◆簡単クロテッドクリームの作り方③
さらにシェイクしていると2~3分後に急に音がし始めます。
ゴロッゴロッっと固形物を振っている音がします。
さらに、2~3分振り続けると、「クロテッドクリームもどき」ができあがります。
◆クロテッドクリームもどきの出来上がり
生クリームは冷えているほうが固まりやすいです。
クロテッドクリームもどきを作るときは、冷蔵庫でよーく冷やしたものを使ってくださいね。
もし、なかなか固まらないな、と思ったら、一度冷蔵庫に入れて、30分ほど冷やしてから振ってみると、すぐにクロテッドクリームもどきになりますよ。
私は中身を確認したいのと、早く出来上がるので、シェイク用の容器に移して作りますが、生クリームのパックのまま、ひたす振っているだけでもクロテッドクリームもどきは作れます。
容器を洗う手間もないので、容器がない、洗うのが面倒くさい、中身を確認しなくてもいい、ちょっと時間がかかってもいい、という場合は生クリームのパックをそのまま振ってみてくださいね。
<生クリームをパックのままで振ってみた時>
さらに、この生クリームは乳脂肪が35%のライトタイプだったのも時間がかかる原因でした。
クロテッドクリームもどきを早く作りたいときは乳脂肪が高めのものを容器に移して振るのがいいですね。
クロテッドクリームを付けるとスコーンが一層美味しくなります。
ジャムと一緒にクロテッドクリームを付けても美味しいですよね。
その時は、クロテッドクリームを上に付けるか、ジャムを上に付けるかで、味の感じ方も変わってきます。
私はクロテッドクリームが好きなので、クロテッドクリームを上に付けることが多いです。
上に付けたものの味のほうが、下に付けたものよりも、味を強く感じるからです。
よかったら、違いを試してみてくださいね。
いかがでしたか?
本来のクロテッドクリームは脂肪分の多い牛乳を煮詰めて作るので
これは正式なクロテッドクリームではないけれど、お味はほぼクロテッドクリームです。
市販品に出会えない時は試してみてくださいね。
ちなみに普通の牛乳で作るのは難しいです。
それは、生クリームに比べると、牛乳は脂質の量が少ないからです。
牛乳の脂肪分が3%なのに対し、生クリームの脂肪分は30%〜50%もあります。
生クリームは脂肪分が高いので手で振っただけでも固まってくれるのです。
とっても簡単なので、クロテッドクリームがない!という時は、ぜひ生クリームでクロテッドクリームもどきを作って、スコーンを美味しく召し上がってくださいね!
クロテッドクリームについて詳しくはこちらの記事で紹介しています。