ニナスのマリーアントワネットとはどんな紅茶?人気の理由とおすすめの飲み方
フランスの紅茶ブランドNINA’S PARIS (ニナス パリ)で一番人気の紅茶「マリーアントワネット」。
可愛いパッケージでとても有名ですよね。
パッケージだけじゃなく、茶葉そのものや、紅茶の由来も素敵なのです。
今日はそんな人気の紅茶ニナスのマリーアントワネットについて詳しく紹介します。
目次
◆ニナス・パリとは
ニナス・パリ基本情報
社名:NINA’S PARIS (ニナス パリ)
本社:フランス・パリ
創業年:1672年(香料会社として、紅茶の販売は1900年から)
紅茶の特徴:フレーバーティーが多い
代表的な紅茶:マリーアントワネット
ニナス・パリはフランスの紅茶ブランド。
最初は香水商として始まり、1900年にバラのフレーバーティーを発表。
1965年には紅茶専門の会社に生まれ変わり、その時に社名を「NINA’S PARIS(ニナス・パリ)」と改めました。
もともとが香水商だったので、得意な紅茶はフレーバーティー。
フランス人が好むストレートティーに合うフレーバーティーのラインナップが多いです。
ニナスの紅茶が大人気になったのは、ニナスを代表するフレーバーティー「マリーアントワネット」専用のピンクのスペシャル缶が出来てから。
パリのヴァンドーム広場の近くにあるニナス・パリの本店はもともとはカジュアルな雰囲気のお店だったけど、2013年には「マリーアントワネット」専用のピンクのスペシャル缶に合わせて、白とピンクを基調にした高級感のあるサロン・ド・テに生まれ変わりました。
日本にあるニナスのお店は新宿と横浜のル・サロン・ド・ニナス、むさし村山のニナス・パリ、横浜ワールドポーターズのテ・ニナスの4店舗です。
以前は名古屋や大宮、赤坂見附、神保町などにもニナスのお店があったのですけどね・・・
◆ニナス・パリのマリーアントワネットという紅茶
ニナスの紅茶「マリーアントワネット」は
マリー・アントワネットが愛したバラのフレグランスをベースに
ヴェルサイユ宮殿の傍らにある王立農園(キングスガーデン)で育った手摘みりんごのアロマも加えたという、
マリーアントワネットの名にふさわしいフレーバーティーです。
ニナスはもともとはフランス国王ルイ14世(1638-1715)のお気に入りだった香水商でした。
だからルイ14世がヴェルサイユ宮殿の敷地の中に造らせた王立農園で栽培されている花や果実を使用して香水を作ることを許されていました。
1778年には王妃マリー・アントワネットに「ニナセット」というケーキを献上しました。
このケーキのレシピの考案者はニナ・ディアズで、レシピはディアズ家の女性に代々引き継がれているそうです。
「ニナセット」を再現したケーキはパリのニナス本店で食べることができます。
日本でもマリーアントワネットをテーマにしたアフターヌーンティーやスイーツブッフェでたびたび登場しています。
ニナセットはりんごを使ったパウンドケーキです。
ニナスの紅茶「マリーアントワネット」もりんごを使ったフレーバーティーです。
ニナス・パリを代表するフレーバーティーの「マリーアントワネット」。
ニナスを知らなくても、このマリーアントワネットのパッケージに見覚えがある人は多いと思います。
バラにりんごの香りも加えたフレーバーティーは、バラだけのフレーバーティーよりも飲みやすいと感じる人が多いのも人気の理由の1つだし、マリーアントワネットというネーミングも人気の理由だと思うけど、
やっぱりこのパッケージがとても魅力的なのではないでしょうか?
ニナスの紅茶はこのマリーアントワネット専用のパッケージが出来てから人気に火が付きました。
このマリーアントワネットのスペシャル缶のデザインはチョコレートの缶や新しくでたティーバッグの缶にも使用されています。
◆ニナス・パリのマリーアントワネットの紅茶の種類
ニナス・パリのマリーアントワネットは缶入りのリーフティーやティーバッグがあります。
マリーアントワネットは以前は赤い缶に入っていたのだけど、2012年頃から現在のピンクの缶が登場しました。
その時に、このマリーアントワネット用のピンクの缶(スペシャル缶)に入ったものは「マリーアントワネット スペシャル」と呼ばれ、赤い缶の「マリーアントワネット」と区別されていました。
現在は赤い缶のマリーアントワネットは存在していないので区別する必要なないのだけど、マリーアントワネット用のピンクの缶に入った「マリーアントワネット」は現在でも「マリーアントワネット スペシャル」と名付けられています。
袋入りのリーフティーやティーバッグの「マリーアントワネット」に「スペシャル」がついていないのは、スペシャル缶に入っていないからで、中身の紅茶は同じものです。
◆ニナス・パリ マリーアントワネットのおすすめの飲み方
一番のおすすめはティースカッシュ
ニナスのマリーアントワネットでティーシロップを作って
それを、炭酸水で薄めてティースカッシュにして飲むのが私の一番のお気に入りのの味方です。
香りが華やかなマリーアントワネットのティースカッシュはホームパーティーのウェルカムドリンクとしてもよく利用しています。
ニナスのマリーアントワネットは香りが強いのでアイスティーにすることで、強すぎる香りが抑えられ、お砂糖を入れることで香りと味のまとまりが良くなるのです。
アイスティーにして、ガムシロップを入れてもいいのだけれど、ガムシロップを作る手間を考えると、最初からティーシロップを作ったほうが効率が良いなと思うのです。
普通のお水で割ってアイスティーにもできるけど、
マリーアントワネットの華やかさには炭酸水で割ってティースカッシュにしたほうが合う気がするので、私はいつも炭酸で割ってます。
◆ニナス マリーアントワネットのおすすめのマリアージュ
マリアージュとは紅茶と食べ物の美味しい組み合わせのことでペアリングとも言います。
フレーバーティーはベストなマリアージュを見つけるのはなかなか難しいので、ニナス マリーアントワネットは紅茶だけで楽しむことが多いのだけど、
1つだけ、これは合うな!と思っているのが「りんごパン」。
「りんごパン」に合うならアップルパイも合いそうじゃないかーと思うけど。
ここは「りんごパン」がいいのです。
理由はアップルパイに比べてりんごパンのほうが甘くないからです。
ニナスのマリーアントワネットはお砂糖を入れると美味しさが増す紅茶。だから普通にストレートで飲むときもお砂糖を入れたいので、合わせる食べ物は甘みが少ないほうが合うのです。
りんごパンに合わせるときは、マリーアントワネットのストレートティーにお砂糖を入れるか、お砂糖を加えたミルクティーにします。
ニナスのマリーアントワネットはミルクティーに合わなさそうと思うかもしれないけど、結構おいしいです。
私は近所のパン屋さんで売っているりんごパンをよく買うけど、りんごパンが売ってないパン屋さんのほうがきっと多いですよね。。。
りんごパンが見つからなかったら、カスタードクリームが入ってなくて、甘さ控えめのアップルパイでマリアージュを楽しんでみてくださいね。
いかがでしたか?
ニナスの紅茶の中で一番人気の「マリーアントワネット」。
とっても可愛い紅茶ですよね。
香りがきつすぎると感じる場合には、アイスティーやティースカッシュにするか、ミルクティーにして飲んでみてくださいね!きっと飲みやすくなると思いますよ!