<お菓子と紅茶のマリアージュ>ジャックボリーの「タルト オ ペーシュ ドゥ ヴィーニュ」に合う紅茶は?
「マリアージュ」とは食べ物と飲み物の組み合わせのことで「ペアリング」とも呼ばれます。
ベストな組み合わせはお互いの良さを引き出すことができ、美味しさがより一層アップします。
だからスイーツを最高に美味しくいただくには、そのスイーツに合う紅茶を見極めることがとっても大切なのです。
今日のスイーツはジャックボリーの「タルト オ ペーシュ ドゥ ヴィーニュ」です。
さて、どんなマリアージュになったでしょうか?
◆今日のお店「ジャックボリー」とは
ジャックボリーは伊勢丹新宿店の4Fにあるカフェ。
そのカフェのスイーツのテイクアウト店が伊勢丹新宿店の地下1Fにあり、このケーキはテイクアウト店で購入しました。
このお店をプロデュースしているジャック・ボリーさんはフランス人でパリの三ツ星レストランで修行をしたのち、1973年に来日。六本木の「シャドネー」やホテルオークラの「ラ・ベル・エポック」、銀座の「ロオジェ」などフレンチの名店で活躍した方。
「ル・サロン ジャック・ボリー」はお食事もできるカフェだけど、主力はスイーツで、その美味しさは食通にも定評があります。
◆今日のスイーツ ジャックボリーの「タルト オ ペーシュ ドゥ ヴィーニュ」
今日のお菓子はジャックボリーの「タルト オ ペーシュ ドゥ ヴィーニュ」。
こちらはフランス・ブルゴーニュ地方の赤桃「ペッシュ・ド・ヴィーニュ」をつかったタルトです。
「ペッシュ・ド・ヴィーニュ」はブドウ畑の桃という意味で、昔はブドウ畑に桃も植えられていたことから名づけられました。
この桃は果肉が赤く、濃厚な味が特徴。タルトにぴったりな桃ですね♥
◆選んだ紅茶は「ニルギリ」
フルーツを使ったスイーツには、さっぱりとした紅茶が良く合います。
さっぱりとした紅茶といえばダージリンやニルギリが思い浮かびます。
今回は生の桃にもよく合うニルギリを選んでみました。
◆ニルギリという紅茶
ニルギリはインドで作られている紅茶。ダージリンやアッサムほど有名ではありませんが、クセがなく、何にでも合わせやすいので、ブレンドティーによく使われている茶葉です。
◆マリアージュの結果
ジャックボリーの「タルト オ ペーシュ ドゥ ヴィーニュ」とニルギリの相性
とっても美味しい組み合わせでした。
赤桃の風味とニルギリの青っぽい香りの相性がよかったです。
タルトだけど、フルーツの量が多いから渋みの少ない紅茶のニルギリで正解でした。
ストレートとミルクティーどちらも試してみたところ、ストレートのニルギリのほうが、このスイーツには良く合いました。
ジャックボリーの「タルト オ ペーシュ ドゥ ヴィーニュ」に合いそうな、その他の紅茶
ダージリンオータムナル
渋みが少なくて、すっきりした紅茶ならダージリンオータムナルも合いそう。
ファーストフラッシュやセカンドフラッシュのダージリンだと赤桃の香りとバッティングしてしまうかもしれないので、ダージリンならオータムナルがよさそう。
さっぱりした紅茶ならヌワラエリヤも思い浮かんだけど、ヌワラエリヤは渋みとコクが強いから、かなり軽めに淹れれば合うかなーと思いました。
ジャックボリーのタルト オ ペーシュ ドゥ ヴィーニュは美味しいケーキでした。
ちょっと赤桃のクセがあるけど、私はそのクセが美味しく感じました。
チェリーが好きな方ならこのクセが美味しいと感じると思います。
後から聞いた話だと、このタルト オ ペーシュ ドゥ ヴィーニュはジャックボリーのスイーツの中でも有名だそう。
赤桃のケーキって私は初めてだったし、きっと日本ではあんまりないのかも!
他ではなかなか味で、独特な風味があるから、また食べたくなっちゃう魅力のあるスイーツだと思いました♬
◆今日のお店の詳細
LE SALONE JACQUES BORIE LA BOUTIQUE
(ル サロン ジャック・ボリー ラ・ブティック)
所在地:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 B1F
最寄駅:
・東京メトロ 丸の内線、副都心線、都営新宿線
「新宿三丁目駅」 B4、B5出口 徒歩1分
TEL:03-3352-1111
営業時間:10:30〜20:00
定休日:伊勢丹新宿店に準ずる
タルト オ ペーシュ ドゥ ヴィーニュ
1個864円(税込)