<紅茶レシピ>とっても簡単!ティーシロップの作り方と使い道

とっても簡単!ティーシロップの作り方と使い道

 

今日は「ティーシロップ」の作り方使い道をお伝えします。

ティーシロップとは濃いめの紅茶にお砂糖をたっぷり入れてガムシロップのようにしたもの。

作り方はとっても簡単だし、お砂糖がたっぷり入っているので長期保存も可能です!

炭酸水で割ってティーソーダを作る他にも、活用法はいろいろあるので、そちらも紹介します♪

投稿日:2017年6月9日 更新日:2020年5月30日
ティーシロップを作るときの材料と道具
ティーシロップを作るときの材料と道具
  • やかんなど、お湯を沸かせる道具
  • ティーポット
  • 片手鍋など
  • スケール(計量器)
  • シロップの入れ物

◆ティーシロップの材料 

今回は市販されているガムシロップの糖度と同じ60%の糖度のティーシロップを250g作ります。

糖度は高い方が長期保存に向いています。そして市販のガムシロップと同じ糖度にしておくと使いやすいし、作りやすいので、私はいつもこの比率で作っています。

※甘さを控えめにしたかったり、より紅茶の風味を出すために、お砂糖の量を減らしたい方もいるかもしれないけれど、糖度が50%以下になると腐りやすくなるので注意してくださいね。

①お砂糖・・・150g

あまり臭いがしなくて、溶けやすいグラニュー糖や上白糖、三温糖が適しています。
私のオススメのお砂糖はグラニュー糖。溶けやすいので簡単に作れます。

②茶葉・・・6g

私は普段はディンブラで作ることが多いです。理由は紅茶のシロップだとわかりやすいもを作りたいから。私にとって一番紅茶らしい紅茶はディンブラなのです。

他にはダージリンファーストフラッシュやフレーバーティーでも作ります。
お好みや用途に合わせて紅茶を選んでくださいね!

◆ティーシロップの作り方

①濃い目の紅茶を作る。

いつもの紅茶より濃いめの紅茶を作ります。分量はオンザロック方式でアイスティーを作るときと同じ。

茶葉6g、熱湯約150mlです。

濃いめに作りたいので抽出時間は4分にします。

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②砂糖の分量を計る。

ティーシロップを作るときは片手鍋が便利です。

ティーシロップは片手鍋をスケール(計量器)においた状態で作るのがおすすめです。

こうすると、お砂糖を計るときも紅茶を入れるときも分量がすぐに分かります。

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③砂糖の入った鍋に紅茶を入れる。

150gのお砂糖に対して、紅茶の量は100ml入れます。

紅茶はティーポットから直接入れるのではなく、ピッチャーなどに移してからのほうが良いです。

出来た紅茶は全て使うわけではないので、ティーポットから直接入れると、上部のあまり濃くない紅茶がお鍋に入ってしまいます。

他の容器に一度移すことで、紅茶の濃さが均一になります。

鍋をスケール(計量器)に置いたまま紅茶を注ぎます。
鍋をスケール(計量器)に置いたまま紅茶を注ぎます。
250gになるまで紅茶を入れます。
250gになるまで紅茶を入れます。

④かきまぜる

ガムシロップを作るときにはミキサーを使ったりしますが、紅茶でシロップを作るときにはミキサーを使わなくてもOK。

紅茶の熱でお砂糖が解けやすくなるので、スプーンでかき混ぜる程度で大丈夫です。

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⑤粗熱を取る

保存容器に入れるために、お鍋に入れたまま、少し冷ましましょう。

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⑥保存容器に入れる

粗熱が取れたら保存容器に入れます。

写真の容器は100円ショップで売っているシンプルな容器ですが、可愛い瓶などに入れてもいいですよね。

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⑦ティーシロップの出来上がり。

このまま常温保存で1か月くらいは大丈夫です。

白くなってきたら痛み出した証拠なので破棄しましょう。

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◆ティーシロップが腐るとどうなるの?

ティーシロップは1か月を目安に長期保存ができるけど、

「いつ作ったのか忘れちゃった!」

という時はティーシロップの状態をみれば、まだ使えるかどうかわかります。

見た目に変化がなければ使って大丈夫です。

腐ってくると、白いものが出来てるので、そうなったら残念だけど捨ててしまいましょう。

こちらが腐ってしまったティーシロップ。
作ってから2か月くらい常温で放置しておいたものです。
こちらが腐ってしまったティーシロップ。 作ってから2か月くらい常温で放置しておいたものです。
白いものが見えますね、これ白カビです。
このままさらに放置しておくと青カビになっちゃうらしいです。
白いものが見えますね、これ白カビです。 このままさらに放置しておくと青カビになっちゃうらしいです。

 

うちのママは「白カビくらいなら大丈夫よ~」なんて言いますが、
私は怖いので白カビが出てきたら使わないようにしています。

◆ティーシロップの活用法

私はティーシロップはティーソーダ(ティースカッシュ)に使うことが一番多いけれど、他にも活用法があるので紹介しますね!

ティーシロップの活用法①ティーソーダ(ティースカッシュ)を作る

ティーソーダうを作るときはよく冷えた炭酸水をグラスにそそぎ、そこにティーシロップを入れて作ります。
こうすると混ぜなくても濃さが均一になるので、炭酸があまり抜けなくてすむんです♪

ティーソーダを作るときのティーシロップはディンブラやダージリンファーストフラッシュ、フレーバーティーを使うことが多いです。

ディンブラで作ると定番のティーソーダという感じになります。

ダージリンファーストフラッシュだとシャンパンのような見た目になり、香りも立って美味しいのです。

フレーバーティーのティーシロップで作ったティーソーダはホームパーティーのウェルカムドリンクとしてよく利用してます。

ラデュレの「テ・メランジェ・マリー・アントワネット」やnina’sの「マリー・アントワネット」で作るとお客様に喜ばれることが多いです。

カモミールやハイビスカスなどのハーブティーで作ることもあります。
ハイビスカスで作ると色がキレイなピンクになって可愛いです。

こちらはニナスの「マリー・アントワネット」で作ったティースカッシュ。バラとリンゴの香りがする紅茶でティースカッシュにすると美味しいです。
こちらはニナスの「マリー・アントワネット」で作ったティースカッシュ。バラとリンゴの香りがする紅茶でティースカッシュにすると美味しいです。
こちらはハイビスカスとバラの紅茶で作ったティースカッシュ。女子会で大人気でした。
こちらはハイビスカスとバラの紅茶で作ったティースカッシュ。女子会で大人気でした。

ティーシロップの活用法②アイスロイヤルミルクティーを作る

ティーシロップがあればアイスロイヤルミルクティーも簡単につくれます。
氷と牛乳を入れたグラスにティーシロップを注ぐだけ。

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普通のアイスロイヤルミルクティーと比べると紅茶の量が少ないから、風味は劣るけど、1人のときは簡単にアイスロイヤルミルクティーが作れるから便利です。

アイスロイヤルミルクティーの時はディンブラで作ったティーシロップがおすすめです。

ティーシロップの活用法③パンケーキにかける

ハチミツやメープルシロップのようにパンケーキにかけても美味しいです。
パンケーキの他、ワッフルやクラッカーに付けるのもいいですね!

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ティーシロップの活用法④プレーンヨーグルトにかける

最近はプレーンヨーグルトにフロストシュガーが付いていないことが多いので
甘みを足したいときにティーシロップも使ったりしてます。

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ティーシロップの活用法⑤かき氷のシロップとして使う

かき氷のシロップとして紅茶のシロップも使ってます。

フルーツ系のフレーバーティーはそのまま、かき氷にかけるけど、

ディンブラのティーシロップを使う時はミルクも一緒にかけるのが好きです♥

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私は真夏に食べるティーシロップのかき氷が気に入ってしまって、いろいろ試しているうちに、もっと美味しい食べ方?というか飲み方?を発見してしまいました。それはティースムージーです。

ティースムージーが好きすぎていろんなバージョンを作ったので、よかったらこちらのページものぞいてみてくださいね。

いかがでしたか?

ティーシロップは簡単に作れるし、使い道はいろいろあるので
いろいろなティーシロップを作って、アレンジも楽しんでくださいね!

他にもおススメの使い道を発見したらまたご紹介しますね♪