＜お菓子と紅茶のマリアージュ＞フレデリック・カッセルのタルト ルージュ・オ・プランタンに合う紅茶は？

マリアージュとはお茶とお菓子が引き立つ、最適な組み合わせのことです。

スイーツを最高に美味しくいただくには、それに合った紅茶を選ぶことがとっても大切。合わせた紅茶によって、おいしさが増したり、減ったりしてしまうからです。

今日のスイーツはフレデリック・カッセルのケーキ「タルト ルージュ・オ・プランタン」です。

さて、どんなマリアージュになったでしょうか？

◆今日のお店「フレデリック・カッセル」とは

フレデリック・カッセルはフランスのパティスリー。
本店はフランス最大の宮殿として知られるフォンテーヌブローの近くにあります。

パリでも大人気のフレデリック・カッセルはショコラティエであるとともにパティシエでもあり、スペシャリテである「ミルフイユ・ヴァニーユ」はイルドフランスのコンテストで「ベストミルフィーユ」にも選ばれた逸品です。

定番のスイーツの他、毎月「今月のインスピレーション」と題してテーマに沿ったスイーツを期間限定で発表しています。

2020年4月のインスピレーションのテーマは「リュバーブ・イチゴ・ハイビスカス」です。

◆今日のスイーツ　フレデリック・カッセルの「タルト ルージュ・オ・プランタン」

今日のお菓子はフレデリック・カッセルの「タルト ルージュ・オ・プランタン」。

こちらはリュバーブ・イチゴ・ハイビスカスと赤い食材を組み合わせた甘酸っぱいタルト。

サクサクのタルト生地にハイビスカスティーを染み込ませたビスキュイをしき、イチゴのクリームを乗せ、その上にイチゴとハイビスカスのジュレで包んだリュバーブのコンポートとフレッシュなイチゴを乗せた可愛いスイーツです。

◆選んだ紅茶は「ディンブラ」

◆ディンブラという紅茶

フレデリック・カッセルの「タルト ルージュ・オ・プランタン」とディンブラの相性

甘酸っぱい「タルト ルージュ・オ・プランタン」とディンブラはとってもいい組み合わせでした。

ディンブラはベリー系のフルーツを使ったケーキに良く合う紅茶なので、想定内の美味しさでした。

ストレートとミルクティーどちらも試してみたけれど、今回はストレートのほうがより美味しく感じました。

「タルト ルージュ・オ・プランタン」に合いそうな、その他の紅茶

キームン

ディンブラは紅茶らしい紅茶なので美味しいマリアージュになるけれど無難な組み合わせともいえます。

ちょっと変化を加えたい場合はスモーキーな香りのあるキームンがよさそうだなと思いました。キームンはうま味がある紅茶だし、イチゴとの相性も良いので、このタルトにも合いそうです。

フレデリック・カッセルの「タルト ルージュ・オ・プランタン」は甘酸っぱくて美味しいケーキでした。

ただ甘酸っぱいだけじゃなくて、味に奥行きを感じたのはリュバーブのおかげかも！イチゴだけのタルトよりもコクが増して深みがある味わいで美味しかったです！

それから、こちらは4月の限定フレーバーだったはずなのですが、私が購入したのは６月中旬でした。４月はコロナウィルスの影響でお店がお休みだったので、6月でも販売してくれていたようです。