<お菓子と紅茶のマリアージュ>フレデリック・カッセルのタルト・アプリコ・ジャスマンに合う紅茶は?
「マリアージュ」とは食べ物と飲み物の組み合わせのことで「ペアリング」とも呼ばれます。
ベストな組み合わせはお互いの良さを引き出すことができ、美味しさがより一層アップします。
だからスイーツを最高に美味しくいただくには、そのスイーツに合う紅茶を見極めることがとっても大切なのです。
今日のスイーツはフレデリック・カッセルの7月の限定スイーツ「タルト・アプリコ・ジャスマン」です。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
目次
◆今日のお店「フレデリック・カッセル」とは
フレデリック・カッセルはフランス発のパティスリー。
本店はフランス最大の宮殿として知られるフォンテーヌブローの近くにあります。ドイツやモロッコにもお店があり、日本では銀座三越にお店があります。
スペシャリテは「ミルフイユ・ヴァニーユ」。
そして、毎月「今月のインスピレーション」と題して1つのフレーバーに焦点を当て、そのフレーバーを使ったスイーツを数種類、発表しています。
◆今日のスイーツ フレデリック・カッセルの「タルト・アプリコ・ジャスマン」
今日のお菓子はフレデリック・カッセルの2019年7月の限定スイーツ「タルト・アプリコ・ジャスマン」。
「タルト・アプリコ・ジャスマン」はその名の通りアプリコットとジャスミンを使ったタルト。
タルトの中にビスキュイと杏子のコンフィチュールが入っていて、その上にジャスミンの香りのクリームと杏子のコンポートが乗っているケーキです。
◆選んだ紅茶は「ディンブラ」
フルーツががメインのスイーツだとさっぱりした紅茶のニルギリを合わせたくなるけれど、今回はジャスミンクリームが使われているので、ちょっと悩みました。
こうゆう時はどんなケーキにも合わせやすいディンブラが頼りになります。
ディンブラはお花の香りとも相性が良いので、きっとジャスミンを使ったこのスイーツにも合うはず!と思ってディンブラを選びました。
◆ディンブラという紅茶
◆マリアージュの結果
フレデリック・カッセルの「タルト・アプリコ・ジャスマン」とディンブラの相性
タルト・アプリコ・ジャスマンとディンブラは良く合いました。
やっぱりディンブラは紅茶の優等生ですね。
ジャスミンのクリームがやや濃厚だったので、ある程度渋みのある紅茶がぴったり。
ストレートでもミルクティーでも美味しいマリアージュになりました。
「タルト・アプリコ・ジャスマン」に合いそうな、その他の紅茶
ニルギリ
渋めに入れたニルギリのミルクティーもタルト・アプリコ・ジャスマンに合いそう。
ストレート用にいれたニルギリだと、さっぱりしすぎちゃうのと、ニルギリの青っぽい香りがジャスミンと合わなさそうだけど、濃い目でミルクティーにすれば合いそうだと感じました。
タルト・アプリコ・ジャスマンはちょっとジャスミンのクセが強いケーキでした。
ジャスミンの香りはジボタン社の香料を使っているのかな?
ジボタンもフランスの会社だし、以前ジボタンのジャスミンの香料を使った紅茶を飲んだ時と同じ香りがしてので、そうなのかな?と思いました。
ジボタン社のジャスミンの香りは甘い香りでいい香りなんだけど、ちょっと化粧品ぽさがある香りなので、この香りがケーキに入ってしまうと苦手と感じる人が多そうと思ってしまいました。
ジャスミンの香りはもうちょっと弱くてもいいのになというのが正直な感想です。
でもアプリコットはコンフィチュールもコンポートも美味しいので、そこはさすがフレデリックカッセルです。
私はとにかく杏子が好きなので来年も杏子のスイーツを作ってほしいけど、ジャスミンは合わせなくてもいいよー、もしジャスミンを合わせるなら香料じゃなくてジャスミンの花そのものの香りを使って欲しいなーなんて思ってしまいました。
◆今日のお店の詳細
Frederic Cassel(フレデリック・カッセル)
店名:フレデリック・カッセル三越銀座店
所在地:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 B2F
最寄駅:
東京メトロ銀座線、丸の内線、日比谷線
銀座駅A7出口 徒歩1分
TEL:03-3535-1930
営業時間:10:00〜20:00
定休日:銀座三越に準ずる
タルト・アプリコ・ジャスマン
1個756円(税込)