＜お菓子と紅茶のマリアージュ＞カファレルのフォンダンショコラ「カンパーナ」に合う紅茶は？

「マリアージュ」とは食べ物と飲み物の組み合わせのことで「ペアリング」とも呼ばれます。

ベストな組み合わせはお互いの良さを引き出すことができ、美味しさがより一層アップします。

だからスイーツを最高に美味しくいただくには、そのスイーツに合う紅茶を見極めることがとっても大切なのです。

今日のスイーツはカファレルのフォンダンショコラ「カンパーナ」です。

さて、どんなマリアージュになったでしょうか？

◆今日のお店「カファレル」とは

カファレルは1826年にイタリアで創業したチョコレート会社の老舗。
1869年には当時のイタリア王国の王に認められ王室御用達となったそうで、それ以降カファレルのロゴにはイタリア王室の紋章が使われています。

カファレルはヘーゼルナッツを練り込んだ「ジャンドゥーヤチョコレート」を開発したことでも有名です。

カファレルのジャンドゥーヤに1865と書かれているのは、1865年の謝肉祭（カーニヴァル）でトリノ市の公式な仮面道化キャラクターの「ジャンドゥーヤ」がカファレルのチョコレート「ジャンドゥイオッティ」を配ったことがきっかけです。
このこととからカファレルの「ジャンドゥイオッティ」は「ジャンドゥーヤ1865」と呼ばれるようになり世界中に広まっていったそうです。

そんな歴史のあるチョコレート屋さんのカファレルは1994年に日本に上陸。

直営店は神戸（神戸北野本店、神戸旧居留地店）と東京（東京駅グランスタ店）の３店舗のみです。

◆今日のスイーツ　カファレルの「カンパーナ」

今日のお菓子はカファレルの「カンパーナ」。

カンパーナとはイタリア語で「大きな鐘、吊り鐘」という意味。
そう言われてみると、このスイーツの形は教会の鐘のような形ですもんね！

カファレルの「カンパーナ」はジャンドゥーヤチョコレートを贅沢にたっぷり使用したフォンダンショコラ。

ジャンドゥーヤチョコレートを使った、吊り鐘型のパウンドケーキの中にジャンドゥーヤチョコレートとクリームを合わせたガナッシュチョコレートが詰まっています。

◆選んだ紅茶は「ウバ」

◆ウバという紅茶

◆マリアージュの結果

カファレルの「カンパーナ」とウバの相性

濃厚なカファレルのフォンダンショコラにウバはぴったりでした。

ウバはお菓子なしでいただくと渋みが強すぎて、１杯で十分と思ってしまう紅茶だけど、チョコレートと合わせると、渋みが和らぎ飲みやすく感じるので、何杯でも美味しくいただけます。

そして、カファレルのカンパーナはかなり濃厚なのに、ウバが毎回お口をすっきりとしてくれるので、最初に感じた美味しさをずっと味わえるような感じでした！

ストレートとミルクティーどちらとも合わせ見たところ、私はミルクティーのウバとのマリアージュのほうが好みでした。

カファレルの「カンパーナ」に合いそうな、その他の紅茶

ディンブラ

カファレルのカンパーナはウバがベストマッチだと思うけど、もしウバ以外を合わせるとしたら、やっぱりすっきりしていて、渋みもしっかりとある紅茶のディンブラを選びたいと思いました。

カファレルのカンパーナはとーっても美味しかったです。

北野本店に行ったときに、いろいろチョコレートを買ったのに、こちらのカンパーナが気になって、じーっと見ていたら、お店の方が「このカンパーナはとても人気があってリピートする方が多いケーキなんですよ」と話してくださり、チョコだけを買うつもりだったのに、こちらも買ってしまったのです。

でも本当に美味しくて買ってよかったです。

カファレルの店舗は神戸にしかないと思っていたけど、今は東京駅のグランスタにもあるし、通販もあるので、これは私もまたリピートしそうです。

お友達のおうちにお呼ばれしたときの手土産としてもいいな！なんて思いました！