<お菓子と紅茶のマリアージュ>不二家の「苺のミルフィーユ」に合う紅茶は?
![不二家のミルフィーユとキャンディ](http://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2017/05/fujiya-mille-feuille-kandy-Whole-800x600.jpg)
マリアージュとはお茶とお菓子が引き立つ、最適な組み合わせのことです。
スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。
今日のお菓子は不二家の「苺のミルフィーユ」です。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
今日のお菓子さん「不二家」
不二家は日本の洋菓子店の老舗。日本のクリスマスケーキやショートケーキは不二家から始まったと言われているほどの老舗です。
明治43年に横浜に洋菓子店を開いたのが始まりで、フランチャイズ化したこともあり、現在では全国に700店以上のお店があります。
不二家は海外のお菓子屋さんとの提携も多数行っていて、マッキントッシュやネスレ、バスキンロビンスやダロワイヨなどとも提携しています。
ミルフィーユというお菓子
ミルフィーユは古くからフランスで作られていたお菓子。
1807年に発行されたフランスの料理本に登場していることから、それより前から作られていたことは確かで、一節によれば17世紀にはすでに作られていたのではないかという説があります。
ミルフィーユの定義は、3枚のパイ生地にクリームを挟み、表面に粉砂糖がまぶしてあること。
ミルフィーユはフランス語で「千枚の葉」という意味。
日本では苺のミルフィーユのことを「ナポレオン」と呼ぶことが多々ありますが、
フランスやロシア、オーストリア、ポーランドなどでは普通のミルフィーユのことをナポレオンと呼ぶことが多いそうです。
今日のお菓子 不二家の「苺のミルフィーユ」
![不二家苺のミルフィーユ](http://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2017/05/fujiya-mille-feuille-piece-700x933.jpg)
さくさくのパイ生地にカスタードクリームを挟み、トップに苺を2つと生クリームをあしらったミルフィーユ。
さくさく感が増すようにパイ生地の表面の粉糖を焦がしてあります。
選んだ紅茶は「キャンディ」
![fujiya mille feuille kandy tea1](http://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2017/05/fujiya-mille-feuille-kandy-tea1-350x466.jpg)
この時は家族で好きなケーキをそれぞれ買ってのティータイムでした。
私は苺のミルフィーユですが、母と姉はモンブラン。姪っ子はショートケーキだったので
それらにすべて合う紅茶にしようということで、
無難な紅茶のキャンディにしました。
キャンディという紅茶
![ミルクティーにしても美味しいキャンディ](http://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2017/05/fujiya-mille-feuille-kandy-tea2-350x466.jpg)
マリアージュの結果
![ティーセットはロイヤルアルバートのオールドカントリーローズです。](http://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2017/05/fujiya-mille-feuille-kandy-Whole2-700x525.jpg)
キャンディはクセのない紅茶だし、甘いお菓子にはよく合うので、不二家の苺のミルフィーユにもよく合いました。
ストレートとミルクティーの両方で試してみたところ、ミルクティーの方がこのミルフィーユには合う感じがしました。
コクのあるカスタードクリームとキャンディのミルクティーの相性がいいのかなと
思いました。