リプトンのティースティングシリーズ5種類を飲み比べてみました!

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リプトンから新しい紅茶の楽しみ方が提案されました!

産地別の紅茶の違いを楽しみ、さらにカップの形状もその紅茶に合ったものを選ぶとより紅茶を美味しく飲めるよというもの。

リプトンが揃えた産地別の紅茶はアッサム、ダージリン、セイロン(ウバ)、ヌワラエリヤ、ディンブラの5種類。

その5種類の紅茶が2袋づつ入ったティーバッグのアソートが売っていたので、さそっく購入してお試ししてみました!

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リプトンが神戸開港150周年を記念して行った神戸ティーフェスティバルでは

産地別紅茶(シングルオリジンティー)の飲み比べがメインイベントとして行われました。

その飲み比べを自宅でも出来るようにと販売されたのがティーテイスティングシリーズ

5つの産地それぞれの紅茶のティーバッグが10袋とその紅茶に合うグラスがセットになったティーテイスティングキット

そのティーテイスティングキット5種類がセットになったティーテイスティングキットフルセット

そして、5種類の産地別紅茶が2袋づつ入った、お試し用のティーテイスティングアソートメントパックがあります。

私はティーテイスティングアソートメントパックを購入しました。

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リプトン ティースティング アソートメントパックの箱には茶葉の特徴と共に、

おすすめのグラスの形状とおすすめのフードペアリングが書かれています。

紅茶によってカップ(グラス)や合わせるティーフードを変えるのは、紅茶オタクの私にとっては日常的なことだったけど、

リプトンというメジャーブランドがそれを提案して、そのためのキットやアソートパックを作ってくれるなんて、非常に嬉しいです!

ティーバッグの形がピラミッド型でないのがちょっと残念ですけど・・・
ティーバッグの形がピラミッド型でないのがちょっと残念ですけど・・・

◆テイスティングカップを使った飲み比べ

リプトンがおすすめするグラスの形状で飲む前に、同じ条件で飲み比べしてみようと、テイスティングカップを使って飲み比べをしてみました。

産地によって紅茶の色が違うことがよくわかります。リプトンの公式ページでも「まずは水色(すいしょく)の違いを楽しんで」と書いてありました。
産地によって紅茶の色が違うことがよくわかります。リプトンの公式ページでも「まずは水色(すいしょく)の違いを楽しんで」と書いてありました。

では、それぞれの紅茶を味見した感想を

アッサム
コクがあってまろやか、アッサム特有のモルティ―フレーバーも感じられました。
アッサム コクがあってまろやか、アッサム特有のモルティ―フレーバーも感じられました。
ダージリンはかすかにマスカテルフレーバーが感じられました。でも酸味と渋みが強かった。
ダージリンはかすかにマスカテルフレーバーが感じられました。でも酸味と渋みが強かった。
ウバはものすごく渋かった。ウバ特有のメントールの香りもほんの少しだけど感じられました。
ウバはものすごく渋かった。ウバ特有のメントールの香りもほんの少しだけど感じられました。
ヌワラエリヤは渋味はあったけど美味しい。華やかなヌワラエリヤらしい香りもちゃんと感じられました。
ヌワラエリヤは渋味はあったけど美味しい。華やかなヌワラエリヤらしい香りもちゃんと感じられました。
ディンブラは甘みが感じられて美味しかった、でも結構渋いです。
ディンブラは甘みが感じられて美味しかった、でも結構渋いです。

テイスティングカップだとリプトンが提案しているお湯の量より少ない量で紅茶を淹れることになってしまったので、全体的に渋みが強くなってしまいました。

でもそれぞれの茶葉の特徴がよくわかりました。

この時点で一番美味しく感じたのはヌワラエリヤでした。

その後、ミルクティーにして試飲してみました。ミルクティにしたら、アッサムが一番美味しかったです。
その後、ミルクティーにして試飲してみました。ミルクティにしたら、アッサムが一番美味しかったです。

◆リプトンがおすすめするカップの形状で飲み比べ

リプトンのティースティングシリーズにはそれぞれ専用のグラスがあったけれど、

私はグラスを購入しなかったので、リプトンがおすすめしているグラスの形状に近いカップを選んで飲み比べをすることにしました。

グラスの形状はリプトンの公式ページに掲載されています>>

リプトンの提案するグラスの形状に近い形として選んだティーカップはこの5つです。
リプトンの提案するグラスの形状に近い形として選んだティーカップはこの5つです。
アッサムには「見た目でコクの強さを感じられる背の高いグラス」がおすすめとのことだったので、ロイヤルドルトンのダージリンのカップを選んでみました。
アッサムには「見た目でコクの強さを感じられる背の高いグラス」がおすすめとのことだったので、ロイヤルドルトンのダージリンのカップを選んでみました。
ダージリンには「淹れたての香りをずっと楽しめる、底に丸みがあり、口がすぼんだグラス」がおすすめとのことなので、なるべくそれに近いカップをとミントンのミントンローズを選びました。
ダージリンには「淹れたての香りをずっと楽しめる、底に丸みがあり、口がすぼんだグラス」がおすすめとのことなので、なるべくそれに近いカップをとミントンのミントンローズを選びました。
セイロン(ウバ)には「ゴールデンリングを楽しめる口の広いグラス」がおすすめとのことだったので、エインズレイのイングリッシュバイオレットのカップを選んでみました。
セイロン(ウバ)には「ゴールデンリングを楽しめる口の広いグラス」がおすすめとのことだったので、エインズレイのイングリッシュバイオレットのカップを選んでみました。
ヌワラエリヤには「口あたりを柔らかく、程よい渋みを感じられる丸みのある飲み口のグラス」がおすすめとのことだったのでウェッジウッドのデルフィシェイプを選びました。
ヌワラエリヤには「口あたりを柔らかく、程よい渋みを感じられる丸みのある飲み口のグラス」がおすすめとのことだったのでウェッジウッドのデルフィシェイプを選びました。
ディンブラには「薄い水色を引き立て、香りを長く楽しめる、背の低い口のすぼんだグラス」がおすすめとのことだったので、ロイヤルアルバートのモントローズシェイプが似ていると思いこのカップを選んでみました。
ディンブラには「薄い水色を引き立て、香りを長く楽しめる、背の低い口のすぼんだグラス」がおすすめとのことだったので、ロイヤルアルバートのモントローズシェイプが似ていると思いこのカップを選んでみました。

 

リプトンが提案しているグラスと完全に同じ形ではないけれど、結構似ている形を選べたのではないかなと思います。

ティーカップでリプトンのティースティングシリーズを入れてみたところ。やはり色が違って見えて楽しいです。
ティーカップでリプトンのティースティングシリーズを入れてみたところ。やはり色が違って見えて楽しいです。
アッサムはテイスティングカップで飲むよりもグッと美味しくなりました!
アッサムはテイスティングカップで飲むよりもグッと美味しくなりました!
ダージリンはカップを変えてもイマイチ。
ダージリンはカップを変えてもイマイチ。
ウバはカップを変えても渋かった。今回は1分半抽出でそろえてしまったけど、ウバは1分抽出でよさそう。
ウバはカップを変えても渋かった。今回は1分半抽出でそろえてしまったけど、ウバは1分抽出でよさそう。
ヌワラエリヤはさらに美味しく飲めました。
ヌワラエリヤはさらに美味しく飲めました。
ディンブラはこのカップにしたらとても美味しくなりました。さすがモントローズシェイプです!モントローズシェイプは紅茶が一番美味しく飲める究極のカップとして有名なのです。モントローズシェイプについてはこちら>>
ディンブラはこのカップにしたらとても美味しくなりました。さすがモントローズシェイプです!モントローズシェイプは紅茶が一番美味しく飲める究極のカップとして有名なのです。モントローズシェイプについてはこちら>>

◆リプトンのティースティングシリーズの飲み比べの感想

とても楽しい飲み比べでした。

私は普段からシングルオリジンティーが好きなので、紅茶専門店でシングルオリジンティーを買って飲んでいます。

シングルオリジンティーはブレンドティーと比べ上質な茶葉なので価格も高いのが当たり前で、

ダージリンなら安くても50gで2,000円くらいはしますし、ダージリン以外でも50gで1,000円くらいするのが普通。

紅茶のことをよく知らないお友達にシングルオリジンティーは美味しいよと勧めても、価格の高さから、自ら奨んで買ってもらえることは少いもの。

実際に私も紅茶のことをよく知らない時は50gで2,000円もする紅茶なんて誰が買うのかしら?と思っていました。

でも、実際に飲んでみると、今までの紅茶の常識が覆ってしまうくらい美味しくて、それから紅茶にハマり、紅茶教室に通い、講師の資格まで取ってしまいました。

だから、私の家や事務所に来てくれたお友達には実際にシングルオリジンティーを飲んでもらって、産地別の紅茶の違いや美味しさを実感してもらうようにしていました。

でも、うちに来てもらえなくても、このリプトンのティースティングシリーズがあれば産地別紅茶の楽しみ方が伝わるな!と思いました。

ティースティングシリーズのアソートメントパックは5種類のティーバック各2個入りで324円なんです。

これなら、試しやすい価格だし、それぞれの紅茶の違いが分かるから、紅茶に興味を持ってもらえそうです。

ただ、リプトンのティースティングシリーズはティーバッグだし、価格も安いので紅茶専門店のシングルオリジンティーに比べたら、そこまで美味しくない紅茶なのも確か。

それでも、この低価格でここまで産地の違いが分かる紅茶のキットは素晴らしいです。

このリプトンのティースティングシリーズで紅茶にハマる人が増えたら嬉しいな♪

そして同時にカップの形状で紅茶の美味しさが変わるということもスタンダードになりそうで嬉しいです。

このサイトでも過去にカップやグラスの形状の違いによる味の変化について記事を書いていました。

紅茶を美味しく飲む器についての記事はこちら>>

リプトンが提案するおすすめの形状と私が美味しいと思う形状は違うものもあるけど、美味しさを感じるのは人ぞれぞれ。

いろんなカップやグラスで紅茶を飲んで、自分はこれが美味しい!と思える形を見つけるのはとても楽しいことだと思います。

そしてリプトンは紅茶と食べ物のペアリングも提案していました。

アッサムナチュラルチーズ
ダージリンいちじく
セイロン(ウバ)チョコレート
ディンブラアーモンド
ヌワラエリヤようかん

アッサム以外は私も同感です。

私はアッサムにはカスタードクリーム系のお菓子を合わせるのが好き、チーズにはキームンやルフナが合うと思っています。

リプトンではフードペアリングと表現していたけど、私はマリアージュと表現しています。
意味は同じで食べ物と紅茶の最適な組み合わせのことを言っています。

紅茶のマリアージュは組み合わせ方によって、本当に紅茶も食べ物も美味しさが変わるので、とても重要だと思い、マリアージュの情報については力を入れて記事を書いていました。

でも、あんまり読まれていないようなので寂しく感じていました。
このサイトではマリアージュよりもアフタヌーンティーの記事のほうが圧倒的に読まれているんです。

でもリプトンのおかげでペアリング(マリアージュ)にも興味を持ってもらえそうなので、これからもマリアージュの記事は書き続けようと思います。

紅茶とお菓子のマリアージュについてはこちらにたくさんあるので、よかったら覗いてみてください。

そして、マリアージュの記事の中でも一番読んでもらえているのがこちらです。

こちらも読んでもらえたら嬉しいです!

いかがでしたか?

ちょっと盛り上がりすぎて、しつこい記事になってしまったけど、それくらいリプトンのこの企画は嬉しかったのです!

紅茶って産地の違いで味の違いがそんなに変わるの!?と思った方はぜひリプトン ティースティング アソートメントパックを試してみてくださいね!

出来れば1杯ずつ飲むのではなく、一度に5種類入れて、味の違いを楽しんで欲しいと思います!

ティーバッグの紅茶は淹れ方によって、味に差が出てしまうので、ぜひ美味しく淹れられるこちらの方法も参考にしてみてください!

紅茶って本当に面白い飲み物です!