＜お菓子と紅茶のマリアージュ＞ダロワイヨのイチゴのケーキ「フレーズ クール」に合う紅茶は？

「マリアージュ」とは食べ物と飲み物の組み合わせのことで「ペアリング」とも呼ばれます。

ベストな組み合わせはお互いの良さを引き出すことができ、美味しさがより一層アップします。

だからスイーツを最高に美味しくいただくには、そのスイーツに合う紅茶を見極めることがとっても大切なのです。

今日のスイーツはダロワイヨのイチゴのケーキ「フレーズ クール」です。

さて、どんなマリアージュになったでしょうか？

◆今日のお店「ダロワイヨ」とは

ダロワイヨは1802年創業のパリの老舗のお菓子屋さんです。

そのルーツは17世紀にまでさかのぼれ、1682年にルイ14世のパン職人として召し抱えられたシャルル・ダロワイヨがルーツとなっています。

お店としてはフランス革命後にケータリングを始めたのが始まりで、今でもそのお店は現在でもパリのフォブール・サント・ノーレ通りにあり、当時からダロワイヨの評判は高く、食通が通う店として有名でした。

トレテュール（高級総菜）をはじめ、パンやチョコレート、マカロン、パティスリーも作っていて、特にチョコレートケーキのオペラの発祥のお店としてその名を馳せています。

◆今日のスイーツ　ダロワイヨの「フレーズ クール」

今日のお菓子はダロワイヨの「フレーズ クール（fraise coeur）」。

少し前までは「ラ・フレーズ」という名前で売られていたケーキです。

fraise coeurとはフランス語で「イチゴのハート」という意味。ネーミングも可愛いですね！

ピスタチオのスポンジの上にイチゴのジュレを乗せ、あまおうを使ったイチゴのムースとイチゴのソースで包み、イチゴのプツプツはホワイトチョコレートで表現した可愛らしいケーキです。

ダロワイヨの「フレーズ クール」とニルギリの相性

フレーズ クールとニルギリの相性はとっても良かったです。
ニルギリは本当にイチゴを使たケーキとの相性がいいです。

ムースの部分はイチゴミルクのような味だったのでミルクティーのニルギリとの相性がとても良かったです。

「フレーズ クール」合いそうな、その他の紅茶

ディンブラ、ヌワラエリヤ

酸味も効いているけれど、甘みもしっかりとあるので、キリっとした渋みのあるディンブラとも相性がよさそうです。

そしてもう一つ、さっぱりとしながらもイチゴミルクのようなムースはコクもあるので、すっきりとした紅茶でコクもあるヌワラエリヤ、それもヌワラエリヤのミルクティーとも合いそうに思いました。

ダロワイヨの「フレーズ クール」は見た目も可愛いしお味も美味しいケーキでした。

ムース部分はイチゴミルクのように甘く、ジュレの部分は酸味があってそれがいアクセントになっていてとっても美味しかったです。

ムースの部分が多いので、これからの暑い時期にも美味しく食べられそう！

また食べたくなる可愛くて美味しいケーキでした！