<お菓子と紅茶のマリアージュ>宗家 源 吉兆庵のさくら餅に合う紅茶は?

源 吉兆庵の「さくら餅」と紅茶

 

「マリアージュ」とは食べ物と飲み物の組み合わせのことで「ペアリング」とも呼ばれます。

ベストな組み合わせはお互いの良さを引き出すことができ、美味しさがより一層アップします。

だからスイーツを最高に美味しくいただくには、そのスイーツに合う紅茶を見極めることがとっても大切なのです。

今日のスイーツは宗家 源 吉兆庵の「さくら餅」です。

さて、どんなマリアージュになったでしょうか?

◆今日のお店「宗家 源 吉兆庵」とは

宗家 源 吉兆庵は1946年創業の和菓子屋さん。

定番の和菓子はもちろん、季節ごとの和菓子も多く作っていて、
旬の果実をまるごと使った「果実菓子 自然シリーズ」が人気。

特に夏に発売されるマスカット オブ アレキサンドリアをまるごと使った「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」が有名です。

宗家 源 吉兆庵「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」
宗家 源 吉兆庵「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」

◆今日のスイーツ 宗家 源 吉兆庵の「さくら餅」

kitchoan sakuramochi piece1

 

今日のお菓子は宗家 源 吉兆庵の「さくら餅」。

こしあんを道明寺粉のお餅で包み、塩味を感じられる桜の葉と桜の花びらをあしらった、上品なお味のお菓子です。

宗家 源 吉兆庵の「さくら餅」の断面
宗家 源 吉兆庵の「さくら餅」の断面

 

桜餅は関東と関西では形状が異なり、宗家 源 吉兆庵は岡山発祥だから関西風の桜餅。

関西ではこのようにピンクのおはぎのようなタイプの桜餅が主流です。

関東ではこのようなタイプの桜餅は「道明寺」と呼ばれているけれど、源 吉兆庵は関西のお店だから「さくら餅」と名付けています。

ちなみに関東の桜餅はうすい生地であんこを挟んだようなタイプ。長命寺の桜餅が元祖と言われているので、関西ではこのタイプの桜餅は「長命寺」とも呼ばれます。

こちらは関東を代表する桜餅「長命寺の桜餅」です。
こちらは関東を代表する桜餅「長命寺の桜餅」です。

◆選んだ紅茶は「ダージリンファーストフラッシュ」

kitchoan sakuramochi tea1

 

桜餅は繊細な味のお菓子。

紅茶も繊細な味のものが良く合います。

緑茶に似た風味のダージリンファーストフラッシュは桜餅に良く合います。

◆「ダージリンファーストフラッシュ」という紅茶

ダージリンファーストフラッシュの水色(すいしょく)は淡いオレンジ色。
ダージリンファーストフラッシュの水色(すいしょく)は淡いオレンジ色。

「ダージリンファーストフラッシュ」はインドで採れる紅茶。

緑茶のようにさっぱりしていて、若々しい緑の香りのする素敵な紅茶です。

さっぱりしていながらも、うまみが十分に感じることのできる紅茶です。

緑茶と似ているところがあるので、和菓子との相性はぴったりです。

ダージリンファーストフラッシュについての詳しい記事はコチラ>>

◆マリアージュの結果

ティーカップはミントンのヴィンテージです。
ティーカップはミントンのヴィンテージです。

 

宗家 源 吉兆庵の「さくら餅」とダージリンファーストフラッシュの相性

とても美味しいマリアージュでした。

さくら餅の上品な甘さと、しっかりした塩気にダージリンファーストフラッシュのうま味が加わると味の完成度が上がるようで、とても美味しかったです。

宗家 源 吉兆庵の「さくら餅」合いそうな、その他の紅茶

ヌワラエリヤ

ヌワラエリヤもうま味がある紅茶です。ヌワラエリヤの花のような香りは桜の香りとも似ているので相性が良さそうです。


宗家 源 吉兆庵の「さくら餅」はとても美味しかったです。

甘さ控えめなあんこだけど、塩味もあるので、甘さ控えめなところが、ちょうどよい感じ。

塩気は結構強めだったけど、その塩気があるから、紅茶のうま味と良く合うのだと感じました。

紅茶の中でもうま味の多いダージリンファーストフラッシュと合わせたのは大正解。小さいお菓子だけど満足度は高かったです。

私は関東生まれなので、長命寺のような桜餅のほうがなじみがあるけれど、もちもちさを楽しめる関西風の桜餅も美味しいなと思いました。

◆今日のお店の詳細

宗家 源 吉兆庵

店名:宗家 源 吉兆庵 銀座本店
所在地:東京都中央区銀座7丁目8-9
最寄駅:
東京メトロ銀座線、丸の内線、日比谷線
「銀座駅」A2出口 徒歩4分
TEL:03-5537-5457
営業時間:
平日 10:00~21:00
土・日・祝 10:00~19:00
定休日:無休

宗家 源 吉兆庵 さくら餅
1月~4月上旬の限定発売

宗家 源 吉兆庵の公式HPはこちら>>