<お菓子と紅茶のマリアージュ>ミニマル-ビーントゥバーチョコレートに合う紅茶は?
![ミニマル-ビーントゥバーチョコレートと紅茶](https://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2018/06/minimal-chocolate-whole1.jpg)
マリアージュとはお茶とお菓子が引き立つ、最適な組み合わせのことです。
スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。
今日のスイーツはミニマル-ビーントゥバーチョコレートのチョコレート3種類です。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
目次
◆今日のお店「ミニマル-ビーントゥバーチョコレート」とは
最近とても増えているbean to bar Chocolateの専門店です。
ビーントゥーバーとはカカオ豆選びからチョコレートの製造までの全工程(選別・焙煎・摩砕・調合・成形)を一貫して行う製法のこと。
ミニマルではカカオ豆本来の味わいや香りの表現に徹底的にこだわっているそう。
余分なものを入れず、最小限の素材だけでチョコレートの美味しさを引き出すことを追及していることから、最小限を意味するミニマルを店名にしたそうです。
ミニマルはインターナショナルチョコレートアワードで金賞もとっているお店です。
本店は渋谷区富ヶ谷、その他に銀座、池袋、白金にお店があります。
◆今日のスイーツ ミニマルの「NUTTY 01」、「FRUITY 01 」、「SAVORY 01」
![ミニマルの看板商品「Minimal Flight S-03」](https://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2018/06/minimal-chocolate-package.jpg)
今日のお菓子はミニマルの看板商品の「Minimal Flight S-03」。
これはミニマルのNUTTY、FRUITY、SAVORYというラインから、それぞれひとつづつが入ったアソートBOXです。
![「NUTTY 01」はコロンビア産トゥマコを71%使用したチョコレート。 軽くローストしたナッツのような風味のチョコレート](https://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2018/06/minimal-chocolate-piece1.jpg)
![「FRUITY 01」 はベトナム産のカカオを68%使用したチョコレート。 カシスのようなフルーティーな風味](https://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2018/06/minimal-chocolate-piece2.jpg)
![「SAVORY 01」はトリニダード・トバゴ産のカカオを 71%使用したチョコレート。
杉の木やハーブの風味のするちょっと変わったチョコレート。](https://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2018/06/minimal-chocolate-piece3.jpg)
ミニマルのチョコレートに不思議な切り込みが入っているのは、割って食べたり、かじって食べたりして、食感の違いを楽しんで欲しいからとのこと。
![minimal chocolate piece4](https://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2018/06/minimal-chocolate-piece4.jpg)
ミニマルのチョコレートはカカオとお砂糖だけで作られています。
着香も味付けもしてないのに、それぞれのチョコレートの味が全く別のもの。
これは、紅茶のシングルエステートが好きな人にとっては、とても楽しく興味深いものだと思います。
◆選んだ紅茶は「ウバ」と「ディンブラ」と「キームン」
今回は気合が入ったチョコレートなので、紅茶選びにも気合が入りました。
3種類のチョコレートが違う風味なのに、合わせる紅茶が一つでは申し訳ないので、このチョコレートに合いそうな紅茶を3つ選びました。
一つ目はチョコレートに最も合うと思っている「ウバ」
ウバはかなり渋い紅茶なので、チョコレートの風味にも負けないし、チョコレートの油分はウバの渋みをおさえてくれるので相性が良いのです。
2つ目はディンブラ
ウバはチョコレートに合うけど、ウバのメントールのような香りが邪魔になってしまう可能性もあるので、ウバのようにしっかりした紅茶だけど、ウバよりも香りにクセのないディンブラも候補に入れました。
3つ目はキームン
キームンはうま味をより感じられる味わい深い紅茶。スモーキーな香りで少し癖があるけど、
クセとクセがぶつかると美味しいマリアージュになることもあるので、試しにキームンを選びました。
![紅茶は左から
ウバ、ディンブラ、キームン](https://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2018/06/minimal-chocolate-tea1.jpg)
![ミルクティーでも合わせてみました。](https://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2018/06/minimal-chocolate-tea2.jpg)
マリアージュの結果
![ティーウェアはnoritakeのものです。](https://tea-magazine.net/wp-content/uploads/2018/06/minimal-chocolate-whole2-1.jpg)
ミニマルのチョコレートはどれも、ザクザクした食感がありました。
これはカカオ豆の味わいと香りを残すために、わざとカカオを粗くくだいているそうです。
NUTTYは香ばしく、3つの中ではオーソドックスな感じ。ナッツが入っているわけではないのですが、本当にナッツが入っているような感じでした。
FRUiTYは香りがとっても良かった、お酒が入っているのかと思うくらい。
SAVORYはしょっぱいような感じがしました。名前に惑わされているのかもしれないけど・・
3つの中では一番ユニークな味でした。
肝心の紅茶とのマリアージュはというと、意外にもキームンがすべてのチョコレートに合いました。
NUTTYはミルクティーのキームンが、FRUiTYとSAVORYにはストレートのほうが合う感じです。
NUTTYはキームンの他にウバのミルクティーとも合う感じ。
FRUiTYはディンブラのストレートとも相性が良かったです。
SAVORYはキームンのミルクティーでも美味しい組み合わせでした。
チョコレートも紅茶も素材を活かしたどうしの組み合わせだったので、マリアージュはとっても繊細。
今日の私はこんな感想だったけど、また違う日に試したら結果も変わるのかな?なんて思いました。
ミニマルのチョコはまだ残っているので、もう一度この組み合わせで確認したり、新しい組み合わせでも試してみたいと思います。
今回は一人で食べ比べてみたけど、紅茶仲間と食べ比べしたい!
そしてみんなの意見も聞きたいな!と思いました!
◆今日のお店の詳細
Minimal Bean to Bar Chocolate(ミニマル ビーントゥバーチョコレート )
店名:ミニマル ビーントゥバーチョコレート 富ヶ谷本店
所在地:東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9
最寄駅:
・東京メトロ千代田線「代々木公園駅」
八幡口より 徒歩6分
・小田急線「代々木八幡駅」
南口より 徒歩6分
TEL:03-6322-9998
営業時間:11:30〜19:00
定休日:無休
Minimal Flight S-03(3種類のチョコレートのアソートBOX)
1箱2,484円(税込)